じゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

面白い。
淡々としてるが、お洒落なチャプターで区切ったりして、小技は効いてる。

映像の色合いが好きだ。
外ではパステルカラーぽい明るい光。

普通の屋内ではそこにアースカラーを少し混ぜたような落ち着
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

漫画とアニメ一期は視聴済み。
ようやく映画も視聴。

アニメ一期を見ていたので、世間の評価高いのを疑っていたのだが、やはり予想した通りの出来。

まあまあ。

友情、努力、勝利に家族愛を追加。
王道の
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ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002年製作の映画)

3.8

ルパン映画で2番目に素晴らしい?

これから全作品見る予定だけど、とりあえず今まで見た中では、カリオストロの次に素晴らしい。

カリオストロと違ってちゃんとハードボイルドしてる。

所謂、ルパン一味が
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転がるビー玉(2019年製作の映画)

-

オープニングの木々からの国立スタジアムだとか構図や映像は良く、期待を抱かせてくれる。

アイボリーとピンクとオレンジの色使いが特徴的な映像で美しい。

色彩はかなり好き、気に入った。

ただ内容はそん
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

3.0

うーん、なんだこれ?
 
基本的に大林監督とは合わないのだが、これは彼の美的センスが発揮されているのだろう、映像はそこそこ安ぽい耽美で悪くは無かった。

相変わらずダサダサなセンスの、
変態ぽいが。今
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Zアイランド(2015年製作の映画)

3.2

ドロップに続き視聴。
今回はうーん…

ゾンビものを、女子高生のアクションとヤクザもので味付けしてコミカルにやりたいのはわかるが、ちょっと滑ってるシーンが多い。

ドロップの若者感で、ボケとツッコミの
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ドロップ(2008年製作の映画)

3.5

品川監督作品はフィルマークスのスコアはいつも低いが、バイアスがかかっているのではないかといつも疑問。

品川監督は日本で最も過小評価されてる監督ではないか?

サンブンノイチを少し観てから割とこの監督
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東京パラリンピック 愛と栄光の祭典(1965年製作の映画)

2.7

50年以上前の記録映画。

なので、今と同じような平等やリベラルな視点がないのは、ある意味仕方がないとは言える。

まあそれでもちょっとどうなんだろうという場面は多々あるのだが。

ただそれを抜きにし
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楢山節考(1983年製作の映画)

3.2

2016.08月に視聴 
まだフィルマークスやっていなかった頃。

うーん、世間の評価やフィルマークスのスコアほど、面白く感じなかったような。。

リアルさを追求しているようでいて、
実はかなり胡散臭
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ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ(2006年製作の映画)

3.3

最初の始まり方は良い。

珍しく、時系列が遡る。

次の仕事までの、7日間のリミットの間に
ルパン、次元、それぞれの仕事をこなすはずが…

ふあいあーのキャラがきもい。

じゃじゃ馬娘は金髪でなくて良
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ルパン三世 霧のエリューシヴ(2007年製作の映画)

2.8

ファーストルパンのマモウキヨウスケの話をまさかリメイクするとは。

あの話は元々異色な話なので、よほど上手くやらないと難しい話だと思うのだが。

そもそもテレビ版はコメディだったが、
これは割とシリア
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ルパン三世 the Last Job(2010年製作の映画)

2.9

冒頭の橋を〇〇するのはいくら何でもやり過ぎ。

納谷吾郎の声が完全に限界。
気の抜けた声しか出せなくなっている。

次回作で声優変わるのも納得。
旧声優たちのラストジョブ最後の仕事なのね。なるほど。
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ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~(2008年製作の映画)

3.2

冒頭の銭形の活躍が中々良い。
いつもこれくらいなら間抜け感がなく良いな。

アイヒマンに捕まったあとの脱出方法を探る時も、沢山のバリエーションを五右衛門が知って潰しているのも小技が効いていて良い。
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ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~(2004年製作の映画)

2.7

2004年の時点でこのキャラデザ?
赤ジャケの古くさいルパン一味の顔とキャラ。

話は全然面白くはない。

ルパン一味の描き方もなんだか安っぽいし納得いかない。

峰不二子がかなりフィーチャーされてる
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

意外と皆さんスコア低いんやね。
まあわかる気もするが。

これはもう何て言ったらいいのだろう?

とても不思議な映画だ。

とても美しい映画とも言えるし、
とても醜悪な映画とも言える。

アリアスター
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

いやあ、面白かった!
素直にサスペンス、アクションを楽しめた。
これは中々良いです。拾い物。

こんなに何も考えず、この手の映画を楽しめたのはスピード以来かも。
素晴らしい。

フィルマークスのスコア
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

3.2

こういう教育啓蒙映画は、男性全員見た方が良い。

ポップな表現で重い生理が描かれている。

ただ良かったのは、男性がわからない生理の重さを描いた序盤だけで、途中からどうでもいい恋愛話になってしまう。
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任侠学園(2019年製作の映画)

3.5

劇伴が中々良い。手堅い感じ。

調べたら、末廣健一郎。

ワンミュージック所属の作曲家は殆ど素晴らしい。
まだハズレを引いたことが無いかも。

3箇条のオチがあまり面白くはないのが残念。
それ以外の笑
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

