Yuriさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

Yuri

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悪い男(2001年製作の映画)

2.5

人を愛すると相手に与えたいという気持ちがあり、そうしているつもりでも、実際は奪うことの方が断然多い。それを極限で表現しているのかなと感じました。やっていることはエグいけど、そんなに暴力描写も多くないし>>続きを読む

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

エル・ファニングはエモい。エル好きは彼女のエモさを観たくて行くのだと思いますが、「ネオン・デーモン」のようにエモ“過ぎる”と「これはちょっと・・・」と置いてけぼりになる。エルは「パーティで女の子に話し>>続きを読む

偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドイツ最期の皇帝ヴィルヘルム2世が失権した後のことを知らなかったので、オランダでの亡命生活、王政復古を願っていたこと、それを利用しようとするナチスの動き、イギリスのヴィクトリア女王との親子関係、すべて>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

1.5

う~ん、前評判が良くて、確かにいつもより暴走はしてないのですが、結局最後やらかしちゃってるし、ラブストーリージャンルなのにガッチリ抗争ものだし、アクションも暗くて観にくいです。最初から最後までジャンキ>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.0

ストーリーとしては短編にするのがちょうど良いくらいふわっとしたお話で、作品全体がフェルメールの絵の世界観で、それにどっぷり浸かって堪能する作品です。なので、彼らの生活の中にフェルメールの別作品の構図が>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

うわ~これ公開時ではなく今観たので、政治家の高倉(福士蒼汰)の言っていることがあながちフィクションに聞こえないというか、政治家はこう考えてるんだろうなと、今オリンピックやったらこうなるんだろうなとか軽>>続きを読む

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

正統派のユダヤコミュニティの生活について、驚くほど何も知らなかった自分のビックリです。ユダヤ教という宗教はメジャーなのに、聴いたことのない歌、祈りの言葉、なんでウィッグ被ってるの?と観終わって調べてや>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

いやもう、推定年齢12歳のゼインの生活の知恵が凄すぎて、序盤から絶句&その手があったかー!!と勉強になりました(>_<)麻薬をバレずにサバく方法とか母乳した飲んだことない子に粉ミルク摂らせる方法とか(>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.6

私の中でドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムはB級の面白くない作品にしか出ないという説があるのですが、本作は意外にも本格的なのにわかりやすく、人物描写も良く、ストーリー展開も3展開くらいある>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

すごい昔の作品だと思っていましたが、最近なのですね。これは怖いのか?怖くないのか?悪魔と悪霊、人間の怨霊の違いって何だろう?と思いながら観ていました。3つの家族とたくさんの霊と怨霊?、時間軸も行ったり>>続きを読む

ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

韓国の高層ビルのシステムや消火や救助法がおそらく日本とだいぶ違うので、ビル内部の位置関係が全然わからないのと「え?それ止まるの?」という方法で火災源を鎮火させたり、「え?流すの?」という脱出法だったり>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ウェス・アンダーソン作品だと思って観れば、独特のテンポ感や展開に遅れをとらずに楽しめます。ジュード・ロウ、ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナン、レア・セドゥ、ウィリアム・デフォーなど他にもたく>>続きを読む

ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭「一部事実とは異なります」と断りがありますが、この時代にあったバラバラなエピソードを全部徳恵の人生に絡ませて描いており、徳恵の人生はかなり悲劇的なことになっているので、日本人としては「そこは違うよ>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

1.5

原作は途中断念しました。石田衣良の小説は可もなく不可もなくなのですが、これは事象が動く話ではないので、特に読むのが苦痛で(>_<)松坂桃李も苦手で、でも「新聞記者」は良かったし、世間の評価もうなぎ上り>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.3

互いに厄介な女に目をつけられたなと思ってしまうような二人。エミリーのような秘密を抱えた人物は怖過ぎるし(特に2回目のが)、ステファニーは普段から自分のテリトリーには絶対に入ってきてほしくないタイプです>>続きを読む

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

3.3

結末が「えーーどっち?」と気になってしまいます。格差社会を描いていて嫌な人も出てくるけれど、会話もテンポもライトでまとまり方も綺麗で、素敵な映画時間をサクッと楽しみたい時にぴったりな作品です。ごちゃご>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

1.5

行定監督×又吉さんという壊滅的に相性悪いだろうなと思いつつ、お家で新作映画を観れるということで鑑賞。私はお笑いが苦手で、それは芸人という職種の男性の考え方が嫌いだからであって、類友でつるみ、傷をなめ合>>続きを読む

シチリアの恋(2016年製作の映画)

1.3

イ・ジュンギ目当てです。酷評ばかりなのを知っていたので、期待はしていませんでしたが、これは酷い(>_<) 出会いから終わりまで丁寧に描いているわりに、双方が恋に落ちたエピソードがお粗末過ぎるし、ジュン>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小さくなったら誰もがお金持ちで環境に優しいという発想勝ちな作品で、そこから人権問題、地球問題などに繋げていくのは綺麗な流れで、面白かったです。しかし、最初の設定の段階で、「ん?人工の半分は大きいサイズ>>続きを読む

