午前十時の映画祭にて「風と共に去りぬ」を鑑賞。
あという間の4時間というのはこういう体験なのだろう。2013年頃、宝塚歌劇団の公演の予習で初めてDVDで観て以来。映画館だとさらにヴィヴィアン・リーの>>続きを読む
原題は La Fete des Meres （母の日）
人は千差万別の人生を歩むが、始まりはみんな同じ。母のお腹の中から。
母親に過剰な要求、期待をするのは、母親が永遠だと思っているから。「その時>>続きを読む
ルドルフ・ヌレエフがマリィンスキー団のフランス公演に参加してソ連へ帰国間際に命がけで政治亡命するまでを、彼の幼少期の母親との記憶を交えて見せてくれる映画。
亡命する直前があんなに緊迫した絶体絶命の状>>続きを読む
英国ロイヤル・バレエ団の「ドン・キホーテ」を鑑賞。
キトリ役は日本人プリンシパルの高田茜さん。とにかくかっこよく、可愛く、エレガントでグレースフルだった。バジル役はアレクサンダー・キャンベル。二人の>>続きを読む
いつか観よういつか観ようと先延ばしにしていた映画。やっぱり映画館でかかるとなると、この機会に。素晴らしかった、ひと時も目が離せなかった。あっという間の３時間でした。
恵比寿ガーデンシネマで映画「芳華 -Youth-」を鑑賞。中国の国威高揚のための従軍文工団（歌劇団）の女性たちと一人の男性の1970年頃から1996年までの大河ドラマ。国のための歌劇団ということで、見>>続きを読む
白人至上主義のracistの酷さだけでなく、ブラックパワーを謳う側（トランプ政権の被害者側？）もよくなく描いていて、分離、憎しみがもたらすものを見せてくれた。そして融和を希求する映画だった。
特に白>>続きを読む
シャラメの前作の印象が強烈なのでこの作品もLGBTQがテーマだと思い込んでいました。始まってみると薬物過剰摂取問題。
薬物を手にするきっかけはいろいろあれど、根本的な問題はやっぱりそれかと思った。>>続きを読む
後半からじわじわ来る感覚は「ベルリン、天使の詩」のよう。素晴らしいおとぎ話、寓話です。「ベルリン〜」も3日からここでかかるそう。
「希望の灯り」と「幸福なラザロ」、今のBunkamura は二作品と>>続きを読む
スーパーマーケットの品出し係の人たち。それぞれが過去や今の哀しみを抱えているけど、みんなで分かち合っているような優しさ。
重いものを背負っているのに、ふと心が軽くなるような奇跡の映画。
ニコール・キッドマンを観に。原題が Boy erased なのでどうなることやら、サスペンス？と最後まで気が気でなかった。けどそんなこともなく、とてもよかった。
母親であり妻であるニコールの心が変化>>続きを読む
「ジョーズ🦈」を初めて鑑賞@午前十時の映画祭。
想像をはるかに超える面白さでした。前半は人間をよく描いた社会派ドラマで、後半は3回くらいヒャッとお尻が飛び上がるサスペンス。
44年も前の映画、素晴>>続きを読む
三週間ぶりの映画館に、始まる前からドキドキわくわくしてしまった。やっぱりいいな、映画館。
それにしても、こんな映画を創るなんて凄いなぁ！と感嘆。シングルマザー役の女優が素敵でした。
5年後の廃校を宣告された生徒数二十人の小学校。ここに赴任した新校長先生と先生たち、地域の人たちが5年で100人以上の学校に復活させた取り組みのドキュメンタリー。
小規模特認制度という、校区外からも生>>続きを読む
凄い映画でした、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」
メアリー女王役のシアーシャ・ローナンの清冽な美しさ、凛とした強さ。イングランドとスコットランドの統治の歴史が少しわかりました。
2月と3月に>>続きを読む
午前十時の映画祭で「大統領の陰謀」を。
ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマン。
ウォーター・ゲート事件を暴いたワシントンポストの二人の記者。内容はなかなか難しくて把握するのが大変でしたが>>続きを読む
素晴らしい。とにかく素晴らしい。心象風景を音楽と景色で見せているのも素晴らしい。全てが整合している。
アル・パチーノ主演の「狼たちの午後」
銀行強盗、人質立てこもりものの映画で、サスペンスというよりも犯人の内面、苦悩、止むに止まれぬ境遇などがあぶり出されてくる人間ドラマでした。
福田恆存の戯曲「解>>続きを読む
期待以上によかった...
