Yuriさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

Yuri

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ひとよ(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

どんな夜でも、夜は明けるものだ。白石監督が描く家族が想像つかなくて、グチャグチャに救いようのない展開になるのかと思いきや、澄みやかで勇気が貰える作品でした(*^¬^*) 稲村家が本当にいるんじゃないか>>続きを読む

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

1.5

原作読んでます。美人といってもあくまで婚活市場にいたら美人という扱いな一般人の「美人」です。しかも、タカコはデザイナーなのにキラキラリア充系美人ではなく、不倫3連続で引き当てるくらいの薄幸オーラが漂い>>続きを読む

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

能力の説明も曖昧、4人の個性あるようでないまま、スプラッターに突入するので、それぞれの見せ場がないというか、ダディッツ(ドニー・ウォールバーグ)生きてるなら仲間としてその扱いなくない?とか色々、「ゾン>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.2

原作読んでます。映画は登場人物たちの人生がクロスする一定時期を切り取った形で描かれているので、描かれていない彼らの人生に想いを馳せることが出来る、重く前向きな余韻が残る作品でした。類似経験のある方はフ>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

どこまでのことを暴露したのか具体的に知らなかったので、難しかったけど面白かったです。○SAってたくさんあるんですね。スノーデンが一石を投じた風な作りにしていましたが、私にはすべてを懸けたけど彼の愛する>>続きを読む

The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅡ(2015年製作の映画)

2.6

Part1はまさかの太平輪乗船まで行かなくて、やっとだ!と思ったらPart2も後半クライマックスまで太平輪動き出しません。それよりPart1の補足ストーリーの方が長いです。それでも、丁寧に描いている分>>続きを読む

The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ(2014年製作の映画)

2.0

戦後に中国が内戦状態になっていた詳細を知らないので、なんで戦ってるんだろう?太平輪、いつ出てくるんだろう?と思いながら観終わってしまいました。前半、まさかの太平輪出航せずで、内戦という大舞台があるのに>>続きを読む

108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

3.7

原作読んでます。え?これ舞台どうやるんだろう?(((;゜Д゜)) 男の馬鹿さと狡さと情けなさと往生際の悪さと、悪いところ全部を松尾さんが体現していて、でも、松尾さんがやるからこそ、男の人って可愛いなと>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

2.6

“ほんの小さな”という言葉が似合う、母娘にとっては大きな、後の人生を照らす歩み寄り、再会のお話でした。この小さな物語によくこれだけの名優たちを集めたなと苦笑というか、ちょっと食傷気味に(^_^;) 是>>続きを読む

しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

2.0

オゾン監督のいつもの緻密な伏線と見事な回収劇が全くないので、ハッとさせられる場面がなく寝そうになってしまいました。しかも、スザンヌが傘会社をどうやって立て直したのか?何か画期的なことをしたのか?情に訴>>続きを読む

マレフィセント2(2019年製作の映画)

5.0

斬新で超スピーディーな展開に最初から最後までついていくのがやっとでしたW(*゜Q゜*)W 驚きとユーモアに満ちていて、すべてのシーンが想像を遥かに超えて美しいです(*^▽^*) 手負いでロングヘアにな>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

1.2

原作読んでます。違う時系列、違う場所で起きた話を映像化するので、「怒り」よりも難しかったと思いますが、上手く組み合わせている部分と、ここは外しちゃ駄目だろうという部分がありました。善次郎のターンに出て>>続きを読む

地獄愛(2014年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ロンリーハート事件を何度目かで映画化した作品です。上映時間短いなと思っていたら、事件の序盤しか描いていなくて、主人公たちが追い詰められていくスリリングな展開はその後からなので、全くなく、何かアート寄り>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ビートルズだけでなく色々な物事がなくなり、なくなったはずのものが・・・ある!世界のお話。リチャード・カーティスの脚本は、悪者が出てこなくて、皆が大好きなハッピー・イエローカラーに満ちていて、心が温かく>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

バットマンもジョーカーもゴッサムシティに育っていなければ、こうはならなくてすんだのにと思いました。本作は、コミックスにはないオリジナルなのですが、とても大胆なストーリー展開が鮮やかでした(*゜Q゜*)>>続きを読む

シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)

3.7

時系列が5年という短いスパンの間を幾つも行き来しながら、しかも同じ時系列でも相手が違うこともあるので、混乱します。じっくり腰据えて観ないとわからなくなってしまいますが、その分、丁寧に描いているのと、ど>>続きを読む

大統領の料理人(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ダニエル・デルプシュという料理人の実話です。大統領のプライベートシェフの出来事とその後、南極料理人になったオルタンスが交互に描かれます。エリゼ宮に来る前のオルタンスと宮殿を去ってから南極に行くまで、南>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

2.7

少女が思春期に差し掛かった中で生まれる憧れとは違う戸惑い、苛立ちや背伸びしたい気持ちがファンタジーとリアルが絶妙なバランスで混合されていて、良かったです。ミアとジアンナが親友になっていく過程も良いし、>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.5

