Torichockさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Torichock

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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.5

「Les Quatre Cents Coups/大人は判ってくれない」

この映画と出会ったのは18歳の頃、当時観た"GO"に感化され、原作も読み込み、その中でタイトルが出てきた作品。当時ボクシングを
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.9

「Warm Bodies/ウォーム・ボディーズ」

ゾンビとは人間社会を写す鑑だ!と、"DAWN OF THE DEAD"で僕が高らかに宣言し、その頃の怒りに任せて、各種ムカつくもの殺したいものに中指
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フィルス(2013年製作の映画)

4.3

「FILTH/フィルス」

元々評判は良かったから気になっていたんですが、劇場公開を見事に見逃し、さらにここ最近なんとなくコメディ離れしていたので、先送りにしてここまで来てしまいましたが、"ラブストー
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

4.4

「The Descendants/ファミリー・ツリー」

3年前くらいに見て、めちゃくちゃ気に入って購入してから久しぶりの鑑賞。というのも、3年前とは映画の見方・選び方も変わったので、ここ最近はもう一
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ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦(2014年製作の映画)

5.0

「NEXT GOAL WINS/ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦」

自分たちを今でもどっかで強いとか思ってる節がある島国の連中は、この作品を見て真剣にチームというもの
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

「Amerian Sniper/アメリカン・スナイパー」

"間違ったらコトだぞ"
第一弾の予告編を見たときの衝撃たるや、年末に公開された"GONE GIRL"の予告に手を届かせるほどの期待感を煽る出
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ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

3.9

「THE DISAPPEARANCE OF ELEANOR RIGBY〜him、her〜/ラブストーリーズ〜コナーの涙、エリナーの愛情」

2月は公開が楽しみで仕方がない映画が目白押しで、特に14日は
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ラブストーリーズ コナーの涙(2013年製作の映画)

4.1

「THE DISAPPEARANCE OF ELEANOR RIGBY〜him、her〜/ラブストーリーズ〜コナーの涙、エリナーの愛情」

2月は公開が楽しみで仕方がない映画が目白押しで、特に14日は
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.5

「foxcatcher/フォックスキャッチャー」

人が人に最も欲するものって、なんだろう?と考えたことがあります。
今までに何度も何度も考えてきたけど、答えが出ない答え。別にこの映画を見たからと言っ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.6

「Begin Again/はじまりのうた」

昔はもっと素直に、音楽の力を信じていました。
新しいアーティストの発掘も、好きなアーティストの新譜を聞きあさっては、歌詞に想いを馳せ、メロディーを頭に縫い
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.5

「味園ユニバース」

みなさん、見てますか?もちろん見てますよね、金曜深夜テレ東で放映中の"山田孝之の東京都北区赤羽"
最高ですよね、あれをつまらないと言う人はいるんでしょうか?
さて、本作はそのドラ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

「Midnight in Paris/ミッドナイト・イン・パリ」

ウディ・アレンの映画は苦手なんじゃないかと一抹の不安をずっと感じていたのは正直な気持ちで、"ローマでアモーレ"や"それでも恋するバル
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.4

「Lawless/欲望のバージニア」

I'm glad to be born as man.
Because I can long for them.

匂いがするものが好きだ。特に映画に関して言え
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余命90分の男(2014年製作の映画)

3.6

「The angriest man in Brooklyn/余命90分の男」

"墓にはこう刻まれるだろう。1951-2014 ヘンリー。人生において一番大切なのは[-]の部分をいかに生きるかだ"
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.7

「Teenage Mutant Ninja Turtles/ミュータント・タートルズ」

その昔、僕がまだ小学生だったころ、国内でもあまり流通されていなかったのか知らないが、僕の友達がタートルズのおも
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.7

「BIG EYES/ビッグ・アイズ」

"お前の好きなクリストフ・ヴァルツってどれ?"

