あべり

星の子のあべりのネタバレレビュー・内容・結末

星の子(2020年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

何かを信じる人、それより外の世界で生きる人からは何が良いのか分からない。
個人的な好き嫌いの境目で苦しむ主人公の物語と感じました。
一方でそれは社会的良し悪しとは区別しなければならない。個人的に好きだから社会的に良い、個人的に嫌いだから社会的に悪い、ではなく。
そして、宗教に対する好き嫌いと友人に対する好き嫌いを混同させてない友人が大変凛々しくも見えました。

一方でフィナーレは消化不良。
星の子として育った主人公が最後、星を見て、何を感じたのだろう。
一家団欒、本当はこれが望みの姿だった?ここに宗教の介在余地は無かったように思う。
この時間が変化の兆しとなったのか、はたまた一家団欒の最後の時間となるのか…
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