トムヤムくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

46分という短編映画でかなり見やすい。流石に『君の名は。』や『天気の子』と比べてしまうと拙い部分もあるが、それでもこの段階で既に「新海誠」が完成されている。相変わらずアニメとは思えないほど画面が美しく>>続きを読む

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.4

『ザ・ファイター』や『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセル監督のクライムサスペンス・コメディ。

実話を基に、天才詐欺師とその愛人、そして詐欺師の妻、FBI捜査官、アトランティックシ
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.4

新しい家政婦としてバンクス家にやってきたメリー・ポピンズが、その不思議な力で子供たちを楽しませる。

奇想天外、摩訶不思議、アニメーションと実写の融合によって、夢の溢れる史上最高のミュージカル映画が誕
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呪詛(2022年製作の映画)

3.3

台湾史上最も怖いとまで冠されたPOVホラー。

『コンジアム』や『哭声』に比べたら全然怖くない。期待してたけど、正直めっちゃ退屈だった。

やりたいことをギュッと詰め込んだだけで「ここぞ!」という瞬間
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.8

1作目の直後の物語。前作よりは格段に面白くなっていたが、今度は「どこかで見たことある展開」が増えた気がする。

それは新しい避難場所に来てからが特に露骨で、『ウォーキング・デッド』しかり、『ミスト』し
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.5

エピソード4と書いてあるが、記念すべき『スター・ウォーズ』シリーズの1作目!当時『ジョーズ』を抜いて世界興行収入1位を記録し、全世界でSFブームを巻き起こした作品。

アカデミー賞では主要部門こそ『ア
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激突!(1971年製作の映画)

3.7

スティーブン・スピルバーグの長編デビュー作。内容は90分間ひたすらタンクローリーに煽り運転されるだけの話!

ほとんど無駄がなく、カーチェイスという題材で出来ることを全部ぎゅっと詰め込んでいる作品。
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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

3.9

世間で辛いニュースが流れるなか、どうしても癒されたくて鑑賞。

本作は、発明家のウォレスと犬のグルミットを主人公としたクレイアニメで、本シリーズ初めての長編アニメ映画。完成までに5年半も費やしたという
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

アンディの大好きなおもちゃ「バズ・ライトイヤー」の元となった映画をそのまま見せられる映画。

『ロード・オブ・ザ・リング』みたいなストーリーラインに、『スター・ウォーズ』『2001年宇宙の旅』『ゼロ・
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蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

-

古い映画なので、あえて☆は付けません。

ディズニー作品のオープニングで毎回のように流れるあれの元の映画。約7分の短編アニメーション。

ミッキーマウス、ミニーマウス、そしてピートのスクリーンデビュー
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プラトーン(1986年製作の映画)

4.2

超久々の再鑑賞。ほぼ初見レベル。

ベトナム帰還兵として、実際の従軍経験者であるオリヴァー・ストーンの実体験を基に作られた作品。初めて本物のベトナム戦争を描いた映画として世界中で「プラトーン現象」と呼
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.4

死霊館シリーズ3作目にして、死霊館ユニバースの8作目。大きなシリーズになったものだ…。

19歳の青年が、家主を刃物で22回メッタ刺しにして「悪魔のせいだ」と主張したアーニー・ジョンソン事件が題材。邦
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.6

再鑑賞。オリヴァー・ストーンによるベトナム戦争三部作の二作目。独立記念日に生まれた1人の少年が、ベトナム戦争によってPTSDに悩まされる話。

トム・クルーズは本作の役作りのために、約1年間車椅子に乗
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.3

エルヴィス・プレスリーの伝記映画!と見せかけて、彼とそのマネージャーによるお金を巡る憎悪の戦い。質の悪い『アマデウス』みたいな映画だった。

序盤はテンポ良く、『ムーラン・ルージュ』を彷彿とさせるバズ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.0

台湾のゲームの実写化。ホラーとしては全然怖くないし、ミステリーって言ってもゲームの謎解き感が強いし…。なんか中途半端だったな。ストーリーもよくわかんねえ!

