いめーじさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Another XX ダブルエックス 黒い追跡者(1997年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

『美しき標的』で協力捜査した夏美との再会!犯行を重ねる2人組のレイプ犯!暗躍する2人組の殺し屋!
前2作と比べると猟奇性は薄くなっているけれど、別の方向で尖っていたから余裕で楽しめた。

演出はクール
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Another XX ダブルエックス 赤い殺人者(1996年製作の映画)

4.1

『美しき標的』の水木恭子が主人公のスピンオフ。
開幕から乳。もがれた乳。
大人の落ち着きを見せる水木と、悪い意味で無鉄砲な新人警官の対比が良いですね。
「サイコパスって呼ばれる人間がいるのよ…」「サイ
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XX ダブルエックス 美しき標的(1995年製作の映画)

4.2

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カメラとノミを使う連続強姦殺人犯を追う検視官と売春の元締め!
俺がダブルエックスシリーズに求めていたものはコレなんじゃ。

しっかり見せる解剖や主人公が強姦される展開も大したもんだし、サイコ野郎の狂気
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

3.5

カラー版を観た。
知り合いが死にまくるオバサン、花を食う客、ドM患者とか、リメイク版よりも尖って感じられるキャラとセリフばかり。店長もこっちの方がおもしろい。
ただシーモアは見ていてキツイ。

リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

4.3

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最高にシュールなミュージカル映画。
感想は思いつかない。

ディレクターズカット版のラストはド派手な世界的パニックになっていて、あれを未公開にしたのは勿体なさすぎるよな〜。

クレイジー・キラー/悪魔の焼却炉(1969年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

パラノイアな自分の状況にハマって殺人を楽しんでいるグレイトな犯人視点で展開するサスペンス。なぜか幽霊モノにもなる。

大胆な音楽使いにはテンション上がるし、顔面ズームも急に雰囲気が締まって効果的。
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スタング 人喰い巨大蜂の襲来(2015年製作の映画)

3.1

ハチのフォルムが素敵。犬が死ぬ。しっかりとキモくて恐ろしいモンスターパニックでした。
好きかというと、いや別に…って感じ。

XX ダブルエックス 美しき狩人(ハンター)(1994年製作の映画)

3.8

美人な殺し屋の「女」を目覚めさせてイチャラブする話。
キャラはシリアスなんだが、シチュエーションと音楽のセンスがヘンなので笑っちまう。

ショボいアクションや青姦とかセクシー拷問など良いシーンはあるし
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マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

4.2

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路上レイプからロザリオプレイの神々しさが素晴らしいな。割とマジで名シーンなのでは。

ロブスターレイプはなんでロブスターなのか全然わからんけど、彼女の精神がモンスターの領域に変貌するメタファー的な演出
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

2.5

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普通に殺して解決しちゃったけど、民主主義の死んだディストピアでは最善策なのかもね。

ピータに突き飛ばされた隊員の死を悲しんだりピータを恨む人が全然いなかったの都合いいな〜。

ゾンビパニックみたいな
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

3.2

リアル志向と言うべきか…なんて地味なのかしら。
プロパガンダがメインの戦争映画と捉えると珍しさがあるけれど、まぁおもしろくはないわな。

墓地裏の家 4K レストア版(1981年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

シャイニングっぽさがなくもない。
写真が話しかけてくる不気味さが良い。

アンはミスリード扱いを飽きられたかのように殺されていたなぁ。ゴリゴリの首切断は良いゴア。

バケモノは数人で協力すれば倒せそう
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地獄の門(1980年製作の映画)

3.7

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冒頭に出てきた「new york」とかいうテロップに最後まで納得できなかった点が1番おもしろいかも。

目を合わせると血涙と内蔵をゲボゲボして死ぬのは凄く良いシーン。
ウジ嵐は嫌すぎる。
ゾンビがその
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ディメンシャ13(1963年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

コッポラの初期作は屋敷サスペンス。
丁寧というか律儀な描写で犯人は分かりやすいけど、主役の交代(というか消失)とか大胆な展開はあるし、斧を振り下ろしたり死体を吊るす異常性が動機と噛み合わない感じもそれ
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スパイダー パニック!(2002年製作の映画)

3.0

スカヨハが出ているけど、中途半端なサイズのクモ、中途半端なキャスト、中途半端な尺、中途半端な作風で、総じてめちゃくちゃフツー。
クモの鳴き声が人間すぎる。

ルチオ・フルチのザ・サイキック(1977年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

視える瞬間のズームがクセになる。音楽も良い。
透視ではなく予知だと気付いてからも運命に流されてるだけだった主人公が哀れ…。

XX ダブルエックス 美しき凶器(1993年製作の映画)

3.0

視覚的にも社会的にも闇に生きる盲目の殺し屋美女(標的と1回寝るスタイルがエロい)と、盲導犬志願のキザな殺し屋が良いロマンス。
でもテンポ悪すぎ〜。

リサと悪魔(1973年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

画作りのセンスはさすがだけど、あんまりおもしろくはなかった。
リサは妙にビビり続けて言葉数も少ないし、悪夢を進行させるだけの人形みたいな役割しかこなしていなかったのが主人公としてキツイ。

