Yuriさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Yuri

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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

1.0

各国からの移民たちを一つの場所に集めて、そこにフランス人がいなかったら誰も法律を教えてり、正したりしないのだから、こうなるよね(>_<) それでも無秩序な中で警察まで正義を捨ててしまったら、そこはただ>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

4.4

物語の設定がシニカルなジョークになっているコメディ・スリラー。大体のあらすじは知っていて観たのに、知っているあらすじの間も予想外の連続だし、定番のシナリオの先から二転三転とぶっ飛んだどんでん返しが続い>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.5

原作読んでます。年齢と演技力以外は殆どクリアしている、どころかクライマックスのオリジナルな演出が素晴らしく、必死に生きようと抗う彼らに少し泣きそうになってしまいました(*^^*) あらゆる面において、>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

クロエによるクロエ自身の深層心理を紐解くシンプルなストーリーなのだとしたら、序盤で答えが出ているものもあるので、さほど難しい作品ではありません。今はこういうオチが増えてますし。ポールの風貌は「あ~これ>>続きを読む

純粋の時代(2015年製作の映画)

2.0

シン・ハギュン目当てで観ました。シン・ハギュンの格好良さに浸りたかったのに、ミンジェが物言わぬキャラなので主役という感じがあまりなく、カン・ハンナ、カン・ハヌル、チャン・ヒョクの4人が同じくらいの分量>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

1.5

絶望と決まっていたはずの結末を少女が強引に介入しひっくり返す純粋なパワーが素敵だなと思いました。絵本向き?映像は綺麗なのですが、物語と現実の世界に驚くような展開はないので、抽象的な美以外に評価するとこ>>続きを読む

Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

1.5

公務員をわかりやすくディスったテンションで始まりましたが、観ているうちにこんなにも確信をもって何かにしがみつけるって視野が狭かろうが何だろうが、幸せなことなのではないか?とケッコを見ていて思いました。>>続きを読む

最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

2.7

登場人物もそれぞれの出身国も全部忘れてるところからスタート。これ、フランス人がどうこうではなくお父さんのキャラが酷いな、前作もこんなでしたっけ?婿たちだけでなく四姉妹のキャラも濃いので、キャラの大渋滞>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

原作を読んでいて、このキャストだったら観なくていいやと劇場スルーしてましたが、ラスト以外は原作より良くて、心揺さぶられました。薫子のことを周囲が否定する中でのおばあちゃんの台詞が泣ける。あそこでそんな>>続きを読む

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

セスおじさんたちがわちゃわちゃダラダラするコメディーだと思って観始めたら、2013年辺りに公開した色んなSF映画をパロっていて意外と本格的!次から次へと休む間もなく命の危険が降りかかるので、皆で笑いな>>続きを読む

FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リアル~(>_<) ヒロインのイナがパンデミック以前から超自己中。韓国男性って本当にこんな理不尽に怒ってばかりの女性が好きなの?武漢ってこんな感じだったなぁと感染発生後の国民への通知を後回しにした隔離>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

3.0

パク・ヌチャクがわかりやすいエンタメを作ったよという話だったはずですが、もう冒頭からリタイアしそうなくらい難しくてついていくのに必死でした。ソン・ガンホとイ・ビョンホンがしりとりしたり文通したりする辺>>続きを読む

モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

1.0

子ども向けだと考えれば、なかなかクオリティ高いです。モンスターたちが時代遅れなままで感覚が止まっている、ドラキュラの街トランシルバニア、娘を想う父の成長、モンスターだからこその笑えるシーンなど、良いポ>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

1.5

これ日本でリメイクするのか~相当痛々しいことになりそう。スマホや手帳だけでなく、個人のプライバシーに関するものは、たとえ家族でも尊重されるべきだし、それでもどうしてもスマホを覗きたいというならば、その>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

怪しい新興宗教とは違い、村の風習なので、世界の残虐な風習に照らし合わせればあるかもなぁというギリギリラインを攻めているのが〇です。あるかもなぁ以外は特に驚きの展開もなかったですが、本当に気付かないうち>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

2.5

悪事を働く人はそもそも誰かの不幸を願って事件を起こすわけだけれど、正義を騙って事件を起こす人間は、その先にいる被害者、被害者の周囲にいる人、永遠に消えない苦しみが続いていく人生を、想像出来ないのかも知>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

2.5

ドラン作品は光彩と余白の使い方が美しく、これまで寝ないで観切ったことがありません(爆)本作は英語劇、スター俳優が揃っていて上手く物語を引っ張っていたので、最後まで初めて寝ないで観れました(^^;) ナ>>続きを読む

サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

2.5

子どもの「サンタクロースってどこにいるの?」はよく聞くけれど「誰がなぜサンタクロースを始めたの?」という盲点をついたお話。80分のファミリー向け中短編でフィンランドの素朴な雪景色とシンプルなストーリー>>続きを読む

