makoさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.5

《あれから20年… 暴かれたアメリカの闇》

『アナザーラウンド』の次に観たのは本作。映画館を移動して鑑賞。

9.11の同時多発テロの首謀者の1人として拘禁された、モハメドゥ・スラヒ。
黒く塗り潰さ
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

《人生に祝杯を》

北欧の至宝、マッツ・ミケルセン主演。
高評価レビューと、マッツ・ミケルセンがエロいというレビューを見かけ、ならば観たいという不純な動機で観ました笑

あらすじ
冴えない高校教師マー
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

《今日はじめて知った家族の〈秘密〉は、あまりにも切なく、愛おしい〈嘘〉でした。》

本作は予告も情報も入れずに観ることを強くお勧めします!
私は予告を何度も観てて、なんとなく思っていた予想が当たってた
>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.3

《生死を賭けた〈真実〉が裁かれる―》

史実に基づく物語。

黒澤明監督『羅生門』に影響を受け作られたらしく、リドリー・スコット版『羅生門』のようでした。

舞台は1380年代のパリ。
三幕構成になっ
>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.9

《時代を追うな。夢を追え。》

原作 : 司馬遼太郎、未読。
監督 : 原田眞人

土方歳三の語りで、武州多摩の“バラガキ”時代から新選組結成、池田屋事件などを経て五稜郭の戦いまでを描いていく。

>>続きを読む

グラフィティ・グラフィティ!(2018年製作の映画)

3.9

《ごめんジジィ、わたしグラフィティが好きだ。》

3つの国際映画祭で最優秀作品賞受賞。
🥇京都国際映画祭2019
クリエイターズファクトリー グランプリ受賞
🥇第15回 山形国際ムービー
フェステ
>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

《MCU #23》フェーズ3完結

Disney+にないので、レンタルしました。
冒頭から泣ける😢
そっか、エンドゲームのその後だからそうなるよね。

ピーター、今回は頑張ってた。
ただ、素直すぎる😅
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.4

《この惑星を制したものが、全宇宙を支配する。》

原作者は、アメリカ合衆国の小説家であり、SF作家であるフランク・ハーバート。原作は『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』など数々の名作に
>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.7

《私たちの青春は傑作だ》

『子供はわかってくれない』の次は本作。

時代劇が好きな(オタク)女子高生3人組、ハダシ(映画部)、ビート板(天文部)、ブルーハワイ(剣道部)。
映画部では文化祭に向けてキ
>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.9

《あの夏の出会いが私を変えた》

観たい映画が目白押しで本日も2本鑑賞しました。シネマモードさんのラインナップは嬉しいけど、もう少しバラけてほしい😅

1本目は沖田修一監督作品。
原作: 田島列島
>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.7

《あの夏の君を、心に刻んだ》

『ベイビーわるきゅーれ』の次に観たのが本作。

フランソワ・オゾン監督作品。
原作は、監督が17歳の時に出会い深く影響を受けたエイダン・チェンバーズの小説「おれの墓で踊
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

《二人は殺し屋 その正体は》

観たい映画が目白押しで、この日は2本鑑賞。
1本目はこちら。

女子高生殺し屋二人の卒業後の生活や殺し屋家業が描かれている。
鑑賞前に、女子高生の殺し屋ってアリ?と思
>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

《10年目の殺人―罪を犯してまで、護りたかったものとは。》

原作: 中山七里。未読。

東日本大震災。地震と津波により、多くの方が被災した。
家族を亡くした者、家を失った者。
それでも生きていかねば
>>続きを読む

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.5

㊗️真田さん誕生日おめでとうございます🎊
遅くなったけど10月12日は真田広之さんの誕生日です。61歳になりました✨

今、レビューを書いてる時点で12日が1時間切ってます💦
早く書いとけばよかった!
>>続きを読む

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.4

《いらっしゃいませ、ようこそ映画館へ》

福島県南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、タナダユキ氏がオリジナル脚本を執筆し自らメガホンを執った本作。

私は先にドラマを視聴していました。
時系列は
>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

《MCU #22 》フェーズ3

やっとここまできました!
本作の感想は、めちゃ胸熱🔥という以外ない。
当時、皆さんのレビューがとても熱いなと思ってましたが観て納得。
これは熱くなるわ。


ネタバレ
>>続きを読む

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

4.1

録画消化(20.3.20)
初鑑賞。

制作・監督・脚本・主演はチャウ・シンチー。
アクション・コメディです。

めちゃ面白かった!
漫画的で荒唐無稽なカンフー映画。

貧民街のアパートに住む人達が個
>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

《MCU #21》フェーズ3

フェーズ3も残りわずか!
『キャプテン・マーベル』まできました。

本作の舞台は90年代。
宇宙最強のヒーローの1人となるキャロル・ダンヴァースの物語。
地球が2種族の
>>続きを読む

疾風ロンド(2016年製作の映画)

3.6

録画消化(20.1.7)

