このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ面白い映画だった。
失踪した妻の完璧かに思えたシナリオ、
土壇場で旦那が取り戻した「かつての彼」。
世間の同情を買う形で舞い戻った妻。あっという間に周りを固めていく。
お互いが嘘をつき、支配し合う。
それが結婚だと、エイミーは言う。
子供ができたことをメディアに報告し、またも世間を味方につける。
そして、彼女は「アメージングエイミー(完璧なエイミー)」となった。
そして、ラストは冒頭のシーンに戻る
君は何を考えてる?
僕たちはどうしたい?
どこに向かうんだろう、結果エイミーを中心に振り回される?ニック
その後冒頭のシーンを見返すと、
the BARが廃れた描写がある。
これは実はもっと先の出来事の暗示なのではないかと思った。
この先、完璧な夫婦になるかと思われた彼らは、思い通りにならなかった暗示なのではないか。
掘ったら色々出てきそうで考察しがいのある映画だった。