あべりさんの映画レビュー・感想・評価

あべり

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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最近仕事をしていて、私生活を送っていて、「確実なこと」だけやっていた自分がいたな、とはっさせられた映画だった。

騙し絵とは、見る人の錯覚を利用していろいろに見える絵。 by Google

牙とは何
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

音声だけで何が起きたよのか想像なつく斬新な設計。
昔、家族と行った音だけで楽しむお化け屋敷を思い出した。
人間の思い込みとは本当に恐ろしい。
自分が仕入れている情報が断片的ではないか?、定期的に見直し
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空白(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人なら誰しも陥ってしまいそうな、「思い込み」や「価値観の押し付け」が他人に牙を向く様子を表現した作品に感じた。

「自分が信じる正しさ」に縛り付けられてしまった人
断片的な情報だけが全てだと思い込んだ
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

見ていて非常に飲み込めない映画だった。
真っ先に頭をよぎった言葉は「共依存」

映画の中でも出てきたキーワードだったが、2人の不幸は、その歪な関係を歪だと知らしめる出来事や人間関係に恵まれなかったこと
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

真犯人に繋がる瞬間の驚きは面白かった!
が、病院に怪しいほどすんなり入れたり、たまたま来たバイクを借りたりと、要所にご都合主義っぽい演出があって、そこが個人的に少々残念。

死生観という深いお題に迫る
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白い映画だった。
失踪した妻の完璧かに思えたシナリオ、
土壇場で旦那が取り戻した「かつての彼」。
世間の同情を買う形で舞い戻った妻。あっという間に周りを固めていく。

お互いが嘘をつき、
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地獄の花園(2021年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ笑えて、元気が出る映画(笑)
みんな演技じゃなくて、素でやってるんじゃないかと思えてくるくらいだった(笑)

ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「正しさ」が呪縛になってしまうことをテーマにした映画と感じた。

ラストシーン含めて加奈は「島に縛られたくない」と言っていて、唯一島に縛られている現実に気づいてたが、
圭太から「純を信じてやってくれ」
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複製された男(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一回見ただけだと、解釈に苦しむ映画。
一方で回数を重ねて、事実の一つ一つを検証していくとモヤモヤが晴れたていく、そんな感想を抱いた。

この感じはエヴァンゲリオンに似ている。
いつの間にか時間錯誤して
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母性(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人のポリシーや価値観のしなやかさを考えさせられる作品だった。

人のパフォーマンスはその80%を環境要因が占めるという定説があるが、母性もその対象である、ということなんだろうか。
先天的ではなく、後天
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罪の声(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミステリー的な大どんでん返しはなく、一つずつヒントを追いながら真相に繋がっていく。
最後の聡太郎とお母さんの再会シーンはとてもよかった。
悪意は行為に及んだ本人だけでなく、本人が思いもよらないところに
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ブックマートの意味を調べてみたら、「学校の勉強ができる人」。
「学校の"お勉強"はできるけど、実務が伴わない」のような意味で使われることもあるそう。

この映画を見て感じたのは、「遊びや余裕がある」っ
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星の子(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

何かを信じる人、それより外の世界で生きる人からは何が良いのか分からない。
個人的な好き嫌いの境目で苦しむ主人公の物語と感じました。
一方でそれは社会的良し悪しとは区別しなければならない。個人的に好きだ
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