mimicotさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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フォーチュン・クッキー(2003年製作の映画)

3.8

ベタな入れ替わりの話だけど
大好きですー♥️
楽しくて面白い!

インテリママとバンド娘アンナが入れ替わっちゃった。
オバチャンくさい娘と
イケてるママに大変身!
表情も行動も可笑しい笑った笑っためっ
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質屋(1964年製作の映画)

3.8

シドニー・ルメット 監督の「十二人の怒れる男」が良かったのでこちらも鑑賞。アメリカ国立フィルム登録簿に登録された作品なだけあって見応えありです。

冒頭の美しくも物悲しいスローモーション映像。思えば主
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.6

「好きこそ物の上手なれ」

江戸時代の天才絵師、葛飾北斎の浮世絵への情熱を描く。

作品は世界的に有名だけど、北斎の素顔って...。

平民生まれで記録が無く、謎が多い青年期(柳楽優弥)は、史実や絵か
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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

3.8

写真掲載していただきました。
ありがとうございます★

可愛いルックスに反してダークな世界観がたまりません。

人間、鼠、猫がそれぞれ主人公を務め、異なる時代に、同じ家で巻き起こる三つの物語。
シュー
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フォロー・ミー(1972年製作の映画)

4.2

お洒落なベリーショート、華奢で儚げなミア・ファローがとっても可愛い。声まで可愛い!
こんな可愛い妻が留守がちになると、夫は心配になりますよね。

あの人ついて来てるかな〜チラッ ♡とか、目が合うと嬉し
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.8

ぁぁ怖かった。
かわいい色使い、ルノワールのような映像美、クラシック音楽が作品の伝えたいことを際立てていました。

休日は緑生い茂る森へピクニック。降り注ぐ太陽を受ける向日葵のような幸せな家族。
赤い
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.6

船の安全を守る灯台の光。
その下で繰り広げられる生々しい人間の狂気。

二人の灯台守の「狂演」が凄まじかった。

絶海の孤島での灯台暮らしや、画面の狭さは、閉塞感が苦手なわたしは見るだけで窮屈に感じて
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.0

貧しい生活を強いられる三人の芸術家の共同生活を、アキ・カウリスマキ監督が撮るとどうしてこんなに切なくも愛すべき作品になるのだろう。
貧困と移民問題と友情と恋。
悲惨な状況にいるのに、どこか可笑しくてク
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ジェリーフィッシュ(2007年製作の映画)

3.5

"ジェリーフィッシュ"かわいい響き。ヘブライ語だとメドゥーサ、日本語は海月。海月の由来は、海の中に月があるように映るから。

詩的で浮遊感があって不思議な映画だった。

イスラエルの海辺の街テルアビブ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

スタイリッシュなジャケ写真に惹かれて観たら
血🩸 血🩸 血🩸
目を覆いたくなるシーンの連続に、血の気が引いていく
失敗したかな...

だけど、ヴィーガンの少女の身体に異変が起きたあたりから、いつの間
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プリティ・ベビー(1978年製作の映画)

-

こんな美しい少女初めて見ました。

生まれた瞬間から娼婦になることが決まっている宿命の悲しみ。
しかし娼館で育ち世間を知らないヴァイオレットは、ニューオリンズの花🌸になることを夢見ていたのです。

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私の20世紀(1989年製作の映画)

4.5

誰かの夢の中に入ってしまったみたいな不思議な感覚。これは夢か現か...。
心惹かれて、この不思議な世界にずっと漂っていたい気持ちになった。

舞台は19世紀末から20世紀初頭のブダペスト。舞い散る雪の
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若葉のころ(2015年製作の映画)

3.9

"記憶の中の君は、いつも17歳のまま"

青春という時間はどうしてこんなに美しくて瑞々しいのだろう。

水たまりに落ちた空の涙と
雫の波紋
夕焼け空に飛ばした
色とりどりのレコード
風にたなびくスカー
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ピエロの赤い鼻(2003年製作の映画)

3.0

ピエロの"赤い鼻"は、哀しくて切ない思い出の鼻。

「クリクリのいた夏」の監督と、ジャック・ヴィルレとアンドレ・デュソリエがここでも共演です。

教師の父親ジャックは週末にピエロになり、皆んなを笑わせ
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もうひとつの世界(1998年製作の映画)

3.6

自分の生き方を信じて疑わない人も、大きく心を動かされる事が起きた時、今まで気づかなかった大切な事に気づく。
"これまで"と"これから"の人生の分岐点に立ち止まることで「もうひとつの世界」が見えてくる。
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小間使の日記(1963年製作の映画)

4.0

"人間の欲望"と"階級"の描き方がルイス・ブニュエルらしくて面白い。

「ねぇわたしの♡♡(人名)、クレールを殺したと言って。」
大切に思っていた少女の、殺害の証拠を探す為に、あんなことが出来るなんて
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

ひっ 怖い。
謎多き遺体が運び込まれた密室の、恐怖の一夜。

美しすぎる遺体...
検死の為に解剖されるジェーン・ドゥ(身元不明の女性のこと)
グ、グロい🩸
これはダメかも...と思ったけど、検死とい
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レ・ミゼラブル ザ・オールスター・ステージ・コンサート(2019年製作の映画)