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.1

アメリカ軍の特殊部隊バスターズと、ナチスに家族を殺されたユダヤ人女性の復讐を交互に描いた群像劇。

5つの章に分けられて物語が進んでいき、歴史改変やバイオレンス描写などタランティーノ節全開。当時『パル
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.6

東日本大震災による生活保護問題や避難所生活に焦点を当てた映画。

かなり評価の高い映画だったけど、予想以上にシリアスで難しかった…。

なんかもう清原果耶に助演女優賞をあげるための映画じゃん!って思う
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

リゾート地「パーム・スプリングス」で何度も同じ1日を繰り返す2人の男女の話。

90分という短さながら異常なまでの満足感!あれこれぎゅっと詰め込んでるのに全然ゴチャゴチャせず、むしろテンポ良くて見やす
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.7

同名コミック『シティーハンター』のフランス版。まさに完璧な実写化。ここまで真面目にクソ映画を作れるの凄すぎるし、下品じゃない瞬間が全然無くてずっとボケ散らかしてる。まさに「真面目に不真面目」。

HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)

3.1

アムステルダムの街に凶暴な人喰いライオンが市民に襲いかかる話。

B級映画ながらも、思っていたほど悪くはなかった。多少のツッコミどころはあれど、しっかり低予算による欠点を補いながら物語が進んでいくので
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

2.4

小さな教会で牧師をしているイーサン・ホークが、ある相談を受けたことで怒りを募らせていく話。

いやもうめちゃくちゃ難しい…。宗教的な話もよくわからん。なんか深い話してるけど、全く入り込めなくて気付いた
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.6

映像化不可能と言われたファンタジー小説『指輪物語』を原作とした映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの3作目。最終章にあたる作品。

世界興行収入は11億4,100万ドル以上で、歴代2位とかいう驚異
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.2

映像化不可能と言われたファンタジー小説『指輪物語』を原作とした映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの2作目。

世界興行収入は9億5,100万ドル以上。アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネー
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

トイ・ストーリーの4作目。
金曜ロードショーで鑑賞。

最初はウッディなんでそこまでするん?っていう感情が邪魔して全然入り込めなかったけど、これまでにないおもちゃの描き方で新鮮味があって良かった。
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

2.9

シャーロック・ホームズの妹がなんやかんや事件に巻き込まれる話。

数時間前に見終わったところなのにもう内容忘れた。子供向けの映画だったから、そんなにミステリー要素もなくて、コメディとアクション!って感
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

『万引き家族』の是枝裕和監督が、『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホを主演に添えて韓国へ!

赤ちゃんポストに預けられた赤ちゃんを連れ去って、人身売買する偽装家族のロードムービー。

個人的に是
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.9

17歳の女子高生と75歳のおばあちゃんが「BL漫画」という共通の趣味を通して和気あいあいする話。

かわいい!!明るく元気の出る映画!BL漫画に限らず「大好きな趣味」のある人なら誰しもが共感するような
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DEAN/ディーン(2001年製作の映画)

3.8

伝説の俳優ジェームズ・ディーンの没後50年目を記念して作られた伝記映画。

ジェームズ・ディーン役を演じたジェームズ・フランコがめちゃくちゃ似すぎてて、似てるのは名前だけじゃないんかい!ってツッコみた
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.4

映像化不可能と言われたファンタジー小説『指輪物語』を原作とした映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの1作目。

世界興行収入は8億8,700万ドル以上。さらにこのあと公開される2作目・3作目と尻上
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

3.9

史上最低の映画監督と呼ばれた男 エド・ウッドの伝記映画。監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップ、そしてマーティン・ランドーが第67回アカデミー賞で助演男優賞に輝いた。

エド・ウッドのことはほとん
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カジノ(1995年製作の映画)

3.2

ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、シャロン・ストーンがラスベガスのカジノを舞台にすったもんだ。

華やかな映像とは裏腹に、ストーリーは地味で淡々としていて長い!!!グッドフェローズのときのテンポの良
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アダプテーション(2002年製作の映画)

3.6

『マルコヴィッチの穴』で成功した脚本家チャーリー・カウフマンと、その弟ドナルド・カウフマンをニコラス・ケイジが一人二役演じる。

存在しない架空の弟を生み出す発想がもう異次元というか、流石チャーリー・
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.6

オンライン試写会で鑑賞(レビュー書くの忘れてた)。

「貧困層による暴動」と「軍部の恐怖政治」によって、崩壊する秩序を目の当たりにする主人公の話。

人々が容赦なく殺されていくのがトラウマ級に怖くて、
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バージニア・ウルフなんかこわくない(1966年製作の映画)

4.0

エドワード・オールビーの戯曲を原作に、エリザベス・テイラーとリチャード・バートンという当時夫婦だった二人を主演に携えて映画化。

第39回アカデミー賞ではその年の最多13部門にノミネートされて、主演女
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

『ユダ&ブラック・メシア』を観た流れで再鑑賞。黒人と白人の刑事がKKK(白人至上主義団体)に潜入する話。

ユーモアたっぷりな上に最後までひたすら緊張感が漂っていて、スパイク・リーの本気度合いが感じら
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