のうこさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

のうこ

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ノーバディーズ・フール(1994年製作の映画)

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すごい小さな世界の話。どれくらいの大きさの町でどれくらいの距離感で人が住んでるのかがつかめない。車が故障してポールニューマンが歩いてると息子が急に「3年ぶりだね」とか言って車で通りかかる。そういう曖昧>>続きを読む

ロイ・ビーン(1972年製作の映画)

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大傑作!1人の男が1つの町を作り上げていく一代記もの。ペキンパーの砂漠の流れ者を思い出した。こっちはよりケレン味が強くて、だからこそ泣ける映画であった。その反面でポールニューマンが異常なほど好きな歌手>>続きを読む

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

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最高の観光映画。バンコクはユートピアユートピア言う割にせわしなく動き回る主人公たち。この映画が日本人によって撮られた「異国」の映画であることがキモ。だから見たいところしか見ない。富田監督は、そういうと>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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156分かける内容にはまったく思えない。祈祷師バトルだけはよかった。いらないシーンも全部見せよう見せようとするから長くなる。馬鹿馬鹿しさだけがこの映画の好きなとこだったけど、ラストでよくわからん取って>>続きを読む

ルート1 USA(1989年製作の映画)

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でかい船にくっついた鎖とか縄とか歯車とかを撮るセンスがすごい。船からの撮影は全部最高。ラストの船着場での画は特に良い。可動橋が動く画にはほんとに引き込まれた。

アメリカのハイウェイのルート1を走り、
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結婚演出家(2006年製作の映画)

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映画監督は死ねば評価してもらえるんだ!というのには、笑ってしまった。あと、結婚式の映像に対して、ヴィスコンティの『山猫』風の画お願いしますみたいな発言があってめちゃくちゃ笑った。まあめちゃくちゃな映画>>続きを読む

道化師(2016年製作の映画)

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なかなか面白かったが、ラストカットのショボさはどうにかならんかったのか。

幸せな時はもうすぐやって来る(2016年製作の映画)

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ゲイジュツやってますよーというウザさが伝わってくる。その割に基本的なことができてない。

花咲く恋(2016年製作の映画)

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こういう映画たまんない。最高。
スマホ泥棒してた少女が、少年院の中の青年と視線をやりとりしながら、どんどん2人が近づいていくというまあ話だけでいいんだけど、見せ方もいい。ダンスシーンの視線のやりとりは
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ピューマ(2016年製作の映画)

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まあまあ面白かった。無ケーカクの命中男みたいな話だが、もうセックスし終わって妊娠してるところからどうするって話。主人公が何も成長してないと思うのは自分だけなのか。どこ行くのでも両親がいちいち世話を焼い>>続きを読む

できごと(1967年製作の映画)

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最初の屋敷のショットでのオフの事故の音から映画が始まるのも強烈。ラストでの反復するのも憎い。序盤の事故にあった車から抜け出すときにジャクリーヌササールが婚約者の顔をハイヒールで踏んづけるショットから回>>続きを読む

車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964年製作の映画)

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喧嘩のシーンは相変わらずすごい迫力。ファーストショットの喧嘩のシーン。改札口から外へ向けられたショットのキレがやばい。そのあと見物人を巻き込み、画面の手前に人を積み重ねるという、他の作品でもあったと思>>続きを読む

限りなき舗道(1934年製作の映画)

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無声映画を初めて映画館で観れたので満足。まあまあ面白かった。銀座の舗道の移動ショットがよかった。いわゆる身分違いの恋愛で、結婚しても姑と義姉にいびられまくって家を出る。その間やけになった夫が事故を起こ>>続きを読む

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

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大傑作!舞台役者がナチスに扮してなんとか出しぬこうとするお話。舞台役者が「演技」することで、本物のナチスと嘘のナチスの掛け合いがまあ面白い。つけ髭のシーンは名シーン。ラスト飛行機で逃げる最中に、嘘のヒ>>続きを読む

小間使(1946年製作の映画)

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まあまあ面白い。ジェニファージョーンズがストッキングを下ろすショットが異様にエロい。

悪の教典(2012年製作の映画)