こんな会話、みんなしたことあるでしょ?
やっぱり暴れん坊ドイツ将校・ランダ大佐?
もしくは携帯中毒"おとなのけ
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

4.1

「Pain&Gain/ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」

偏差値が低い映画が好きなんです。
偏差値が低い映画がたまらなく好きなんです。
偏差値が低いヤツらがてんやわんやしてる映画がたまらなく好きな
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私の男(2013年製作の映画)

3.9


昨年の夏に公開された、瀬戸内寂聴さんの自叙伝を映画化した"夏の終わり"は、初見時には微妙な感想だったんですけど、じわじわと胸に残る作品に変わり、今ではとてもパーソナルな一本になりました。
本作も、同
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.2

「Jersey Boys/ジャージー・ボーイズ」

"ペイルライダー"以外鑑賞したことのないイーストウッド作品。"アメリカン・スナイパー"がめちゃくちゃ楽しみなので、予習の意味も込めて、鑑賞しました。
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

2.8

「THE DARK KNIGHT RISES/ダークナイト・ライジング」

微妙な映画とはなんだ⁉︎
それは、クリストファー・ノーランに聞け!
核の扱い、アクション、悪役の造形、アン・ハサウェイ、幕引
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.3

「EXODUS:Gods and Kings/エクソダス 神と王」

新しくfavoriteな監督を発掘と思い、今年の頭から始めたリドリー・スコット祭。ゴツゴツとした男らしい雰囲気漂う作風が良い。
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.8

「Good Will Hunting/グッド・ウィル・ハンティング」

"There exists in the world a single path along which no one can
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.7

「A CLOCKWORK ORANGE/時計じかけのオレンジ」

暴力に意味などいらない、暴力に理由などいらない、暴力は暴力でそれ以上でもそれ以下でもない。
シンプルで、何よりも潔く、何よりも分かりや
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.6

「さよなら歌舞伎町」

人間の三大欲求でありながら、心をかきむしるような痛みも与える行為。
好きな人が愛する人が誰かとセックスしてるかもしれないことを知る、尋常じゃないほどの痛みと苦しさ、そしてやるせ
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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

2.6

「TAKEN 3/96時間 レクイエム」

まず、シリーズ最終章と銘打ったので、リーアム・ニーソンとマギー・グレイスに労をねぎらいたいと思います。
そして、もし可能であるなら、前作と本作の監督としてメ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.8

「Edge Of Tomorrow/ALL YOU NEED IS KILL」

日本原作の漫画を、トム・クルーズ主役のハリウッドで実写化の本作。
前々作の傑作"アウトロー"またの名を、なんかダサいけ
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スペル(2009年製作の映画)

4.6

「Drag me to hell/スペル」

amazing film!
Crazy funny!

はい出ました、5億点映画。
もう、サイコーに面白いです。
バカ映画として、コメディ映画として、サ
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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(2012年製作の映画)

3.4


「つやのよる」

哀愁の漂う音楽の中から、死神みたいな顔をしてチャリをこいでる阿部寛を見て、これは面白いかもと思いました。
僕の生涯ベストであり、人生の教科書的存在"GO"の監督、行定勲さんの最新作
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.6

「ノルウェイの森/Norwegian wood」

2、3年ぶりに見直したので、前回の感想文に追記してもう一度改めて書き直します。

小説ってそれぞれに思い描くビジョンがあると思うし、さらに輪をかけて
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甘い人生(2005年製作の映画)

3.9

「A Bittersweet Life/甘い人生」

"力は頭の中で生まれて育つ"
この名ゼリフを脳に取り込んでからというものの、シャドーをする時は、最低200発以上は現時点で憎い野郎ランキング上位を
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我が家のおバカで愛しいアニキ(2011年製作の映画)

4.0

「Our Idot Brother/我が家の愛しいバカ兄貴」

3年前から存在は知っていましたが、ずっと日本公開を待ちつつも、結局のところ劇場未公開。それどころかソフト化にしても遅すぎるぜ、ちくしょう
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.8

「百円の恋」

戦いとはどこに向かうのか?
戦いの果てに何があるのか?
戦いの意味をたくさん考えた。
そして、思い出した。"ピンポン"のレビューで、僕はこう書いたことを。

勝ち負けを捨てるのではなく
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

4年ぶりの鑑賞。
そして、メチャメチャいい映画ということは覚えていたのに、恐ろしく自分が内容についてぼんやりとしか覚えていない(午後のロードショーの欠点、いい作品観れるのに忘れやすい)ことにしつつ、や
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

2.8

「Edward Scissorhands/シザーハンズ」

リドリー・スコット祭りしようと思ってたのに、なぜかティム・バートン祭りになってるのはなぜでしょう。久しぶりに観た気がします。
さて、ティム・
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

1.4

「Almost Famous/あの頃、ペニー・レインと」

自分はバンドをやっています。が、自分から進んでバンドをやっている事を言いたくないし、バンドやってることを恥だと思っている自分もいる。
なぜな
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.9

「Sweeney Todd/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師〜」

ティム・バートンのフィルモグラフィを観てみると、自分があまり肌が合わない事が多い事に気づきました。というか、観る気にな
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