歌麿さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

歌麿

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アマデウス(1984年製作の映画)

4.0

モーツァルトとサリエリの関係性はだいぶ歪曲されてるらしいが、映画として面白く、サリエリを演じるF・マーリー・エイブラハムの演技があっぱれ。この人の演技をずっと見ていたくなっていた。ヒールが良いと映画は>>続きを読む

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

4.2

今一押しのいい女と聞かれたら、リマ・ジダンと答えるだろう。ショーを演じた彼女の健康的な美しさが映画の強度になっている。

邦題のセンスが素晴らしい、映画もエモーションでよかった。何か大きな事は起きない
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預言者(2009年製作の映画)

4.1

公開時は堪らない満足感で劇場を出た事を記憶している。
動画配信サイトにアップされていたので久しぶりに鑑賞。

若者がムショの中で成り上がるサクセスストーリー。 仕事をしにシャバへ出た時に時より見せるマ
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.7

歴史的な戦争もはじまりはいつも女から。
男って馬鹿だなー ラストカットは男の願望ダダ漏れで、ロマンチック要らないのに理解するよ、僕も男だから

スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

迂闊な事は書けない
この書き込みも監視されている可能性があるからだ。

1つ言える事はエンディングの編集かっこいい

キッチン(1989年製作の映画)

3.2

函館きれいな街だな。

足らないもの同士が集まり料理に囲まれ体温をあげる映画は、週末の夜中に丁度いい。

大根は森田監督でも料理するのは難しいのかな。
原作は面白そうだ。

フィツカラルド(1982年製作の映画)

4.0

イカれた夢を追いかけるイカれた映画。

船が山を登るなんて。
よくこの映画作れたな〜 CGが無い時代にスペクタル過ぎる。 何人か犠牲になっていそう。 元々ジャックニコルソンが主演で撮影していたが降
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.1

エンドクレジットが流れてから、買っていた飲み物のキャップをはじめて開けた。
飲み物の存在を忘れていた。

一瞬に生きる人がいて、その一瞬が限りなく美しかったのなら惚れる人がいる。

カタルシスに侵さ
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来る(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

中島監督に裏切られる事を期待して見に行ったが、裏切り来ず。
作り方がどれも一緒で飽きた。
過剰演出編集多すぎる。 音を乱発しないで欲しい。

本がいいので、違う監督でみたかったが、
祈祷祭りは中島監督
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極北の怪異/極北のナヌーク(1922年製作の映画)

3.8

世界初のドキュメンタリー映画と言われている今作。
演出が入っているとか無いとかはどうだっていい。 100年前の人間が動く映像、イヌイットの衣食住が垣間見るだけでも素晴らしい。 セイウチやアザラシを捕
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

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試写にて。
重い話だが、エンタメになっていた。
話の筋が見えるまでは耐える時間もあるが、最終的には涙が。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

最高でした。ネタが良くても映画が面白いとは限らない。クイーンを知らない人でも最高でしょ。

ブライアンシンガー監督の手腕も素晴らしい。彼はセクシャルマイノリティーだから、外れ者を上から目線でなくシンプ
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.6

昭和には、ああいう独裁的な親父が多かったが、可愛いげや愛嬌があった。

とにかく息の詰まる家庭の空気。
皆が外れる訳ではないはず、ただこのような例が出てもおかしくはない。

家族以外で主要な登場人物と
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.7

とあるアフリカの大統領に「戦争の支配者」と呼ばれた、ウクライナ移民のアメリカ人武器商人の話。

おそらく今の中東も、武器輸出国家やフリーの武器商人が渦巻いている。
この映画から学べることは多い。

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.5

現代の困り顔の代表格といえばライアン・ゴズリングだが、今まで支えてきたのはロバート・デニーロだろう。

デニーロが好きと公言していたものの、今作は4時間(完全版)と長さの前にひれ伏し今まで見ておらず。
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.7

若尾文子は芸術
なにより声がいい

オープニングが洒落ている

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

人の命が軽い世界。
なぜなら自分の身が大切だからだ。

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

3.5

冒頭の川沿いのテキストの流れでグッと引き込まれてはじまり、序盤の屠殺シーンでノックアウト。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.8

普通に面白かった!
地獄の黙示録っぽい演出好き

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

前フリが効いていて、ラスト10分に目を疑い興奮した

嗚呼!おんなたち 猥歌(1981年製作の映画)

4.3

これが樹木希林の惚れた男だよ!
「俺コーラ飲みてぇんだけど」

浴槽から顔あげたら
パンくわえてんじゃねーよ!

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.8

アンダーザシルバーレイクを見て監督のデヴィッド・ロバート・ミッチェルをの過去作が気になり→イットフォローズ→今作と鑑賞。

ティーンの夏の一夜の話。
夏休みの一夜が、大人になった今の何倍も濃い日になる
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.9

公開中の『アンダーザシルバーレイク』が素晴らしかったので、監督を巡るため鑑賞。性感染する不思議なホラー。

まず設定が面白く、他の人には見えないものが見えてしまう系なのだが、その見えてしまうものが、た
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

キリスト教的概念を強く意識した作品。
人の想いを預かる預言者のような三隅さんを三位一体でを裁くお話。

役所広司は勿論のこと、広瀬すずが良かった。重盛と同じように2人に吸いとられる福山雅治、いやこうい
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.5

世の中は不思議なことやわからないことが沢山だけど、そんなもん!って不思議な爽快感を得れる作品。

土管に潜る村上系、爽やかリンチ
今年度見とかないとダメな映画!
今後語られる映画!

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

確かに君の鳥は歌えるし、踊りも上手。
どんまい僕! 僕に共感しつつ。

その場にいるような自然な撮り方は良かった。 函館にも行きたくなる。路面電車の線路は絵になるな。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.3

傑作!見終わった後もお姉さんの声とおっぱいが浮かぶ素敵な映画。
蒼井優は『鉄筋コンクリート』の時から素晴らしかったですが、大人の女性の声になりましたね。

子供の冒険心、大人への憧れ、夏、時空、海。
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.2

設定はダークなのに、中身はほんわか。
憎いくらいのブリグズビーべアのデザインの高さと可愛さ、番組絶対楽しそ!

休日にふらっと潤おった。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

皆が面白いと言う映画はそこまでハマらないとは、これから言えなくなるじゃないか! 大満足!
冒頭最初の30分で笑ってる人を不思議に思ったが、なるほど! 2回目はそっち側になれそうだ。

少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

とても美しく、切なく
私は蚕になりたい
とはいわないまでも
余韻に浸ってしまう。

現代版リリシュシュ!

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.0

題名を超える作品ではなかった。
期待値が高すぎた。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始展開が読めるストーリー。
近年のパルムドールは社会問題をテーマにした作品が受賞しているので、カンヌの大好物的な作品。

ちゃんとした大人が出て来なかった。
子供たちは大きな選択を2人ともしている。
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