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スローモーションかける演出と流石にサスペンスとはいえ、誰がどこにいるのかわからなさすぎな部分はマイナスだけど、それ以外は最高でした。弓矢もった彼との勝負は待ってました!と盛り上がったんだけど、あの処理>>続きを読む

狩人(1977年製作の映画)

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一体のゲリラの死体から、時間を超えて年老いた老人たちの証言が始まる。泣いた。
アンゲロプロスにしては観てて長いと感じてしまうような長回しが多かったように思うけど、まあやりたいこと全部詰め込んだ感がある
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歌行燈(1943年製作の映画)

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まあすごかった!!外にいる花柳章太郎が三味線を弾いて歌い、屋内にいる山田五十鈴が思わず外に出るシーン。これだけで泣ける。自分より格下の歌い手の爺さんを辱めて、自殺に追い込んだ花柳章太郎は師匠の父親に破>>続きを読む

昭和残侠伝 死んで貰います(1970年製作の映画)

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少し霧がかるくらい小雨の雨の中、殴られて佇んでいる高倉健と藤純子(違うけど)の出会いが素晴らしい。ヤクザはヤクザをやめられないという主題も良い。

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

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こういう映画大好き。2人の記者の生活は省略してひたすら事件を追いかける姿のみ映す。新人記者ということもあってスポットライトほど、プロフェッショナル感はないが。
序盤の盗聴機を仕掛けにビルに忍び込むシー
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人生タクシー(2015年製作の映画)

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今のところ、パナヒで一番面白かった。傑作。車の車内で人が喋ってるほぼ切り返しだけの映画なんだけど、最高に心地いい。金魚鉢のおばさんに爆笑。あのバラを抱えた女性の聖女みたいな雰囲気はなんなんだ。パナヒの>>続きを読む

PARKS パークス(2016年製作の映画)

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まあ瀬田なつき要素のある部分はそれなりに楽しめるのだが、それ以外は正直ちょっときつい。悪くはないけど、期待しすぎたかも。ツイッターの描写とかなんか違和感がある。おっさんに最近の若者の描写としてツイッタ>>続きを読む

ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)

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なんとなくもったいなくて見てなかったが、ようやく見た。どんどん見ていこう。
ファーストショットからキレキレ。中盤の家族がピアノの伴奏で踊っているシーン、ワンカットで5年飛ぶ。ダンスを踊っていた家族は人
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骨までしゃぶる(1966年製作の映画)

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まー面白かった!!チンピラともみ合いになりながら、桜町弘子が遊郭から逃げるシーンのアクションすげー。あと自分の腕をハンマーで打たせるとこまでの見せ方とか。桜町弘子の眼力がすごい。

パリ、18区、夜。(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

再見。一回目見た時の印象より、相当陰鬱な映画だった。つまり最高でした。3人のどん詰まりの人生をひたすら見せられる。そのどん詰まりから抜け出そうとしても抜け出せない。ラストのベラトリアスダルの向かう方向>>続きを読む

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

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なんとなく再見。冒頭の刑務所内のカット割りからしてやばい。やっぱりショットガンいいね。

毛の生えた拳銃(1968年製作の映画)

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面白い!乱痴気騒ぎも最高だし、銃撃戦かっこいいし、性のごった煮感もいい!

現認報告書 羽田闘争の記録(1967年製作の映画)

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冒頭の写真と音組み合わせすごい。
これはすごいものを見た。

ノー・ホーム・ムーヴィー(2015年製作の映画)

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初シャンタルアケルマン。めちゃくちゃナイーブな映画。あのドキュメンタリー監督が撮る実景を思い出した。あの地獄みたいな心象風景はなかなかいい。風で木が揺れている画を2、3分長回しで見させられて、絶句。爆>>続きを読む

悶絶!!どんでん返し(1977年製作の映画)

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とにかく凄まじい!!風俗まがいの店で、自分が犯した女に家までついていくと、その女と暮らしてるヤクザくずれの男に逆に犯されてしまい、「オカマ」になっていくという内容も狂ってる映画。ラストはめちゃくちゃ切>>続きを読む

バンジージャンプする(2001年製作の映画)

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序盤はベタベタな展開なのに、途中からどこか歪んでくる。まあまあ面白かった。