Melko

王様の耳はロバの耳のMelkoのネタバレレビュー・内容・結末

王様の耳はロバの耳(1950年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

おーーい、なんじゃそりゃ。笑
原作はこんな話だったか?
ロバの耳を持つ王様
そのことを絶対に知られたくない王様、秘密裏に床屋を呼んで切ってもらう
が、口封じに殺してしまう…
王様の秘密を知らなくても、王室から直々に指名されると恐怖の床屋たち
噂でも回ってたのだろうか…
優秀な床屋から続々と指名され、街の床屋が次々に犠牲になっていく。
そして、街いちばん?のポンコツ床屋が選ばれた…
王様を出し抜いて命拾いした床屋だが、秘密を抱えきれず…

原作もそうだけど、最後、耳を受け入れてハッピー♪な王様
いやいや、じゃあ今まで犠牲になった床屋たちは?無駄死にか?おいおい
とシラけていたら、まさかのポンコツ床屋も同じ気持ちだったようで、王様の寵愛を拒否
楽団と共に去っていく…という結び
うーむ。

セリフも字幕も一切ないが、ビジュアルのみでも分かる親切設計
とはいえ、床屋たちがひっそり処刑される様子が妙にリアルなので、お子様向けではない
人形たちのビジュアルはチェブラーシカみたいに可愛げあるのにな。。

ポンコツ床屋が、客の手強い髪の毛をストレートにするためにアイロン押し付けたら顔ごとへしゃげてペッタンコになるシーンがいちばん面白かった笑
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