のうこさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

のうこ

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ユー・キャン・カウント・オン・ミー(2000年製作の映画)

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序盤の両親の事故の間抜けさ、最高。その序盤の大幅な省略が息子を1人で育てるシングルマザーのローラリニーと流れ者のマークラファロの断絶を意識させる。ラストのバス停のシーンは泣いた。

大菩薩峠 竜神の巻(1960年製作の映画)

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刀の壁の隙間からにゅっと出すだけで、人を殺すシーンを処理するのがすごい。ただ一部のほうが面白かったかな。

デジャヴ(2006年製作の映画)

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女の死体と目がかち合って、そこからロマンスが始まるのすげー。あのシーンの切り返しの違和感ったらない。「監視カメラ」の向こうにいる彼女との視線のやりとりもぶち上がった。過去の犯人とのカーチェイスとか最高>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

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ひたすらアップが続くので疲れた…。隣のおっさんはビールのんで寝てた。

血槍富士(1955年製作の映画)

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まず視線やらなんやらのつなぎがすごすぎる……。冒頭の横移動で歩き、それぞれの登場人物を見せる見せ方も素晴らしいし、つなぎと画であの男を「盗人」に見せることに成功してる。画では見えない匂いを撮ろうとする>>続きを読む

関の彌太ッぺ(1963年製作の映画)

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見よう見ようと思って見てなかった。序盤で死を案じさせる水の使い方。土砂降りの中の竹やぶでの斬り合いが水がギラギラ光りまくってて、濡れた刀もギラギラ。序盤から泣かせにかかってくる。歌と見つめ合わない見つ>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

二回に分けて見た。こうなるかもしれなかったのではなく、こうしかならなかったという残酷さ。弱いやつは死んでもずっと弱く、強いやつはずっと強い。残酷だとかどうとか関係なく、ただそういう結末を招かざるを得な>>続きを読む

垂直のまま(2016年製作の映画)

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大傑作。100人以上で他人のマ○コのクローズアップを凝視するという貴重な体験をありがとう!主人公が他人との絶妙な距離感からセックスで関係を築き、その関係から逃げ続けるというお話。玄関先での会話の感じ、>>続きを読む

狂った夜(1959年製作の映画)

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オープニング、立ちんぼ2人が喧嘩しはじめ、そこに2人の男がやって来て、娼婦2人を誘って車に乗せる。そこから、夜まで男たちは狂ったように街をぶらつくという最高の設定なのだが、家に入ってから、急速に失速。>>続きを読む

気ままな情事(1964年製作の映画)

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本当かどうかわからないことって面白いんだなと改めて実感。自分が浮気したくせに、妻が浮気していると疑い始め、どんどんドツボにはまっていく。妻を見張るシーンで夫は庭で妻が出かけるんじゃないかとバレずに見張>>続きを読む

三月生れ(1958年製作の映画)

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路面電車のあの出会い方最高すぎる。夜の街を歩いたりしながら女の子がどうでもいい男と、別居中の夫のことを回想する。ラストの彼女の目が……。夜明けが来て欲しいとは思ったが、めちゃくちゃ好きな映画でした。

SING/シング(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはすごい!!バスタームーン!カメレオンのおばちゃんの目玉が吹っ飛びパソコンのキーボードを二回押すの爆笑した。
あと、ブタのおばさんが急にスーパーで踊りだしたり、コアラがヒツジと洗車するときの動きだ
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

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アフマド監督の映画は楽観的に見えて、常に死と隣り合わせの残酷な現実を見せてくれる。他の映画にも共通の、自動車やバイク、子供みたいにじゃれ合う夫婦、やたらと仲の良い家族、歌、唐突な死(ベストは細い目)な>>続きを読む

話の話(1979年製作の映画)

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軽いトラウマに陥るくらい怖い。狐が赤ちゃんを盗むシーンと人の家族が庭で遊んでいるシーンの不気味さ。子守唄に鳥肌。

アオサギとツル(1974年製作の映画)

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お互いが好きな鶴とアオサギがいやよいやよといいながら、お互いのうちを行ったり来たり。雨の描き方がすごかった。

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

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サッドティーとかめちゃくちゃ面白かったんだけど、今見ると違うのかな…。

Playback(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この人の目の前には、本当は誰もいないんじゃないかという不吉さと寂しさに号泣した。隣の女の人もめっちゃ泣いてた。反復されたシーンで、最初そこにあった物はあるが、最初そこにいた人たちは、もういない。反復さ>>続きを読む

ムクシン(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一夏の少年少女の思い出。ラスト木の上から去っていく少年を見るシーン最高。

細い目(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

男女が見つめあった時に音が遠のいていってまじかと思ったが、(その見つめ合いも微妙…)ラスト素晴らしいです。ヤスミンアフマドの映画はどこか死の不吉さがあって不気味。

ラブン(2003年製作の映画)

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映画自体はとんでもなくつまらなかったが、めちゃくちゃ不気味な映画。怖い。死についての映画なのかなこれ。

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

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わざわざ映画にする必要あったのか。見ていて楽しくない。会話のやり取りは笑えるけど。

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これも凄まじく淡々としていて、感傷的なシーンなんてないが、それでいて、「妻を愛している」のたった一言で泣かせられる。ちょっと長いけど。序盤のちぐはぐな視線が結婚の不穏さを感じさせる。そしてそれが見られ>>続きを読む

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

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淡々としていて全く感傷的なシーンがないのに、泣けてくる。こういうのがやっぱり良い。ラストショットがやばい。

ボクシング・ジム(2010年製作の映画)

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ほんとにずっとひたすらトレーニングしてる。最高でした。

パブリック・ハウジング(1997年製作の映画)

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街をどうしたらよくなるのかディスカッション。もう少し若者の様子も見たかったなー。ほとんど中年か年寄りか子供しか出てこない。でも街そのものの活気が撮れていて、かなり好きでした。ここでも良い電話のシーン。

臨死(1989年製作の映画)

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ほんとにずっと6時間しゃべってる。『病院』のように、手術するシーンが一切ない。医者が、私たちはもうほぼ助からないとわかっている患者をどうすべきなのか、そして患者の遺族と話し合いながらどうして欲しいのか>>続きを読む

視覚障害(1986年製作の映画)

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カメラが施設内に入る前に異様にその周縁の車の動きが撮られている。
視覚障害者の男の子が、手で壁を触りながら、廊下を歩き、階段を降り、廊下を曲がったらしながら、先生のところまで自分の解答用紙を持っていく
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