王の男(2006年製作の映画)

3.6

ちょうどドラマ「麗」を観ていて、イ・ジュンギ観たい!となって観たのですが、よくここから今のあれだけ深味のある役者さんになったなぁと逆に感動してしまいました。この頃は、綺麗な顔と無邪気さのギャップイメー>>続きを読む

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.5

眠い中ウトウトしながら観始めたので、最初の方一回オチたのですが、目覚めてから5分でぞわっと鳥肌が立つほどの臨場感でした。地上半が管制塔とか軍とか3か所くらい入れ替わりに映されて、今どこで何をしているの>>続きを読む

少女が大人に変わる夏(2013年製作の映画)

1.5

諸事情で何度かに分けて鑑賞しなければなかったので、感想に影響出てるかも知れないです。本当にひと夏に親友と同じ人を好きになってバレて・・・とあらすじ以上のことは何も起きないです。ダコタ・ファニングはメー>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

1.3

子どもと大人でこんなにも世界の在り様が違うのか。今が何月の何曜日の何時なのかわからないまま生きている6才のムーニーの視点で描かれているので、モーテルとその周りの世界は永遠のネバーランドのようでした。ム>>続きを読む

羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

1.0

福原遥目当てで観ました。ただ福原遥が可愛いだけの映画でした。福原遥特有の甘い声とふわふわした雰囲気が、殺人行為を中和していて、現実感のない映画でした。特に宮市が殺人行為をするきっかけや理由が描かれるで>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

1.0

原作未読ですが、ダイジェスト過ぎだし、見せたい場面以外を適当に作り過ぎててもはやダレタイムになっています(>_<)そもそもの設定も難しいのに説明なしで最後までいくので、アリータ=○○人というのが、観終>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小説や映画で何度も「若草物語」には親しんできましたが、グレタ・カーヴィグ版は、台詞も物語も跳ねるようなリズムで波に乗せていく感じで、絶妙にバランスで配置されています。これもあれもいれたいみたいな、少し>>続きを読む

マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.5

冒頭の列車事故といい、ラストの事故といい、全編通してもの凄いスキャンダル!!しかも、ニコライ2世って日本でも襲撃されてますよね。どうして、このスキャンダルはメジャーな逸話になっていないのだろう?たった>>続きを読む

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

1.5

インド映画は物語の本筋に入る前に男女が出会い両想いになるまでから始まりますが、これはその序章が長い!!(>_<)普通に最初の1時間くらいハエにならなかった気がします。マッキーとスディープのバトルも、マ>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

1.9

間宮祥太郎目当てで観ました。割と序盤からわかってしまう展開を、3つの物語を同時進行させるのと「これはティーン向けの学園ものである」という思い込みを利用し、上手く煙に巻いています。それ以外は、普通の高校>>続きを読む

海底47m(2017年製作の映画)

2.2

クレア・ホルト目当てで観ました。朝一で作業をしている間にちょこちょこ観進めようと思って観始めたら、テンポが良く、サクサク色んなことが起きるので、一気見してしまいました。登場人物がいきなり人生とか語り始>>続きを読む

覚悟はいいかそこの女子。(2018年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

深夜ドラマは本当に中身ゼロでつまらなかったし、映画もスルーしようと思っていましたが、予定外に観てみたら、ちょっと鼻がツンとなるくらい切ない青春映画で面白かったです!ティーン向けのキラキラした恋愛映画で>>続きを読む

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

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原作、最初の方だけ読んでます。佐久間由衣ちゃん、朝ドラの時は感じなかったけど、観てるのがきついくらい演技が下手でした。特にテンション上げたり、キレたりする演技が棒過ぎるし、一本調子のまま(>_<)承認>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

2.7

アメリカでは日本の政治家たちが料亭でやるような根回しが会社として幾つも成立しているのか~。確かに政治をしたい人と形勢を変えることを得意とする人は別々にいた方がどちらもボロを出しずらくて良いシステムかも>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

2.5

もっとメディアを巻き込んで煙に巻く胡散臭い犯罪者映画を想像していたのですが、やったのかやってないのか曖昧な感じでストーリーが進んでいきます。これはリズがテッドのことを信じちゃっても仕方ないのかも。裁判>>続きを読む

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

少し違和感のある繋がりかな。荒川が突然、靴屋を提案するのでなく、加奈子が靴屋のことをサンスかジウに聞いたという流れだったら綺麗だったと思います。そうでないと、荒川がレオンの靴屋と繋がるルートだけ、ただ>>続きを読む

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

1.7

最後のフェスの曲だけで一気に映画のレベルが上がった(((lll゚д゚) あっつい夏に観たい1本。「最高の一曲だけでいい」ってこういうことか(笑)でも、これは映画だから、コールに才能があるならば、最初の>>続きを読む