のうこさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

のうこ

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競馬場(1985年製作の映画)

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ラストショットの競馬場内の世紀末感がやばい。思ってたより面白くなかった。手術シーンはやっぱりすごい。

(1976年製作の映画)

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草を食む牛がカウボーイに捕まり、トラックで運ばれ、殺される。それでもベルトコンベア式に動きを止めずにバラされ、肉になっていく。生きてる時の牛の集団の動きも興奮するのだけど、解体の動きが無駄がなさすぎて>>続きを読む

霊長類(1974年製作の映画)

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さっきまで、ちょこまか動き回っていた子猿が数分でばらばらに解体され、脳みそ薄皮一枚になるのが観れる。骨を砕くバキボキという音が耳から離れない。飛行機での無重力における猿の実験も、飛行機の動きを外から撮>>続きを読む

基礎訓練(1971年製作の映画)

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リアルフルメタルジャケットが観れると思ったけど、すこしソフト。歯磨きシーンに大爆笑。歯磨きのビデオ50分って意味わからん笑。時間が経っていくごとに、兵士たちの行進が綺麗に整っていくのがわかる。

病院(1970年製作の映画)

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いろんな人が病院にやってくる。もうどん底に追い詰められたような人間もやってくる。家族に追い出され、行き場を失い男娼をして生きている男を、助けようと福祉局?にひたすら電話で支援を頼む精神科医。引き込まれ>>続きを読む

法と秩序(1969年製作の映画)

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通りがかりのパトカーに乗った警察管が「あいつを見なかったか?」と少年に聞く。少年の友達やら家族がわらわら集まっている。車の助手席から運転席にいる警察管の横顔と車の開いたウィンドウに手を置いている少年の>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストの反復で、回想かと思ってこいつ殺すと思ったが、回想ではなく、二人の出会いがこうありえたかもしれない過去として映画の嘘で過剰に作られていくのがたまらず泣いたが(ただのダイジェストみたいになって途中>>続きを読む

ざ・鬼太鼓座(1981年製作の映画)

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めちゃくちゃ太いバチをもって、上半身を斜めに保ったままばかばか太鼓を打つ姿がやばい。

舞もかなりすごかった。走って太鼓を打って走って太鼓を打っての繰り返し。走っただけでああはならないだろ。

夜ごとの夢(1933年製作の映画)

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車のカットの反復で、不穏な空気が漂い、最悪の結果に。成瀬が撮る水は不吉。

淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

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風でドアが開くくだりで大爆笑した。これもすごい面白かった。

淑女と髭(1931年製作の映画)

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三人の女が絡みはじめてから急速に面白くなる。物をつかったりはしないが、髭を剃ったり付けたりすることで、女性が振り回される様が最高に面白い。友達の妹の誕生日にいく途中で、物盗りの伊達里子を制止して、女性>>続きを読む

脱獄広島殺人囚(1974年製作の映画)

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これはすごい。脱獄がマンネリ化せず、脱獄する度に面白さが加速していく。後半は外の景色が見えたんで、出たいから出ようぐらいの感覚で最高。ラストの山に登って川に落下するくだりのあと線路で歩いてタバコ吸って>>続きを読む

893(やくざ)愚連隊(1966年製作の映画)

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このヤクザにもなれない、どっちつかずのチンピラ感、小悪党な感じがたまらない。その無軌道な感じが画面にも出てるんで、見てると幸福感がある。

沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

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千葉真一の動きがやばい笑。後半の戦争する展開はほんとに最高。

彼方からの手紙(2008年製作の映画)

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ラストの階段、すれ違ったと記憶してたけど違った……。素晴らしく感動的な切り返し。泣いた。

噂の娘(1935年製作の映画)

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絡みに絡みまくった人間関係。ここでも『君と別れて』同様酒と水。酒と川の水をオーバーラップさせたりしている。(これは後の酒を薄めるというところにつながる。)ラスト怒涛の数分間の展開。床屋の中から酒屋を除>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

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夕陽を背にした幽霊?の両親と子供の切り返しにめちゃくちゃ泣いた。2人の間にぐつぐつ煮えるすき焼きの湯気がまた良い。幽霊と会っているときの夏の夕陽の光が感動的。しかし、綺麗な部分だけで終わらせず、一方で>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

夜とか夕方の窓から差し込む光がめちゃくちゃ良い。扉を開けて出られるかというところにバッと射す光。盲人の目の光まで撮っていてすごいなーと思った。(家に侵入する前のシーンの盗品の取引場所の廃墟の夕陽の光を>>続きを読む

暁の7人(1975年製作の映画)

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ラストの内と外の銃撃戦がくそ面白かった。あの狭い部屋が水で満たされてるというというのも素晴らしい。泣けた。

冒頭のシーンの照明がピーカンでなんだこれ大丈夫かと思って撮影監督調べたらアンリドカエでした
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乾いた花(1964年製作の映画)

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池部良と加賀まりこの視線劇として見てもあんまり面白くなかったかな。画面は陰影がバキバキに決まってたので、それ見てるだけで楽しかったです。

青春の夢いまいづこ(1932年製作の映画)

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おもしろい!!物とか手の撮り方がうまい。特に序盤の歩く足の移動撮影からの物にぶつかるとこを見せて止まらせて、田中絹代と見つめ合わせたりするところとか。他にもいっぱいあった気がする。

クローズ・アップ(1990年製作の映画)

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再見。ラストシーン、何度見ても泣ける。映画では余計つかみどころのない真実のようなものを模索するようなお話であり、構成。しかし、映画だからこそ成立するものを見ることができる。クローズ・アップによってカメ>>続きを読む

もどり川(1983年製作の映画)

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これは問答無用で大傑作。よくわからないがめちゃくちゃ泣けた。