ジョウさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

ジョウ

ジョウ

映画(1155)
ドラマ(0)
アニメ(0)

續姿三四郎(1945年製作の映画)

3.0

途中までは「姿三四郎」と同じく姿のまっすぐな人間性が見えて良かったです。
特にアメリカ領事館で一戦交え、掟を破り和尚に破門を申し出る時の和尚の一言。
「道のための形は、道のために崩れても構わん」
人生
>>続きを読む

一番美しく(1944年製作の映画)

3.5

女子挺身隊という主に工場労働をしている未婚の若い女性達の話。
戦時中の女性のたくましさがよく分かる。
渡辺役の矢口陽子さんは後の黒澤監督の妻らしい。

姿三四郎(1943年製作の映画)

3.5

黒澤明監督の処女作。
正直作品の内容よりもこの作品に関する逸話の方に目がいってしまいます。

・電力節約のために関係者の知らないところでカットされていた
・そのカット部分のフィルムはロシアに保管されて
>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

B級感がたまらんですね。
面白いです。
ただ1つ、タッカーの蜂刺され痕が3日目には跡形もなく消えているのが気になる。
蜂刺されってすぐ消えるもんですかね?
分からないのでアレですが。

清須会議(2013年製作の映画)

3.4

三谷作品としては大人しめではあるけどキャストが最高なので。

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.6

やっぱり豪華なキャスト陣。
「ザ・マジックアワー」主人公の村田役で佐藤浩一さんと「THE有頂天ホテル」のコールガール役で篠原涼子さんが出演しているので、三谷作品を順に観ていくと過去キャラの持ち込みに気
>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.4

直接的に言われてはいないけど、原作小説も「酒鬼薔薇聖斗事件」が基になってます。
それを知ってるとよりリアルに感じられるかもしれない。
この作品で特に言いたいのは犯罪者の社会復帰の難しさというところ。
>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公でもあるマリオンが簡単に死んだのには少し驚いたし面白かった。
あまり現実味のない真相と、探偵が殺された時の階段から落ちる描写の不自然さは個人的に好きではないポイント。

少女は悪魔を待ちわびて(2016年製作の映画)

2.4

細かい部分がガバガバ。
父親は刺されて殺されたのならさすがに刺された瞬間気づくだろうし、ヒジュ1人でミンスをバレずに運べるわけないし第一どうやって部屋に入ってるのか。
それにその時ギボムの部屋の中にい
>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

前作の「パーネントバケーション」では自分の街に燻り、パリに出ていくまでを描いていたけど、今作ではいくつかアメリカの街が出てくるけど「どこも同じだ」という旨のセリフが多く面白い。
後はやっぱりカメラワー
>>続きを読む

スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.6

二転三転どころじゃなくて中々ややこしい内容ではあるけど面白い。
公務員の相変わらずの汚職っぷりも良い。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

2.5

ポンジュノ監督がコミックショップで見つけた小説を基にした「地球凍結後に唯一生き残った人間が集まった一つの列車に階層があり、最低下層の人々が反乱を起こす」という設定自体は面白い。
ただテンポが良くない。
>>続きを読む

大空港2013(2013年製作の映画)

3.7

全編ワンカットで段取りやらすごい難しいはずなのにかなり高いクオリティ。
それぞれ個性のあるキャラを高い演技力で演じるキャストの中で、青木さやかだけが浮いてたなー。

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.7

「そして父になる」でもそうだったけど、やっぱり子供にとって重要なのは科学的な繋がりじゃなくて、一緒に過ごした時間なんだなと思う。
アップテンポで楽しげな音楽があの親子にピッタリで良かった。

7号室(2017年製作の映画)

2.5

展開に起伏がなくて淡々と進む感じ。
つまらなくはないけど面白くもない。

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.5

日本特撮映画の代表格ゴジラシリーズの原点。
50年代の映画にしてはやっぱり迫力や緊迫感があるし、当時第五福竜丸の被爆事件にインスパイアされた事から、水爆や原爆や放射能へのメッセージも明確。
あとはやっ
>>続きを読む

奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

2.5

実際の事件を基にしてある作品だけど、事件の詳細に関しては結構歪曲されていて、あくまでもモチーフにしているだけのような感じ。
韓国映画の実際の事件を基にした他の作品とは少しズレている。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.3

キリスト教の歴史や秘密についての話はすごく興味深かった。
最後の晩餐の絵の秘密とかも。
ただ調べてみたら本当かどうか怪しい内容で個人的にがっかり。
それに聖杯の正体が「キリストの末裔の女性」と判明した
>>続きを読む

ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

1.5

ピンク色の血のりをつけて一生懸命芝居してる役者を観ると、申し訳ないけど笑えてくる。
よくこんな血のりでOKしたなと思う。
内容以前の問題。
悪役もコロコロと変わるし一貫性がない。
シリーズ最低作品。

ソウ6(2009年製作の映画)

2.8

今作は話の展開上、謎が残されたまま終わった形になっていてモヤモヤする。
単なるグロ映画。

ソウ5(2008年製作の映画)

2.5

特に目覚ましい面白要素はなく。
完全後付けの設定をあたかもびっくり仰天のように観せてる。
最後のストラム捜査官はアホすぎる。
今まで何回も捜査してきてルールに従わないといけない事分かってるはずなのに、
>>続きを読む

ソウ4(2007年製作の映画)

3.0

冒頭のジグソウの胃からテープを出して聞く場面が、実際にはこの作品の最後に当たる事が今回鑑賞側を騙す要素だと思うけど、騙されたというより単純に混乱するだけ。
3の終わり方が4の冒頭に直結していてもおかし
>>続きを読む

ソウ3(2006年製作の映画)

2.7

1.2と比べるとかなり見劣りする。
まずかなりグロい。自分はグロ苦手とかではないけど、それでも少しキツイ場面があった。
それともう一つ1番大きな原因が、1.2のような巧妙で大きなトリックが無かったこと
>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.8

フランクダラボン監督4作目。
非常に興味深い作品だった。
極端な状況ではあるけど、極限状態に置かれた人間の行動原理や異常さが1番面白い。
そしてそれを表すかのようなエンドロール。
主人公のデイヴィッド
>>続きを読む

宵闇真珠(2017年製作の映画)

3.0

とにかくオダギリジョーがカッコいいのと映像がキレイ。
少女を起点としている点や、近代化によって失われた文化にフィーチャーしている所などがオダギリジョー監督の「ある船頭の話」に通ずるポイントが多い。
>>続きを読む

団地(2015年製作の映画)

3.3

終盤にかけてファンタジー色が強くなってきたのが個人的にはあまり好きなポイントではないけど、シュールな笑いが良かった。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.7

フランクダラボン監督の2作目。
トムハンクスとパリーペッパーは「プライベートライアン」でも活躍した2人で、やっぱりカッコいい。
3時間の作品だけど、あまり長いとは感じなかった。

FOUJITA(2015年製作の映画)

3.0

ストーリーはまったく面白くない。
というよりストーリーで魅せる作品ではない。
映像がとても美しい。
自分が気づいた限り、アップで撮っているカットがゼロに近い。
人が喋っている場面でも、パリや日本の風景
>>続きを読む