じゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シークレット・ランナー(2020年製作の映画)

3.2

期待しなかったせいか、そんな悪くも無いと感じた。

青みがかった映像が良い。
部屋の中の黄色い明るさも悪くない。
暗い場面になると何が起きてるのかわかりにくいが。

ヒロインのサマラが美しい。
そして
>>続きを読む

カムイ外伝(2009年製作の映画)

2.7

冒頭5分ほど見ただけで、これはダメ映画だとわかる。

ワイアーアクションが不自然過ぎる…
外連味としてたまに使うなら良いが、使い方、見せ方が下手過ぎる。

香港帰りの谷垣アクション監督はるろうに剣心は
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

原作未読、いつか読みたい銃夢。

どうせならロドリゲスではなく、キャメロン監督で見てみたかった。

よく言われてるようにまず目がデカイ。
不気味の谷間にやはり一瞬落ちる。
段々慣れては来るのだが、もう
>>続きを読む

幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬(1986年製作の映画)

3.3

内容はそれほどでもないが、妙に熱気を感じる。

演者と衣装の汚さなど、熱量がある。

問題は脚本にそれが感じられないことか。
武田鉄矢本人らしい。

原田美枝子のお龍は良かった。
阿藤快、吉田拓郎も良
>>続きを読む

サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.4

マイケルダグラスが精神分析医で良いパパという、いかにもな設定。

前半は中々、スリリングでテンポ良く見られる。

悪役はよくあるショーンビーン。

ヒロインはブリタニーマーフィー。

まあよくあるハリ
>>続きを読む

ルパン三世 東方見聞録 アナザーページ(2012年製作の映画)

2.7

コナンの作画監督のせいで、可愛いルパン一味となっていて、ちょっと違和感がある。

コミカルな部分とハードボイルドのバランスが肝心なルパンなので、これはちょっと…

珍しく五右衛門がフィーチャーされてい
>>続きを読む

キャプテンハーロック(2013年製作の映画)

2.5

これは酷い…
これじゃない感がとんでもなく…

なんか不気味の谷間に落ちそうなゲームのCGのような映像を見させられてる。
誰得なの?これ。

少なくともこの質感では、ハーロックファンや松本零士ファンは
>>続きを読む

ざわざわ下北沢(2000年製作の映画)

2.9

始まってすぐの劇伴に躓く…
エリックサティ気取りなん?
下北の雑踏に合わない。

画面を邪魔する劇伴て珍しいな。
音楽が主張し過ぎて、画面や台詞に集中出来ない…こんなに酷い劇伴も珍しい。

劇伴はほん
>>続きを読む

ゴルゴ13(1973年製作の映画)

2.8

音楽のセンスがおかし過ぎるわ笑

どの場面も音楽がマッチしていない…
どういうセンスならこうなるのか。

高倉健ならゴルゴと合いそうかと思いきや、意外と高倉健の演技が軽く感じてしまう。もっとゆっくり話
>>続きを読む

名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

3.2

ゴッホの連作のひまわりを使うという、アイデアは非常に良い。アイデアは。

日本で消失したとされている芦屋のひまわりが実はまだあったというアイデア。
素晴らしい。

もう少しキャンバスの説明をわかりやす
>>続きを読む

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.3

コナン君は毎回見て思うのだが、服部君の下手くそな関西弁はマジで頂けない。

服部君の恋人役の声優宮村氏は関西出身のはずだが、服部君に合わせてわざと下手くそないかにも関西弁を話そうとしてる感があってこれ
>>続きを読む

ルパン三世 イタリアン・ゲーム(2015年製作の映画)

3.5

オープニングが長めでやはり音楽がカッコ良い!

最近のシリーズは、絵が綺麗で好きなのだが、イタリアシリーズの残念なところはレベッカのキャラが浅いところ。

もう少しレベッカのキャラに深みを与える話が欲
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

中々楽しめた!!

ナチネタの映画をこんなにも楽しんでいいのかと少し気になったが、よく考えたらこれはそういう映画ではないので、良し!

よくある反ナチスのユダヤ系ハリウッドのプロパガンダ映画では全くな
>>続きを読む

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.5

ヨーロッパ企画の上田誠が脚本。

トイレでやり取りを見せるのが上手い演出。

徐々に1人ずつハマっていくのを見せるのも上手い。話がうまく転がっていく。

岸井ゆきのは良かった。

町田啓太の台詞回しと
>>続きを読む

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.4

漫画原作は未読、アニメは視聴済。

結論としては意外と悪くない、アホらしく楽しめた。
よくこれを映画化したなあ。

ただ先にアニメ見てるから楽しめただけで、映画が初見だとここまで楽しめなかったかもしれ
>>続きを読む

映画 ギヴン(2020年製作の映画)

3.0

TVシリーズの時は割とバンドの初期衝動とか、もう少し音楽にフィーチャーされていたはずだが、

この映画だと、音楽は横に追いやられていて、普通にがっつりBL映画となっている。

BLが好きな人にはそれで
>>続きを読む

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

3.7

アンブリンなのでスピルバーグ製作なのね、思つていたらまさかの監督作!

内容は思い切り少年版インディジョーンズ!!

