Melkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

王様の耳はロバの耳(1950年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

おーーい、なんじゃそりゃ。笑
原作はこんな話だったか?
ロバの耳を持つ王様
そのことを絶対に知られたくない王様、秘密裏に床屋を呼んで切ってもらう
が、口封じに殺してしまう…
王様の秘密を知らなくても、
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「この悲劇は私たち全員のものです。もう少し気を配っていたら、この悲劇は防げたに違いないのです」

「私はみなさんに問いたい。我々皆が罪人ではないかと」

見ました。ええ、見ました。
7時間18分
なげ
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

「だってさぁ、お前は、俺の無実を、事実と思ってる?違うでしょ?」
「……どゆこと?何言ってんの?」
「自分が人殺しの弟になんのが嫌なだけだよ」

いやぁ、揺れてたなぁ〜〜
カメラも、兄弟の(主に弟の)
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花折り(1968年製作の映画)

3.7

お初の川本喜八郎

自分が見たのは特に語りなどは入ってなかったが、小坊主の声を当てているのが黒柳徹子なのか。と思ってもう一回見てみたら、なるほど確かに…!

人形劇ってこんな感じだよなぁと懐かしく
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酔拳2(1994年製作の映画)

3.7

「俺に万一のことがあったら…」
「そんな弱気でどうする!必ず勝つって信じて、やらなきゃ!」

残業で疲れた日には、とりあえずジャッキーをぶち込む!
大昔に見た酔拳1、酒に呑まれるような酩酊シーンがなか
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プロコウク氏 家作りの巻(1947年製作の映画)

3.5

酒は飲んでも飲まれるな

建築中のおじさんvs酒

波平感のあるおじさんの表情がコロコロ変わるのも凄いけど、おじさんが光速で家を建ててる際の手元の動きや放り投げられるレンガと接着剤の動き、あれはどうや
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プロコウク氏 映画製作の巻(1947年製作の映画)

3.4

さっきの話に出てきた男性か?!造形が同じ
映画制作会社へ企画を持ち込むものの足蹴にされ、だったらもう勝手に撮っちゃおう?の巻

力自慢の男グランプリ
の新聞広告を読んで集まる、ポーター(ホテルの荷物も
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幸運の蹄鉄(1946年製作の映画)

3.5

結構画面にチェコ語が出てきたので、肝心なところが掴めてない気もするけど…

幸運の蹄鉄のはずなのに、持ち帰っても不運ばかり。
なぜ???
ラストはリサイクルしたってことなのかな?

他の方もレビューさ
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水玉の幻想(1948年製作の映画)

3.6

ガラス職人の束の間の妄想というところか。

原題はInspirace(インスピレーション)
水玉の幻想とは…誰が訳したか、なかなか粋かもしれない

冒頭
「この映画を、硬い素材であるチェコガラスをおと
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クリスマスの夢(1945年製作の映画)

3.4

今日はショートフィルムの日
お初のカレル・ゼマン

クリスマスの魔法
新しいおもちゃに持ち主の心は奪われ、蔑ろにされる古い人形
見て!僕歩けるよ!
そして動き出すおもちゃたち…!

これは…トイ・スト
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反撥(1964年製作の映画)

3.4

「中にいるんだろ?話に来たんだ。………キャロル、開けてくれないなら、ドアをぶち壊すぞ!」

家族でも彼氏でもない男にそんなこと叫ばれて、素直に開ける女がいると思います?シンプルに怖いやろ。

んー、ダ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

”Everyone’s too stupid!(バカばっかり!)”

20年ぐらい待ったかも。この作品を見るのを。レンタルもないしDVDもないし八方塞がりだった。同じことを思ってた人は日本に沢山居たの
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カジノ(1995年製作の映画)

3.6

「私のお金は?!」

いやー、3時間もあってデニーロもジョー・ペシも散々喋りまくってストーリーテリングしてくれたのに、結局記憶に残ったセリフは、地獄の守銭奴女ジンジャーが放った↑このセリフ。

デニー
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さらば映画の友よ インディアンサマー(1979年製作の映画)

3.6

「なんで映画見るのに屁理屈こねて揉めなきゃいけないんだよ!」

「一緒に食事したり、笑ったりするだけじゃダメなの…?」

「だって仕方ねえだろ?俺の人生の目的は、一年に365本映画を見ること。そいつを
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タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

3.1

「さようなら、ドリアン・グレイ…あなたは私のために生き続ける。永遠に…」

うーん。
長かった……久しぶりに途中で何度か寝落ちかけた。
マスコミのでっち上げる物語に翻弄される若者という、見ていて心の踊
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年製作の映画)

3.6

「所詮カンフーは、銃には勝てないな…」

燃え上がるカンフー魂
主役は実在の武術家で医者のウォン・フェイホン、演じるのはジェット・リー(名前がまだリー・リンチェイだった、ハリウッド進出前)
実在の人物
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.5

「緑?至る所にあるじゃないか。緑に囲まれた田舎だよ?」
「町にはあるけど、ここにはないの。市長さんの庭は広いけど、みんなのは狭いのよ。昔は草原で遊んでたって読んだの。花を摘んだり、てんとう虫を捕まえて
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ドラえもん のび太の恐竜(1980年製作の映画)

