kikajima2さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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Kの車周りの描写は軒並み良かった。ドアの開き方とか、雷に当たって機能停止して墜落するとこの挙動とか。
ラヴ周りも、ネイルしながらミサイル撃ってくるとことか、水辺に墜落して水飛沫を上げながらドリフトする
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.0

放電しながら現れるワーム、100点!!最初の変な水槽に入ってる変なクリーチャーはキモくて良かったし、ブラッド・ドゥーリフの階段下りはすげえ。

トゥームストーン(1993年製作の映画)

4.0

カート・ラッセルとヴァル・キルマーが同時に1人の人間の額と胸を撃ち抜くところ、痺れた。

「死んだら光が見えるというが、何も見えやしない。」、なんかむっちゃ怖くなったな。

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

4.5

堂々たる音楽映画で、非常に良い。
同心円上に並ぶメトロノーム型の墓石を見つめる少女の眼差しの危うさなんか良かったし、「1人じゃなかった」からの、膨大な時間の経過が視線の交差に集約される瞬間も最高。ラス
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ヘラクレス(2014年製作の映画)

4.0

冒頭の、石膏の像の目をぶち抜いた真緑の蛇が真紅の床を這うカットから、むっちゃカッコいい。
ヒーロー神話を利用しコスチュームを纏っていた一般人が、コスチューム無しに名乗りを上げて、ヒーローを突き抜けた存
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アウト・フォー・ジャスティス(1991年製作の映画)

4.0

野蛮な映画や。

初っ端からセガールがチンピラを車のフロントガラスに向かって投げ飛ばしたと思えば、狂犬みたいな悪役が公道で刑事に銃弾を何発も撃ち込む。
とにかくショットガンで人がべったり血を残して吹っ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

改めて見返したら割とかったるい部分はあったけど、異様に眩しい雨の中の横並び、反旗を翻して淡々と銃を組み立てていくイドリス・エルバ、スターロの眼球に飛び込んだマーゴット・ロビーと毛細血管を食い破るネズミ>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

ダメなところも割とあるのだけれども、要所で100点を叩き出してくれるので良い。

ソコヴィアのヒドラ基地でのマーク43リパルサー、ハルクと共に高層ビルオフィスに突っ込むハルクバスター、ヴィジョンの金の
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ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

4.1

ワープ装置から出た直後に変貌した4人を見せるところの、瓦礫に押しつぶされ伸びるリード・リチャーズの足や焼死体みたいなジョニー・ストームなど気持ち悪く見せてくれたし、手術台上に横たわる4人の異様さも良い>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

愉快。
地下鉄の薄暗い天井を這い回るエゼキエル・シムズの黒スーツ初披露場面もなかなか気持ち悪かったし、人命救助に従事する主人公が人命救助の道具を使ってとにかく相手の命を奪いにかかる歪みも良い。
序盤に
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

4.0

トレーニングモンタージュの途中で、女子2人が特に意味もなく背中合わせで見得を切るカットを入れてくるのは、非常に信頼ができます。

ラスト・ウィッチ・ハンター(2015年製作の映画)

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ことあるごとに植物が画面に映るのが良い。燃え上がる大樹、温帯植物の中の死体、木の枝トランスフォーマーみたいな化け物、植物に侵食されたビル。普通のデカい橋も、緑色の照明に照らされて植物っぽく見えてる。>>続きを読む

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.0

マントの見せ方にかなりフェティッシュさを感じる。崖を登るとこもとにかくマントのたなびく所を執拗に写す。
その象徴的な赤マントを前半で失って失望を覚えつつも、代わりに着ている黒ジャケットが走るたびにヒラ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

つまらん。

冒頭5分くらいで今まさにビルの屋上から飛び立たんとする人間が野次馬の掲げるスマホ画面に映されるので、アリ・アスターも『ミッドサマー』のあのトロい飛び降り自殺からついに成長したかと感心しよ
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.0

写真立てとベッドのところ、厭な気持ちになるので、良い。手しか見えない主人公と、その上からコールマン・ドミンゴがひょいって出てくるところ。

ミュージカル場面、何かもどかしい気持ちになる撮り方だったな。
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This Is Me…Now ディス・イズ・ミー… ナウ(2024年製作の映画)