3.8

🌼明けましておめでとうございます。
2022年最初の映画は、フォロワーさま*¨のレビューで知ったこの作品と決めていました!このような素敵な作品と巡り逢えて心から感謝しています。
みなさまと一緒に映画を
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.3

緑生い茂る一本の田舎道を、自転車に乗って現れるミラベルがお洒落でかわいいの!35年も前の作品なのにアニエスベー みたいな装いは、真似したくなるほどキュート。

田舎暮らしをして、独学で絵を描くレネット
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メトロポリス(1984年製作の映画)

4.6

フリッツ・ラングが描く100年後の未来予想図。
約4年後(1926年製作)にその年がくる。驚いたのは、現代の貧富の格差問題に通じる内容だったこと。預言者みたいです。

地上には煌びやかな摩天楼(支配者
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クー!キン・ザ・ザ(2013年製作の映画)

3.3

「不思議惑星キン・ザ・ザ」のゲオルギー・ダネリア監督がアニメ版にリブートした作品。

ストーリーは同じですが、展開が微妙に変わってるところもあって、飽きることなく最後まで楽しめました。アニメならではの
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鉄道員(1956年製作の映画)

4.0

ピエトロ・ジェルミ監督の名作。
🔔クリスマスに始まり、クリスマスで終わる物語🔔

何と言っても家族の秘密を、つい見聞きしてしまう末っ子サンドロが可愛い。そしてすぐに秘密をバラすの可愛いすぎる。

鉄道
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トムとトーマス(2002年製作の映画)

3.5

ジャケットがとってもかわいいのです。

アーロン・ジョンソン君のXmas映画🎄子供には難しい一人二役を見事に演じていました。

10歳くらいの少年トーマスには瓜二つの空想の友達トムがいる。

トーマス
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

女王陛下のお気に入りの座を巡る二人の女官のドロドロ闘争劇。
お気に入りって厄介...
けど、自分の身に起きるのは嫌でも観るのは楽しい!

アン女王の身に起きたことは、想像を絶するほど悲しい。身も心もボ
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.8

子供の頃は、全てが未知で、どんなことも輝いて見えてドキドキした。行ってはいけない場所だって、友達と一緒ならスリルと好奇心の大冒険だったし、知らない道や風景は新鮮でワクワクした。

「宝物のような一日だ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.3

ロンドンの60年代のカルチャーが詰まったサイコスリラー。
なによりアニャ・ティラー・ジョイが美しい。

現代のロンドンで、デザインの勉強をするエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、不思議な力を持つ
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マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

4.0

なにこれー!めちゃくちゃ面白い。
映画が娯楽の中心だった時代。
町の人々が楽しみに待っていた「MANT」B級ホラー映画の上映会にわたしも行きたい!同級生やご近所さんと一緒に釘付けになる一体感!「ニュー
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とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.6

やーん💗
練習...ぷぷぷっ
可愛いすぎる〜!
観てるこちらまでモジモジしちゃう。
ワンピは甘酸っぱい恋のレモン色🍋
男の子がチラッ。
長いまつ毛の下の瞳が動いて女の子もチラッ。
か、かわいい。
ラス
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

4.7

なんでしょうこの愛おしい映画。

映画作りに魅せられた青年、アルドルフォ(スティーヴ・ブシェミ)の困ったような表情がたまらないー!
そして彼に協力する?振り回す謎の初老ジョー(シーモア・カッセル)も、
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サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

3.8

ニコラスという男の子がサンタクロースになるまでの話🎄

サンタクロースの子供時代って考えたことがなかった。
他の映画や絵本はみんな、白いお髭のおじいちゃんサンタクロースになってからの話だから、まず発想
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カオス・シチリア物語(1984年製作の映画)

5.0

映画館で観て以来ずっと忘れられなかった作品。もう一度会いたいのに会えないみたいに想いが募って、やっと再び出会えたこの感動。やっぱり素晴らしい!!

タヴィアーニ兄弟監督作品
原作はノーベル賞作家ルイジ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

目覚めるといつも11月9日、結婚式の朝。

ひとりぼっちじゃないタイムループなら悪くないかも。。。なんてタイムループもので初めて思った。
ルパン三世と銭形警部みたいな関係は退屈しないし、目覚める度にニ
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戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

3.8

"映画の教科書"とも言われるセルゲイ・エイゼンシュテイン監督の作品。映画史上最も有名な6分間と言われる「オデッサの階段」のシーンを観ることができました。嬉しい!

1905年6月27日 ロシア黒海艦隊
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ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)

3.8

冬のエーゲ海は
ぼやけた水彩画
霧の中の青い空と碧い海に
浮かぶ一隻の幻の青い船
死が運命なら
最後に見たものが
美しい青い船だったなんて素敵

死に際に呟いた
マナキス兄弟最初の映画の
"三本の未現
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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

3.8

実在したイコン画家アンドレイ・ルブリョフの苦難の人生を、10のエピソードで積み重ね、時代に生きる人々と共に描いた見応えある大作。

人の多さ、残虐さにはこれがタルコフスキーなのと驚く一方で、彼のモチー
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グライド・イン・ブルー(1973年製作の映画)

3.7

ジャケットに惹かれて鑑賞。
原題は「Electra Glide In Blue」
エレクトラグライドは、当時の新型車ハーレーダビットソンの名称。
イン ブルーは、制服の色=白バイ警官。

モニュ
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