このレビューはネタバレを含みます
「本物」の幽霊と胡散臭い幽霊。見せかけでも本物に見えれば関係ないという考え方が最高。白いシーツを使った遊びも最高だし、お話もよくできてる。何より現実(これも胡散臭いけど)と向き合う彼女の顔が忘れられな>>続きを読む
ナレーションが多く、主人公の神経症的な部分が強く打ち出されてる。あの螺旋階段は恐ろしく怖かった。確かに心霊現象は起きていたんだろう。心霊現象と神経症が絡んで、現実感がなくなっていく。脚本段階では、女性>>続きを読む
超娯楽映画!おもしろい!電話だけで映画撮れるなんてすごいな。携帯電話で片っぽがずっと動き回れるなんて、昔じゃ考えられなかっただろう。開始数分で誘拐される。
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主観的な映画。主人公のおっさんは誰とでもヤレるとおもってる野郎で本人もそれを自覚してる。(夢で女が私を抱いてくださいなんて言う場面がある)何やってても所詮は人形ごっこだと思うと見るのがつらくなってくる>>続きを読む
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かなり好き。序盤の化け物とか座敷わらし(これは人間だったのかな)がでてくるリアリティはいい。初すずが描いて形にしていた情景が、右手を失ったために、それを形にできなくなり、すずの記憶としての絵というか、>>続きを読む
画面の向こう側を見つめる視線が印象的。原作がいいのか知らないけど、若いやつの合コンに呼ばれたオダギリの「なに笑ってんの。なにも面白いことなんか起きてないから。すぐに面白いことなんてなくなるよ。ただ仕事>>続きを読む
この抜け具合はなんとも心地いい。ハワイに行ってからのりきれてない。でも面白かった。こういうのをどう撮るかか大事
正直そこまで持ち上げる監督なのかどうか疑問。あと音楽は次はやめたほうがいいんじゃないかな。あれがあの人の作家性だとしたら…。大森靖子ってそんなに女の子というか少女の気持ちをつかんでるの?個人的には大森>>続きを読む
いろいろまずいところはあるが、細かいことは気にしない!
あの安楽亭という場所が生きてるんでも死んでるんでもない人たちの吹き溜まりで、それが川に浮かぶ小さな孤島として、機能してる。孤島にかかるのは橋一本>>続きを読む
ホームドラマのようではあるが、三船敏郎の男の生きる意味についての物語。三船敏郎の今までのおれの人生とはなんだったのかという言葉に、心を動かされる。三船敏郎が生きること=死ぬことくらいに感じる。
映画としては物足りなかったけど、ラストの群衆がフランス軍に集団で、たとえ銃弾をあびても襲いかかるところは、思わず泣いてしまった。あれは記録映像か?どうなんだろう。
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映画とは関係ないが、自分が好きなものが詰め込まれてて、どハマりした。1日の物語に街に電車に立てこもりに、馬鹿騒ぎに監視カメラに、それを終わらせる非情な弾丸に。彼らが夜明けを拝めないところまで徹底してて>>続きを読む
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動きを永遠に止めることは死ぬことであり、ダゲレオタイプによって動きを奪う父親。(お話は小津の真逆)もともと、いつか死んでしまうのはわかってたんじゃないか。母の幽霊の出る地下の地獄と階段の上の天国。階段>>続きを読む
序盤のヒッチハイクで他人を車に乗る人から乗せる人になり、でどんどん男がドツボにはまって行くのは面白い。トラウマを窓枠とカーテンがあたる音や、肉を叩く音などで反復するのはいいと思ったが……、これならラン>>続きを読む
再見。前見たときより、はるかに良く感じた。たしかに入り江が最高。
一同介してもみくちゃになるのがなんとも最高。女3人と男4人がそれぞれひとつの画面に収まってるだけでなんとも言えない素晴らしさ。カレルとジュリアンムーアの窓を挟んでの電話のシーンも素晴らしい。
近づく女中、倒れるテーブル、舞うショール、死体のショットのつなぎはかっこいい。ドミニクサンダがテレビをつけるときに、バスタオルがとれて、尻が見えるのが1番エロかったかな。
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これはすごすぎる。まず序盤の序盤から男を殺す気まんまんで、男の酒を調べたり、女が汚いプールに石をぽちゃっと投げたりしてる。そのあと、男に睡眠薬入りの酒を渡すが、女が見てるのが口じゃなくて男の喉元。酒を>>続きを読む
よくわからないが、とんでるあの画面はなんなのか…。まあ面白かったです。
最高!夜の街のネオンが綺麗。ラストショットきまってる!こういうのは好きだなー。ヒロインが序盤とてつもなくブサイクに見えるんだけど、後半ほんとにかわいく見えてくるからすごい。
街とか工場がちゃんと魅力的に撮られていないのが、悲しい。屋上で喋るシーンが1番良かった。映画人が、関係者の人の傷をえぐっていくのは良かった。ただものほんの記録映像と映画の中の関係者によって語られる記憶>>続きを読む
好きな映画だった。逆さまのキリストや白い馬の入れ方が狙いすぎだが、あの一夜の馬鹿騒ぎはほんとに最高。夜明けの光が尋常じゃない。朝の街に歩き出し、走り出し、瓦礫に倒れこむラストも最高。つまるところ『夜の>>続きを読む