4.5

異様な映画や。
初っ端から絵本が写るので絵本が開いてズームインして入っていくのかなと思えば、逆にどんどんズームアウトしながらナレーションが始まるヤバさ。その直後に何故かウユニ塩湖をバイクでかっ飛ばして
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

5.0

一切ダレ場が無いの、凄い。

オープニングの「左失礼」で画面の左側から右側に向かって駆け抜けていくスティーブ・ロジャーズ、好きな主人公の登場シーンの一つ。
一緒にジョギングしただけのスティーブを二つ返
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.0

改めて観るとガジェットSFとして良くできてる。レーザー銃をバカスカ撃ちまくる第二次世界大戦のアメリカ兵、側面から火を吹きニトロブーストする40年代風のオープンカー、など。

少年の体つきのスティーブ・
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

このメンツの中でホークアイをしっかりと目立たせたこと、吼えるハルクをヒーローのアイコンとして見せていることはこの映画の成し遂げた偉業の1つ。

人魚姫(2016年製作の映画)

4.0

ちゃんとヒレに靴下を履かせるタイプの人魚映画。

人魚で『ジョーズ』のタルのやつやってて感動。

ハードスプラッシャー(2008年製作の映画)

3.5

死んだ恋人を蘇生させるために躊躇なく人を殺しまくるが、死姦については「浮気になってしまう…」と躊躇いまくる主人公ブライアン・ポーリンが良いです。

喋る赤子の生首。

ゾンビの帰郷(2005年製作の映画)

5.0

そっと胸に乗せられる”I voted”のシール。泣けます。

マスターズ・オブ・ホラー 恐1グランプリ 世界の終り/魔女の棲む館(2005年製作の映画)

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人肉を食い破る人面ネズミのキモさは良い。

俺も高次元空間を扱う数学科院生になるので、将来的にはあんな感じで大学図書館からネクロノミコン引っ張り出してきて死ぬかもしれない。

世界の終り(2005年製作の映画)

4.0

拷問してくる人間も映画観て気が狂って死ぬ人間も、天使の尺度からすればそう大したことではない、という達観。

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

5.0

久々に観た、面白すぎ!

昆虫惑星の上空宇宙空間でエネルギー弾みたいなので襲撃されて「敵は物凄い科学技術を持ってるぞ!」となって、いざ上陸してみたらバカでかい昆虫が尻から放出してる体液だった、みたいな
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

怒ってコンビニの棚を破壊しようとするけど全く効果がないブシェミ。

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

5.0

高校生ぶりに観た。

とにかくガラスが割れまくるのが良い。アラバマがヒットマンにホテルで襲撃されるところはかなり倒錯したものを感じる。

「たまたま仕入れたヤクをどうするか」が後半の筋なのに、突如脈絡
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ジェヴォーダンの獣 ディレクターズ・カット(2001年製作の映画)

5.0

初っ端から、信じられん方法で陸上で『ジョーズ』の冒頭オマージュやっててびっくりした。岩にバンバン叩きつけられててむっちゃ痛そうだったけど。

「ここからは歴史の本に登場しない」、むっちゃワクワクするな
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VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

3.5

様々な奇怪な見た目の生物が出てくる中で、実際に人間殺すのは高速で飛んでくる普通のホタルしかいない意外性。良いです。

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.0

コロナ禍を切り取った映画として、徹底して当事者たちが互いに交わらずモニター越しにでさえ視線が合うことのないドライさ、しかし兄の傍で姉の墓を眺め涙を流し、「裸で走れ」と腰に来るパンチラインをかます弟など>>続きを読む

サボタージュ(2014年製作の映画)

3.5

「こいつを殺せるのは、こいつより強い奴だ」で犯人を絞っていくタイプのミステリー。

キャンピングカーで起きて窓の外見たら電車、のとこ凄い。

ずっとドキュメンタリータッチなのに、ラストで一気に劇映画の
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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風呂場で転びそうになるアルジェントのとこ、普通に心配になった。