夏目誠也さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

夏目誠也

夏目誠也

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EVA エヴァ(2011年製作の映画)

3.0

「目を閉じたら、何が見える?」とても印象的なフレーズだった。

90分程なので内容が薄かったように感じた。始まりのシーンの疑問が解決するあたりから良くなっていった。エヴァがアンドロイドとして何か問題を
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。

「自分が嫌いだと、周りにいてくれる人のことも嫌いになってしまう。自分を愛すこと、私に自信を与えてくれてありがとう」と言って男性を振る、シャシ。完璧な奥さんすぎる。

家族だからこそ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

全く飽きない!終始ハラハラしてしまった。過ちからどう学ぶかが大事だよね。ただ成績がいいだけでは突出できず、埋もれてしまう。

より一層グローバル化が進んでいる中では、アピールポイントとしてプラスαの「
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

素晴らしかったです。

アカデミー賞でも多様性が評価軸となったいま、LGBTQを取り入れた作品が増えきた。Netflixは時代に特化した作品を今後も生み出し続けるだろう。それは使命でもあり、社会貢献で
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

思春期だと親に対して反抗的になる。自分の将来に不安を感じ、自暴自棄になってしまったりするし、無謀なことに挑戦しようとしたりするけど、そんな時、親が止めてくれたりする。

親ブロックが子どもの可能性を狭
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

4.0

死が迫る2か月間で彼女はやりたいことを全て実現させた。本気になればなんでもできる。深夜のカフェで「死ぬまでにやりたいこと」をリストアップし、少しでも後悔しないように、人生を振り返りながら、未来も見据え>>続きを読む

沈黙のジェラシー(1998年製作の映画)

3.5

映画としての真新しさや特別感はなかったですが、内容がどこか現実的で興味深かったので観ることができて満足してます。

姑は怖いな。奥さんからしたらなるべく姑とは関わりたくないよね。気を使うし、姑の前では
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レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮(2015年製作の映画)

4.0

もっと彼を知りたい。彼はきっと自分が平凡であることに早く気づいていた。だからこそ努力し、知識を得る豊かさに気づき、「万能の天才」となっていった。彼は非常に器用で、努力家であり、天才気質ではない。しかし>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

全てが絶妙で素晴らしかった。コミカル過ぎず、ホラーになりすぎず、ラブストーリーでもない。バランスが取れていて、調和されていたのが印象的だった。含蓄もあり終始深く考えさせられた。

登場人物らは果たして
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パピヨン(1973年製作の映画)

4.5

実話にも関わらず、かなり見応えがありました。40年以上も前に多額の製作費を注ぎ込んで、作品として残してくれたご本人と関係者に感謝です。

相当辛く、過酷人生を歩まれたと思います。自由の身になってからの
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

この映画は恋人になる前の関係性の異性と観たら最高だろうな。お洒落でかつ雰囲気もいいし、面白い面白くないで語る内容じゃないから打って付けだと思う。

恋愛はタイミングだよね。付き合うのも、別れるのも、ケ
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.5

インターンを受けるというリスクを取ったからあのループから抜け出せた。採用されなかったとしても、挑戦したことが評価されるし、失敗もちゃんと経歴になる。

経済的面はしょうがないけど、クリス家の場合は息子
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

ありえないと思ってしまうシーンが多々あったけど、話しの繋がりがほどよくあって面白かったです。

ユーモアでかつ家族愛から生まれる感動も味わえるので、観て損はないと思います。短めの映画なので、話の簡略化
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

最高でした。とくにホアキンフェニックスの演技が素晴らしかった。あの笑い声、不気味でもあり、どこか助けを求めているかのような感じもした。

アーサーはどこまで計画していたのだろうか。彼らは一見何も考えて
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.0

映画の内容が特別面白い訳ではなかったけど、カメラワークやサントラで魅了された。個人的にはドンピシャのセンスだった。

彼らはウォーレンの作り話に魅力を感じ、突き動かされ、犯行に手を染めてしまった。自分
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

前半は良かったけど、中盤、後半に見所がなく見終わった後の不完全燃焼感がすごい。後半のリスベットなんかした?仲間が大活躍してるのはいいけど、最後ぐらいリスベットの派手なシーンがほしかった。

ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

3.5

多くの人を魅了し、信頼を獲得したBBCはすごい。大したトリックもないのに、巧みな話術と魅力的な理念だけであれだけ成長できるのか。頭の良さだけではなく、やっぱり人脈、コネがあれば早い。

ネイバーズ(2014年製作の映画)

3.5

大学生は自由だよな。そんな大学生が終わろうとしてるなんて。考えられん。馬鹿騒ぎしたいとかではなく、自由な時間を漂いたい。

心の指紋(1996年製作の映画)