3.7

「あの頭では半分も理解できないだろう。すぐ飽きて投げ出すと思うけど、自分の力でやろうというのが立派だ」

「1億年前の世界って一口に言うけど、1億年って、何年ぐらい昔?」

明日からも頑張るぞ!の力が
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.3

「痛むのは、どこか悪い証拠よ」

「誰にも私の赤ちゃんに手は出させない」

妊娠で痩せるなんて。

自分の身は自分で守らねばならぬ。
例え愛する夫であっても、所詮は他人。。

ハァ。なんて悪趣味な作品
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(1975年製作の映画)

3.4

「自分が何をしたいか分からないんだ…」

ゲイ(バイ?)の男に振り回され、そのパートナーから殺されかける女の図

2行で終わっちゃうあらすじ。

80分でちょうど良い短さだなぁと思って見てみたけど、こ
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.6

「一般社会は、女性が酩酊することに関して不寛容なの」

「飲酒の利点は、1人でできてしまうことだ」

う〜〜ん。
長かった。
4時間ぐらいに感じた108分だった。
旅行先で酒を飲み続ける女性をただただ
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ヤング・マスター/師弟出馬(1980年製作の映画)

4.0

「痛みを感じるってことは生きてってことだ、ホラ行け〜っ!」

「フハハハ、若造、さぁ立て、かかってこい!」
「もっとどんどん攻めるんだ!」
「精一杯やってんだよ!」

うおおおおおなんじゃこりゃあー!
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三文役者(2000年製作の映画)

3.6

「泰ちゃん泰ちゃんて心安ぅぬかすな!ワテが殿山泰司の女房や!文句があるならオモテへ出たれぇ!」

「監督怒っとるやろなぁ…」
「この撮影中だけは、死なんといてほしいって言うてはった」
「あとは死んでも
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ル・ミリオン 4K デジタル・リマスター版(1931年製作の映画)

3.7

「ここに入ってたはずよ!」
「何が?」
「宝くじが!!」
「なぁんだ、そう言ってくれれば早く届けたのに」

82分のコントを見てるかのような、ガッチャガチャのおフランス🇫🇷ミュージカルコント

本編中
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

「あなたの役割は何?」
「俺?俺は考える人。つまり、作戦を立てる」
「もう立てたんでしょ?ならこれからの役割は?」
「もし作戦が失敗したら、次の新しい作戦を考える」
「失敗する前提なの!?」

「ネコ
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暴走機関車(1985年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

「感じるの。絶対助かるって。必ず奇跡が起こるわ」
「バカかお前。何をボケこいてやがる!奇跡などあるもんか!頼れるのはテメェだけだ!」

え、えええー。
なんじゃそりゃ、、な作品だった。
1時間55分、
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オアシス 4K レストア(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「姫(コンジュ)って名前の割には、そこまでだな」

「女が、一緒に寝ようって言うのは、どういう意味か、わかるでしょう?」

あー。。
こう言う気持ちを、感情を表現するのは、所謂「食らった」って言葉なん
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フェリーニの道化師(1970年製作の映画)

3.1

いつもやってるように、印象に残ったセリフや語りを書きたくても書けない…なぜなら、セリフが映像より3秒ほど早く表示されてしまい、文字と映像でズレてて、しかもそれがずーーーっとだったので、すごいフワ〜っと>>続きを読む

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.6

Eh, is that bastard O'Bannion over there? (おい、オバニオンいるか?)
”Yes. I hate that jerk. Do you guys want to
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

3.6

「(人が)川のようね。これが、人生最後の舞踏会って気がするわ」

んー。
これは映画ですか?と問われると、違うと答えるかな。起承転結がないもの。
煌びやかなジャケットに惹かれて見て見たものの、悲しいか
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ダブル・インパクト(1991年製作の映画)

3.0

「あの人は、あなたの弟よ?!」
「そんなもん要らない。俺は生まれてからずっと、1人で生きてきた。これからもだ。弟なんて、俺にはいないんだ!」

ヴァンダムが双子!
孤児院育ちのワイルドなアウトロー ア
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三人の名付親(1948年製作の映画)

3.7

”I want you, all of you to be my baby’s godfathers.”

「俺は善人じゃないが、この子の水は飲めん」

結構前に見て、なかなか名付け親になるシーンが来
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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.8

「俺には考える能力がある」
「ガッツはないけどな」

帰ってくるまでが、遠足(仕事)です

ずーーっと前から気になってた作品、こんなに古かったっけ?と思ったら、見たかったやつの20年前ぐらいに作られた
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綿の国星(1984年製作の映画)

3.6

「見渡す限りのトイレだーっ!」

「食べ物って、最初から死んでたんじゃない、生きてたんだ、みんな、生きてたんだ…」

「ダメ、逃げちゃダメ…何のためのミトン、何のための頭巾、何のための完全武装…」
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バンデットQ(1981年製作の映画)

3.3

「あれが、創造主から地図を盗んだという者たちだな?見ろ、あの発育不良の奴らを。自分の鼻も拭けそうにない」

「その子はそこまでだ。ここに残って戦ってもらう」

う、うええええ〜〜〜
そんなところで終わ
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アメリ(2001年製作の映画)

3.9

「俺にはあんたくらいの娘がいる。もう何年も会ってない。孫が生まれたそうだ。男の子で、名前はリュカ。会いに行ってやろう。自分が”宝箱”に入る前に」

「他人の人生を軌道修正してるのかも。」
「だが彼女、
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