2.8

いかにも、典型的な邦画。

劇伴は凡庸かつ古臭くダサい。
この映画だと特に音楽は重要なだけに残念。

そして邦画にありがちな、まったりしたゆるい時間の流れの、否、だらだらした編集。

この内容で105
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太陽の蓋(2016年製作の映画)

-

冒頭から顔のアップ、バストショットばかりでちょっとうんざりしてしまう。

それが全く無い映画もよくあり困るのだが、だからといってそれに頼る映画も困る


顔のアップに耐えられる人とそうでない人はいる
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.2

出光の創業者のお話。

うーん、画面がずっと暗くて見辛い。
常にモスグリーンぽい色味がかっている。

主演の岡田君は頑張ってはいるが、頑張っている以上の何かをもたらすまでは行っていない。

こういう昭
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バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

1.8

原恵一はどこへ向かっているのだろう?

実写映画では、大きな課題があるにしろ、なんとなくやりたいことは見えていた。
面白くはないけど、作家性は発揮出来ていた。

クレヨンしんちゃんでは、子供向けアニメ
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17歳(2013年製作の映画)

3.3

フランソワオゾンの作品は割と好きなので、見てる方だがこれは一番つまらなかったかも。

いつも構図や絵作りが良いなと思っているが、この映画では冒頭のビーチで日焼けしているときに、弟の手の影が身体にかかる
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メッセンジャー(1999年製作の映画)

3.5

ホイチョイ作品では実は一番好きかも。

あ、でも織田裕二と中山美穂の波の数だけも意外と良かった記憶有り。

都心を自転車便が道交法違反しまくって駆け回るという中々面白い趣向。
嫌いではない。

飯島直
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ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎(1990年製作の映画)

3.4

冒頭のヘミングウェイペーパーのネタの売り買いの場面は素晴らしい。

説明台詞をうまくなるべく自然に説明している。

そのまま音楽に流れ込む。
いつものテーマ曲のアレンジが良い。

ゲストヒロインの佐々
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ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜(1998年製作の映画)

3.7

珍しく日本が舞台。
一応、銭形回。

オープニングのイタリア映画風な音楽は素晴らしい。ダバダバ。

今回のルパン一味と銭形のキャラデザは好き。
ゲストヒロインと峰不二子のキャラデザはイマイチ。

全体
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ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜(1999年製作の映画)

3.0

峰不二子回。

なのに後半はあまり峰不二子関係なくて、ゲストヒロインの戸田恵子の話中心。

ガッツリ峰不二子やってくれるのかと思いきや肩透かしだった。残念。

千葉繁が悪ノリしすぎ。
いやこのキャラで
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ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!(1995年製作の映画)

3.1

栗田貫一のデビュー作らしい。
なのでルパンが少し軽いし、声が高い。

作品全体としてもコミカルで、台詞が下手な漫才調。

声優が変わったことで、ハードボイルドではない、コミカルなルパンを目指したのか?
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.9

今は亡き母の形見を巡るチェイス活劇。

昼寝世界と現実世界が入り乱れる。

SF、女子高生、地方。

入り乱れ過ぎてわかりにくい。
脚本はちゃんとプロの脚本家入れて欲しい。

なんか東京以降の後半の展
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.4

またしても青春タイムスリップSFアニメ。

ただこれは厳密にはタイムスリップではなく、データサーバー内のデータ操作。
何故ただのデータが自立しているのかよくわからないが。

何故か京都設定。
京都設定
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フラグタイム(2019年製作の映画)

3.3

フローズンタイムの学生百合版。

でもまあ中身は
よくある、蒼くて痛い狭い恋愛模様。

見ていてこっちが恥ずかしくなるやつ。

約1時間なので見れる。

名台詞
あの時間が本当にあったって忘れないよう
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どうにかなる日々(2020年製作の映画)

3.4

漫画の短編集を映画化したのかな。

悪くは無かった。

1話と2話は、漫画だとあっさりした短編で素晴らしいのだろうが、アニメで見ると少し物足りない感がある。

決して嫌いな感じでは無いけど、もう少し描
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

2.7

内容はともかく、子供のキャラデザにいきなり違和感…気持ち悪い。

ちょっとアメリカのB級アニメのようなデザイン。

そしてその子役たちの声優が下手すぎて引くレベル。。
こんなの許してる時点でもう悲しい
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甲鉄城のカバネリ 海門決戦(2019年製作の映画)

3.1

進撃の巨人の荒木監督作品。

なのでアクションは素晴らしいのだが、
内容はうーん…

脚本まで担当してるのね、荒木監督。
正直、脚本は微妙。

悪くはないのだけど、わざわざ劇場版にする意味を感じないか
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

4.1

原作未読だが、テレビアニメは視聴済み。

これは紛れも無い傑作!
そこまで期待してなかったので、びっくりした。

作品のテイストとしては、ハルヒの映画版にかなり近いと感じた。

タイムループSFを基本
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影踏み(2019年製作の映画)

3.3

月とキャベツのコンビ再び。

話の内容自体は面白いと思う。

泥棒の過去、一般人が夢見る双子幻想、2人の女性の間で揺れる主人公、などなど素材はきっちり揃ってる。

多分、原作は横山氏なので面白いはず。
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