ラストの飛
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血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

4.0

冒頭のマスク打ちは強烈。

あらゆるシーンでモノクロならではの美しさを堪能できるし、撮影の仕組みが気になる瞬間も多い。

話は大して好みじゃなかったけど、映画としての質はマジで高い。

赤い影(1973年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

印象的に映り込む「赤」、自覚の無い白昼夢のような予知、殺人鬼のビジュアル、昔から決められていた運命の伏線と無力に終わる霊感など、部分的には素晴らしい。

修復の仕事と迷路のような街はめちゃくちゃ心のメ
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オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

題材は好きだし終盤の真相には驚かされたが、なんか「無」なんだよな。
観終えた後に映画そのものをどうでもよくさせる薄さ。
夢オチは虚構だからこそ良いと思えるモノがあるけれど、これは夢に対する誠実さが中途
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4匹の蝿(1971年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

神様登場シーンの「ハレル〜ヤ!ハレル〜ヤ〜!」おもしろすぎ。

探偵とダリアの殺人シーンは印象的だったけど、そこまでウロウロしている時間が長すぎるんだよな。
犯人が豹変した時の狂いっぷりは最高。

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ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

病院に閉じ込められて謎のカルトっぽい集団によるモンスターパニックっぽいものが始まる話。

研修中の学生は優秀ぶった態度でいたのに事が起こるとビビって何もできなかったり、父親は銃弾落としたり、州警察おじ
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恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

3.8

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冴えない主人公のケイシーがKARATEドージョーに入って(有害な)男らしさを身につけていく話。
エロ要素はほぼ皆無で、風刺として真っ当なラインを感じる。

センセイは昼の部だけならマトモに見えなくもな
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トロメオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エログロナンセンスロミジュリ。
割と長い。

エピローグはさすがに爆笑した。
最後の赤ちゃんだけ正常だったのって浮気オチだと思ってるんだけど、言ってる人をまったく見かけない(そもそも観ている人間が少な
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MEGA SPIDER メガ・スパイダー(2013年製作の映画)

4.3

開幕の大作感が凄まじい。

クオリティはともかく暴れ回るビッグアスなスパイダーをガッツリと見せてくれるし、メインキャラは何度も笑わせてくれるし、ユルい害虫駆除バディとシリアスな軍を交互に動かす作りは純
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モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

3.4

ミスリードの演出にやられ続けてサスペンスのおもしろさに惹き込まれつつ、犯人と動機の説明で「分かるわけねーだろ!」と思わせてくれるジャーロあるあるな流れだが、サイコ感が薄くて個人的には物足りず。

実用
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.8

アナベルが人形としての品格をギリギリ保ちながら必死に獲物を誘うシリーズの始まりを描くやつ。

この手の映画を何度も観ていると、家の中を長回しで撮るシーンにチュートリアルっぽさを感じる。

椅子でユラユ
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ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた(2011年製作の映画)

3.8

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オッサンを犯して殺すファーザーファッカー・ファックマンを追う者たち!
ファックマンとかいう安直すぎる名前がウケるし、ちょくちょく挟まれるバカシーンがクセになる。グロも尋常ではない低俗さ。
どう考えても
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コップランド(1997年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

文字通りサツの王国と化してる逆無法地帯の町で、おっとりと従順な感じに生きてるスタローンが終盤でワイルドスタローンになる熱い構成。

個人的には片耳難聴ってだけで好感持っちゃうし、そうなった原因が迷いな
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白い肌に狂う鞭(1963年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まさかファースト鞭打ちが野外とは…
クルトの雰囲気がドラキュラすぎる。

誰よりも頑張ってる使用人が良い。

全体的に映像が暗いけど、照明や陰影に拘った結果なのだろう。

風で動く枝が鞭に見えちゃうシ
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援助交際撲滅運動(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エロも激しいがバイオレンスも強烈。
テンポが良いので普通におもろい。

ヤり逃げされた知り合いの復讐とか、国のためのエンボクとか言ってるけど、自分が気持ちよくなれるからやってるだけだろと言いたくなるク
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ビヨンド 4K レストア版(1981年製作の映画)

4.0

よく分からんうちに人が死にまくる!
大体の見せ場は「え!なんで!?」ってなる。地獄の門がアレだから…で納得するしかない。
フルチ汁の海で、あてもなく漂い続けるだけ。

音楽のセンスがズレていて好き。
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アジアの悪魔モノって珍しさはあれど、話の流れは『悪魔の棲む家』と『エクソシスト』の分かりやすい組み合わせ。

憑かれた人の顔面力は凄いし、母親の成りすましは怖かった。
家の程よいサイズがリアルな緊張感
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.6

雇ってくれる飲み屋を探していたフリーの歌手が、人違いでギャングから狙われてしまい、なんだかんだ殺しまくる話。

悪夢のシーンが好き。
低予算感が気にならず、良い意味でコンパクト。キャラはビミョー。
1
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.7

前作のスパイダーマンは忙しかったけど、今回は映画の構成そのものが忙しい。

ヴェノムの黒いスーツは呪いのワンピースみたいなオカルトホラーっぽさがある。

ピーターの周りばかりが騒がしくて、良くも悪くも
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