書店経営は本好きみんなの夢だと思うけれど、そういうわくわく感と、邪魔者ワル者の妨害と、応援してくれる心の支えと...
ラストはいろいろな感情がブレンドされて一言で表現でき>>続きを読む
「諦観」自己受容し、自分の人生を引き受けること。そんなことを観ながら感じた。
異文化の映画なのに終始どこか懐かしさを感じていました。まるで現代の小津安二郎のような作品でした。
とてもいい映画を観る>>続きを読む
不思議な映画。人はみんないくつも顔を持っていますが、だからこそ不可解な行動のように他人の目には映るのでしょう。この映画、主人公の中で二つの大きな行動がありますが、つながりがわからず、でも温かい気持ちに>>続きを読む
1945年3月10日の東京大空襲で亡くなった10万人の中には多くの未就学児童がいた。53人のこどもの命を守った保母たちの物語。
こどもたちの明るく元気で無邪気（そう)な振る舞いの理由、語らせずに見せ>>続きを読む
If Beale Street Could Talk
この原題の言わんとすること、意図が観ている途中から悔しさとともに伝わってきた。邦題もよい。
観ながらなんだか「わたしは貝になりたい」（中居正広>>続きを読む
いろいろな要素があったけれど、中でも印象的な場面は「自分が何者であるかを知った瞬間」の場面でした。こんな素晴らしい映画を観れて幸せです！
それにしても主人公の奥さんがとてもよく出来たお方で素敵でした>>続きを読む
ふみ様♡😍
二階堂ふみがまるでオスカル様！
男装の麗人、白馬、バラ、階級社会を捨て民のために立ち上がる・・・。もうベルサイユのばら ならぬ 新宿都庁のバラ でした。
これはタカラヅカで小柳奈穂子先>>続きを読む
アリータがただただ強く可愛くカッコよく。
サイボーグゆえの哀しみ、奇跡の喜びと喪失感と。
続編あるのかな？
観終わって言葉が出てこない、呆然とショックとよかったねという感じが複雑に交錯しています。
主人公の女の子に寄り添い応援する同級生の子がとてもいい。
星空と星座、馬、湖。残酷な実際の事件をロマンチッ>>続きを読む
四話が少しづつ絡んでいるオムニバス映画。淡々と、ただただたんたんと。それでいて全く飽きず目を離せないストーリー。
ゴーヤと豚肉と卵の炒め物
カレーライスとゆで玉子
焼き飯
生姜焼き定食
どれも美味>>続きを読む
すごい映画に出逢ってしまった。日本語題名からは想像つかない展開に、後半一気に入り込んだ。まるで「ブーリン家の姉妹」「マクベス」「リア王」のような味わい、スリル。
女優三人の共演、競演がバチバチ火花で>>続きを読む
退屈でシットだと思っている我が町でも、愛に出会えばバラ色に染まる、というお話。
音楽は素敵でこちらも一晩中踊りたくなる。
いろいろな要素があったけれど、メインテーマは「雪解け」だと思った。インドとパキスタンの国境のラストシーンの風景が象徴的に使われていると感じました。
こも女の子、最初から「きゃわゆい！」と観ていました>>続きを読む
どいつもこいつもどうしてそんなにカッコいいんだ！
高校生〜大学生のころテレビで放送していたけれど、ほとんど見ていなかった。でもなんだか懐かしくて、TOHOシネマズのポイントで鑑賞。こんなに面白いなん>>続きを読む
一言では表せない、いろいろな要素が素晴らしかった。はじめての大事業、見えないものを見ているのがリーダー。
アームストロング家を支える妻役のクレア・フォイの演技が素晴らしい。この人なしにこの映画は成り>>続きを読む
1924年のサイレント映画 フリッツ・ラング監督「クリームヒルトの復讐」をピアノ演奏付きで鑑賞。
クライマックスに向けて昂まっていくピアノの旋律を体感できてすごかった。
面白かった！あの小説を前半はまるでギャグのように描いて、最後の第3コーナーから一気に社会派ドラマへとスパートする魅せ方が素晴らしい！
香川照之が最後に一人で残った会議室での叫びは、痛々しく我が身にも>>続きを読む