互いの想いが解り付き合うまでの一番楽しい時期のはずが、二人の間に流れる沈黙がひたすら重たいです。互いにテリトリーをけん制し合っているかのよう。未亡人が“いない存在”として扱われるなんて、一体インドのど>>続きを読む

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

4.0

初見です。ハリウッドのセットの感じにパラシュートで降り立つ冒頭とかワクワクします。物語はスピード感あり、画面もガクガク揺れるし、色もカチカチするし、ジェットコースター感満載なのですが、銃撃シーンとアク>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

2.5

「あの時、あの場所で出会ったのが、君で良かった」がテーマの、無数の小さな出会いが赤い糸で繋がっていく物語。糸が繋がるたびに心がポッと温かくなります(*^¬^*) 幸福なことに、もう繋がっていない糸も含>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

物語全体の流れが掴めないうちに、スマホ画面、工事現場、豪邸とシーンが入れ替わり立ち代わりし、しかもめっちゃ静かなので、気合入れてないと寝ちゃいそうになります。(3回寝落ち)家族全体としても会社としても>>続きを読む

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

2.5

「この世界がデータで出来ている」という前提の話はよくあるパターンですが、本作はそれを遥かに超える予測不能な展開が次々起こり、先が読めなくて、頭フル回転ムービーで面白かったです(*^^*) アニメーショ>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

1.0

三谷作品は年々キャストが豪華になっていくのと反比例にドタバタ劇の笑いが失われていっているように感じます。今作は「ギャラクシー街道」よりはヤラかしていませんが、早々に中だるみタイムに入り、最後までゆる~>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2008年にインドのタージマハル・ホテルで起きた過激派テロ事件の映画化です。物凄い臨場感と緊迫感。何ていうか自分が本当にそこにいて四方八方を銃撃されているような、戦争&テロジャンルでは「アメリカン・ス>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.0

ラッセ・ハルストレムが監督を降りて製作総指揮になっていましたが、世界観はそのままで、皆が観たい続編ポイントをしっかり押さえています。なので、何気ない人生も、かけがえのない瞬間として描かれ、とても温かな>>続きを読む

SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.0

三国志は読んでおらず、先入観も入れたくなかったので、前知識なしで観ました。血塗る騙し合いを制するのは!?という感じで、本当に最後の最後まで誰が生き抜くのかわからなくて面白かったです(*^^*) ダン・>>続きを読む

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作途中まで読んでます。原作に惹かれて観に行ったのですが、なんか色々ダイジェスト過ぎる( ̄□ ̄;)!! 河野さんの作品は脇役キャラまで綿密な設定や伏線が張られているのに、映画だとメインキャラクターなの>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

2.5

田舎町ケープコットにビーチや遊園地、ドライブインシアターなどが小さな所にぎっしり収まっている雰囲気が良いです。狭いからすぐに知り合いと顔を合わせてしまうし、善人も悪人も小さい頃から知っている同士だった>>続きを読む

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

全く期待していなかったのですが、予想外にキュンキュンしてしまいました(*´-`) なんにも進展せずにグングン時が過ぎていく展開が珍しくて面白いです。テンポの良いコント的展開から純愛シーンへの急速切り替>>続きを読む

エンダーのゲーム(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かなり昔の小説なのに、今観てもまだ“近未来”なことが凄い。そして、子どもが主人公なのでSFだけどちゃんと理解できるし、世界観全体より、主人公の内面を重視しているので、楽しめます。地球滅亡を前にして10>>続きを読む

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

2.0

全体的に「超高速!参勤交代」シリーズより、さらに地味です。ファーストカットの星野源は可愛かったけど、特に笑いもなく、国替えとは?を淡々と見せていくだけです。見せ場のアクションシーンにしても、そもそも高>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

驚いたことにタランティーノなのにウディ・アレン作品のようでした(*゜Q゜*) ウディは嫌がりそうですが(^_^;)、タランティーノがハリウッドにロマンティックな魔法をかけられるなんて、良い意味でビック>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.5

LGBTジャンルでは間違いなく革命的な作品で、皆が観たい「おっさんずラブ」がギュウギュウに詰まっています(*^▽^*) 結婚とは?同性婚で得られるもの、得られないものを真正面から逃げずに描いていて、い>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.0

エルトン・ジョンのバックボーンというのを知らずに観たので、興味深かったです。タロン・エガートンの声質はエルトンには似ていないですが、映像の力もあり、エルトンの思いを体全体で歌い、体現出来ていたと思いま>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.5

映像が綺麗~音楽も最高~完璧なミュージカルはもはや芸術で、ただただウットリ(*´-`) でも、ストーリーは見知ったもの以上の驚きはなく、後半は次の展開待ちというか、いささか眠かったです(´д⊂) ラフ>>続きを読む