このレビューはネタバレを含みます
「正しさ」が呪縛になってしまうことをテーマにした映画と感じた。
ラストシーン含めて加奈は「島に縛られたくない」と言っていて、唯一島に縛られている現実に気づいてたが、
圭太から「純を信じてやってくれ」というまさかの呪縛を掛けられる発言で、幕を閉じる。
こう思うとかなり絶望的な終わり方だったな。
動機を他者のために、と外付けだけしていると、いつしか自分を見失って、自分だけでは責任が取れなくなってしまう。
他者のために、ということが駄目なのではなくて、自分の内側にも動機を設けておくことが軸がぶれないことに繋がるかな、感じた映画でした。おもろしかった。
あと、嘘はやっぱりいつかバレるよね。