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前情報として19世紀のイギリスがオーストラリアの先住民を追い出し、植民地化し、さらに同じ白人でもアイルランド人の立場は弱く、タスマニアが罪人の流刑地だったという複雑な歴史背景を理解して臨んだ方が良いで>>続きを読む

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

1.0

リアルタイムで見損ねたのでDVD鑑賞。結論、劇場まで行かなくて良かったなーという感じ。いつもフラッと現れ、「上を見ろ。」と言って去ってくトムとケイトの現状を掛け合わせると大体展開が読めてしまうので、ト>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

何だか評判が良かったので鑑賞。開始10分からワニを出してくれているけれど、眠たい。ひたすらに眠たい(私はアクションシーンで寝ちゃうタイプです)。カヤ・スコデラーリオが今回は完全に美女売りを捨てているの>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

1.1

ボソボソ台詞の門脇、成田凌、村上虹郎が揃っているのに、クラブ音楽との音量差!!(>_<)どっちか優先したらうるさいし、聴こえなくなるってゆう(>_<) 内容は何となく雰囲気の良さで感じ取って系作品で、>>続きを読む

チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.0

観終わった後も「どうして全員生き残れたのだろう?」と首をかしげてしまうくらい壮絶な環境下でした。過酷な環境下でも協力し合い、チームワークを維持する山の男たちの精神力と人間力が尋常じゃないくらいハイレベ>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清×731部隊の話だなんて絶対超怖い、観れないと思いましたが、銀獅子賞獲っちゃったし、うなされるだろうけど行くしかないと腹をくくり、観てきました。ドラマ版を再編集したものなので、夫婦に深く関係して>>続きを読む

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.5

知らない歴史を知るのはとても好きです。そういう意味で本作には興味がありましたし、ストーリーも英国総督一家、インドの人々、若い恋人たちがとてもドラマティックに多重的に描かれています。ロミジュリパートを担>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

チョン・ユミは好きな女優さんです。人は自分を構成している居場所のうち、2つが壊れると心まで壊れてしまいます。人生も同じで、一つ一つは決定打にならなくとも、二つ目には積み上げたジェンガが崩れるが如く、ガ>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

胸に重石がつかえたような苦しいラストでした。観ている私でさえ、そうなのだから、多感な時期のちひろはどれだけの苦しさを呑み込んでいるのだろうかと、また苦しくなりました。愛しているから苦しい。ちひろの両親>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

2.4

「オズの魔法使」のオリジナル版は観たことがあって、晩年のジュディ・ガーランドがどんな風だったのかは知らないのですが、ゼルヴィガーに神懸り的にジュディが降りてきているのが、よくわかる圧巻のステージでした>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

2.3

ノーラン難しいよなぁ、でも劇場で観ないと意味ないよなぁと思い、重い腰を上げましたが、やはりこれまでにないくらい難解な苦手ジャンルでしたΣ(×_×;) まぁ、頭ではなく直感でってパティンソンも言ってるし>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.8

物語の完成度としてはこれまでのティーン向け青春音楽映画の中ではちょい上くらいでずば抜けて良かったわけではないです。でも、新田真剣佑の圧倒的な存在感、北村匠海演じる颯太のアキを凌ぐ歌声、新田さんと北村く>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

原作が有名過ぎるので読んでいないのに犯人を知ってしまっていて、謎解きを楽しめず(>_<) 豪華寝台列車と俳優の演技合戦を楽しむだけかなぁと思っていたのですが、列車の豪華な描写もあまりなく、演技もまとま>>続きを読む

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

序盤から最後までアクションが7割くらいで、流れはドラマと変わらないのですが、親しみが出来上がっているキャラクターたちの個性ある戦いぶりは見応え抜群でした(*^▽^*) でも役柄上、仕方ないにしても、総>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

1.0

原作読んでます。原作も頭の中お花畑なお話だったけれど、本作はさらにお花畑満開で何のひねりもない面白みのない映画でした。ハリウッドでは珍しいアジア人だけで構成されヒットした映画なのに、アジア人をディスり>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

「ゲットアウト」は怖いし面白いし新しいしで凄い!と興奮したのですが、本作はその場で驚いて怖がるだけの遊園地スリラー以上のことは起こらず、伏線も最初にほぼ答えを提示してしまっているので、どんでん返しとし>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

1.6

前回のキャラクター設定と今回の見た目とキャラが一致しにくく、誰?どんな子だった?というのが浮かばないままストーリーが進んでいくのが致命的でした。アクション的には前作を上回っているのですが、精神的なスト>>続きを読む

虹色デイズ(2018年製作の映画)

2.6

男女ともに顔面偏差値高っ!!というところに最初は邪魔されて入り込めなかったけど、美男美女だらけの彼らも普通の高校生で、青春を全力で楽しむ姿がとても生き生きと描かれていて、特に事件はないのによくここまで>>続きを読む