陸海空を駆け巡りアクションしまくる。  
そして船長との友情、相棒もの。
うん、ス
>>続きを読む

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

1.8

なんなんだこれは…
何を見せられているんだ。

乃木坂の学芸会です。
と言われたら、そうですかと答えるしかないレベル。

酷すぎる。
まあ湯浅監督のファンなので、どうしても厳しい目で見ている部分はある
>>続きを読む

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

3.5

ラブホテルの密室劇。

一応ワンカット撮影という体なのかな。

脚本は意外とよく出来ている。
イニシアチブを取る人が次から次へと変わっていくのは面白い。

デリヘル嬢の女優は頑張っていた。

酒井若菜
>>続きを読む

ザ・エッグ 〜ロマノフの秘宝を狙え〜(2009年製作の映画)

3.6

モーガンフリーマンは相変わらず素敵。
バンデラスもいつも通り。
ヒロインも綺麗。ラダミッチェル。
悪役の髭も良い。ラデシエルベツチア。
カッコよくて良い!

脚本も中々良い。
ルパン的に盗みもドキドキ
>>続きを読む

そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.0

大泉洋の北海道三部作らしい。

原田知世との作品は全く内容がなくつまらなかったような記憶が…

冒頭の本上まなみの登場の仕方が意味深だつたので、その解決エピソードが後で出てくるんだろうと思っていたのだ
>>続きを読む

単騎、千里を走る。(2005年製作の映画)

2.8

チャンイーモウのドキュメンタリーぽい撮り方はちょっと苦手で好きでは無い。

死にそうな息子を残して、息子と向かい合うことをせず、中国に行ってしまうというのも全然解せない。

なので基本的にこの映画を何
>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.5

続編なのだが、実は前日譚。

見ててよく出来てるなあとは思う。
ほんとに素晴らしくよく出来てる。

エリートと雑草。
困難、
衝突からのコンビ結成、
徐々にチームの団結、
と見せかけての根本的な問題提
>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.8

以前に見て凄く良かった記憶がある。

ピクサーの中でも屈指の出来。

今思いつくのは、

Mr.incredible、
モンスターズインク、
トイストーリー一作目、
リメンバーミー、
ズーラシアあたり
>>続きを読む

健さん(2016年製作の映画)

3.5

大体想像通りの健さん像なので、大した驚きは無し。

でも編集はさくさくでそこまで悪くない。

この手のものにしてはよく出来ている方かと。
マイケルダグラスやスコセッシやヤンデボン、ポールシュレイダーな
>>続きを読む

海峡(1982年製作の映画)

3.1

青函トンネル工事の話。

でも地質調査、具体的に何をしているのか出てこない…山登りだけ。

吉永小百合と高倉健が出てると、どうしても硬派な男たちの工事の映画が緩んでしまう…

健さんは岡山弁の訛りすら
>>続きを読む

ホタル(2001年製作の映画)

3.2

木村大作カメラなので、また単なる花や山や夕焼け風景など多用している。

つまらん。
正直言ってセンス無し。
降旗作品でも、他のカメラマンの方がいつも良い。

鶴のシーンはなんか可笑しかった。

ただそ
>>続きを読む

あなたへ(2012年製作の映画)

3.4

遺作になることがわかっていたかのような豪華キャスト。

ただここに池部良と田中邦衛がいないのは悲しい。小松政夫も。

いや倍賞千恵子が奥さん役でないのがもっと哀しい。

劇伴は降旗監督にしては普通で良
>>続きを読む

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.4

タイトルはフンヌと読みたいのに、フンドなんやなあ。

最近は固執もコシュウと読みたいのに、コシツばかりやし。

冒頭いきなり変な音楽。

割と期待して見たら、意外とトンデモ映画だった笑

劇伴さえまと
>>続きを読む

遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

3.7

幸せの黄色いハンカチの受けて、同じ主演で。

北海道の風景がちゃんと美しい。
木村大作が撮るいかにもな風景なんかより全然良い。
やはり木村大作とは合わないことを認識。

まあ冬を撮りたがる人と、この作
>>続きを読む

あ・うん(1989年製作の映画)

3.3

三角関係だけど不倫ではないプラトニックで、友情もの。

板東英二は下手なのだが、妙な面白さがあって、演技が下手なジャックレモン風な趣き。

富司純子は美しいのに、少し天然ぽいのをうまく表現出来ている。
>>続きを読む

駅 STATION(1981年製作の映画)

3.3

倉本聰脚本、降旗監督とのコンビ。

冒頭の石田あゆみは綺麗だった。

またしても、大滝秀治に池部良、田中邦衛、小林稔侍。小松政夫に武田鉄矢。
ここまで必ずセットだとびっくりする。

円谷幸吉のニュース
>>続きを読む

冬の華(1978年製作の映画)

3.8

大幅加筆しました。
高倉健=木村拓哉論笑

結論だけ先に。
高倉健で一番好きなのは、新幹線大爆破だが、ニ番目に好きなのはこれ。

高倉健祭りと言いつつ、実際には田中邦衛祭りをしてる気がする。
それくら
>>続きを読む

夜叉(1985年製作の映画)

3.4

健さんの帽子、小さ過ぎるんだが笑

ドス振り回すシーンの劇伴でいきなり萎える。
うーん、降旗監督の音楽のセンスが相変わらず理解出来ない。

田中裕子の全盛期で、童顔なのに色気がある。
石田あゆみとの対
>>続きを読む

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.1

オープニングは蒸気機関車。
ただいきなりそのシーンが長い、冗長。

降旗監督は編集が下手過ぎる。

こういうのはあっさり見せれば粋なのに、
何分か続けてしまうのだ。
ベテラン監督らしくない下手さ。
>>続きを読む

居酒屋兆治(1983年製作の映画)

3.2

しばらくWOWOWに合わせて、高倉健祭りにします。
後期の作品群に関しては多分全部辛口になりますがすいません。

原作は山口瞳。
殴られた後のシーンで一瞬出演してたような。

劇伴が本当にダサい。
>>続きを読む