原作、東野圭吾ということで当時観るのを楽しみにしていましたが、評価が芳しくなくて劇場スルーしました。
地上波で初放送されていたのを録画してました。

主人公は医科学研究所員
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.6

《はじまりは、娘の万引き未遂だった―。》

監督・脚本: 吉田恵輔。
吉田監督作品だということをエンドクレジットで知った。
『ヒメアノ〜ル』でガツンときたが、本作もガツンとやられた。凄かった。

万引
>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

4.0

攻殻機動隊、以前からどんなものかと興味はあったけどアニメは観たことがなくて。
ハリウッドで実写化された映画も観てみたいと思いつつ、やはり観るならアニメを観てからかなと思っていたら、本作が4Kリマスター
>>続きを読む

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.9

《人生楽しんだもん勝ち!》

『ライトハウス』の後に鑑賞。
この日2本目。

実話からインスパイアされた最高の友情物語。
実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」がモデル。そしてメンバーの
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

-

《謎が、満ちてゆく》

1890年代、ある孤島にやって来た2人の灯台守の話。
彼らはの仕事は、4週間の間、灯台と島の管理を行うこと。
年かさ(年上、年長)のベテラントーマス・ウエィク(ウィレム・デフォ
>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.4

録画消化(20.3.21)
初鑑賞。
『インデペンデンス・デイ』のその後。
人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利を収めてから20年後の2016年7月、エイリアンがアフリカに残した宇宙船が密かに覚醒する
>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.3

《1枚の写真が世界を呼び覚ます》

史実に基づいた物語。
ジョニー・デップが写真集を映画化したいという情熱から制作に至った。

アメリカ人のフォトジャーナリスト、ユージン・スミスが当時彼の妻だったアイ
>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

《MCU#20》フェーズ3

アントマンの開発者ピム博士の妻でありホープの母は、30年前にある任務で亜原子サイズになり量子の世界に。
行方不明の母を探すため、ピム博士とホープは、ある事件でFBIの監視
>>続きを読む

五瓣の椿(1964年製作の映画)

4.1

昨年に引き続き今年も「優秀映画祭」がありました。
今年は大女優の名作が上映。
Lプログラム。
3作目は『五番町夕霧楼』。都合により観れず。
4作目。初鑑賞。
原作: 山本周五郎、脚色: 井手雅人
監督
>>続きを読む

夜の河(1956年製作の映画)

3.9

昨年に引き続き今年も「優秀映画祭」がありました。
今年は大女優の名作が上映。
Lプログラム。2作目。
初鑑賞。
原作: 沢野久雄、監督: 吉村公三郎、撮影: 宮川一夫
主演: 山本富士子
1956年、
>>続きを読む

雪国(1957年製作の映画)

3.7

昨年に引き続き今年も「優秀映画祭」がありました。
今年は大女優の名作が上映。
Lプログラム。1作目。
原作: 川端康成、監督:豊田四郎
主演: 岸惠子
初鑑賞。1957年、白黒。

恥ずかしながら原作
>>続きを読む

モンテ・クリスト伯: The Musical Live(2021年製作の映画)

4.1

《正義は求める者のもの
愛は与える者のもの》

「岩窟王」として有名なアレクサンドル・デュマ作の19世紀大河ロマン小説を、ブロードウェイの巨匠『ジキルとハイド』のフランク・ワイルドホーン
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

《妻との記憶が刻まれた車。聴けなかった秘密。辿り着く場所―。》

友達3人と観に行く予定だったのに、コロナのせいで(緊急事態宣言が出て)一緒に観に行くことができなくて残念でした😭
ということで友達には
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

《私も彼女も“前途有望”なはずだった―》

タイトルのプロミシング・ヤング・ウーマンとは前途有望な若い女性という意味。

凄い映画でした。
多くの女性は本作を観てキャシーに共感できる部分があるのではな
>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

《MCU #27》フェーズ4-5

MCU作品は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』まで19作品までしか観てませんが、本作はシャン・チー(主人公)の紹介のようなものなので『アベンジャーズ/エンド
>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.8

《この男が書いた小説(ウソ)は、現実(ホント)になる。》

原作: 佐藤正午「鳩の撃退法」。
未読です。

その夜、二人の男が出会った時、ひとつの奇跡が起こった―。
天才作家の書いた物語は、現実か、虚
>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

《裏社会、警察、マスコミ、誰もが裏切る、潰しあい。》

原作は、柚月裕子の『孤狼の血』シリーズ三部作。今回は原作では描かれていない映画オリジナルストーリー。
前作から3年後、マル暴の刑事・大上(役所広
>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

4.2

《君が、俺の明日を変えてくれた
君が、私の明日を守ってくれた》

新世代アジア映画特集として上映。
第4弾は中国🇨🇳/香港🇭🇰

孤独な優等生の少女チェン・ニェンと、ストリートに生きる不良少年シャオ
>>続きを読む