3.5

「これぞ映画がだ」と思った。言葉では説明できない微妙なニュアンスだったり人生の教訓を伝えるには映画というコミュニケーション手段はとても有効だと改めて思った。

「心の指紋」素敵な邦題。ストーリーに大し
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.0

映画としての評価は確かに総合評価程度だけど、設定はかなり面白い。どこかユーモアに描かれてしまっているのが残念。深掘りして、よりロジカルに描ければ最高に面白いはず。脳は10%しか機能してな100%機能し>>続きを読む

サムワン・グレート ~輝く人に~(2019年製作の映画)

2.5

はっちゃけちゃえ!という映画。目新しさもユニークさも特になかった。

いわゆる現代的な映画だけど、昔の映画の方が個人的にはしっくりくる。現代的な映画は、画質の良さだったり登場人物の意味ありげな多様性感
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

深みでした。

真実の愛はいつ宿るか分からないよね。真実の愛は目の前にしないと気がつかないし、今の愛が真実の愛であることは間違いないけど、真実の愛は一つとは限らないのかも。

アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会(2012年製作の映画)

4.0

大人になるとできなくなってしまうことも多いけど、できることの幅も広がるし、リミッターを外しちゃえばなんでもできるのかもとか思った。

リミッターを外してくれるスティフラーみたいなやつは必要だよね。本当
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

感動する!というよりかは考えさせられました。

医療の素晴らしさを感じたとともに、医療の難しさや限界を感じました。「患者に喜びを与え、その喜びを再び奪う」という結果になるくらいだったら、最初から何もし
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アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦(2003年製作の映画)

3.5

久しぶりのアメリカン•パイ。最後まで面白かった。純粋に笑ったの久しぶり。なんも考えたくない日のアメリカン•パイは最高すぎた。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

巧妙!素晴らしかったです。分かりやすく描かれていたので万人ウケすると思います!

マルタは最後までいい人だった。能力は使いよう、最後めちゃくちゃ気持ちよかったな。懐かしいオモチャが出てきたの笑いました
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

判事が促した「普通」は逃げである。たしかに女性が家事をして、男性が働く家庭が主だっただろうけど。その社会を取り巻く「普通」が思考停止につながっていたし、いわゆる「普通」ではない人が埋もれてしまっていた>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

5.0

過去1で泣きました。自分もオスカーと同じ22歳。いつもは長々とレビューするのですが、心に残る作品だったので感想等は胸の内にしまっておきます。マジでよかった。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

面白かったです!画から主人公の性格や心情がダイレクトに伝わってきました。魅力的でかつ分かりやすくもある画でした。

とにかく主人公の無駄のない行動が好きでした。謙虚なのか、冷徹なのか、無口なだけなのか
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

面白かったけど、最後の不完全燃焼感が否めない。解説を見たけど深い意味はあるみたい。だけど、後半にきてそれを誰も求めてないだろと思ってしまった。

解説にこんな文章が

 「モスが殺された部屋の通気口に
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アフリカン・ドクター(2016年製作の映画)

3.5

少し過剰な表現が目立った。実話なのでなんとも言えないけど、にしてもリアルさに欠ける演出が目立ってた。特殊なエピソードで魅了するというよりかは実話という感動とメッセージを届けるのが策だと思うので、リアリ>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

お父さんが泣かせにきてる。自身でも頑固で不器用なことを分かっていて、そんな自分と常に葛藤しているように見えた。

1人親として息子達に何かしてやりたい。できることから始めて、徐々に息子達との距離を縮め
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.5

ロンはエイズに対する「偏見」「誤り」を感じ、解決する為に行動していた。多少は自分の為だとしても、同じ苦労をしている人達を救おうとしていた。ビジネスモデルまで作り上げちゃうところもちゃっかりしてるな。>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

どんでん返しのどんでん返し。ハッカーはクールでセクシー。ハッキングよりも防御システムを作る方が難しいと思うけどどうなんだろう。

日本ではビジネスに楽しさやクールさを見出そうとする人が少ない。電車で不
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アポロ13(1995年製作の映画)

4.0

結末は分かっているのに感動してしまう。不可能だと考えられていたことが可能になる瞬間を目撃すると一瞬でこれまで費やしてきたであろう努力や苦労が頭をよぎる。大勢の人が喜ぶ姿は美しささえある。人間に不可能な>>続きを読む

ウォンテッド(2008年製作の映画)

4.0

個人的にめちゃくちゃ面白かった。分かりやすいし、とにかくカッコいい。

ちょっとした成功体験がきっかけで「勘違い」や「思い込み」が生まれ、自信につながり、自分があたかも優れているかのように錯覚してしま
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