tyapiokaさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

3.8

格下ポッと出との戦い、盛り上がらないなと思ってからの弟子ともいえる学校との戦い。今までダメダメな部分が際立っていたからこそ、知力を持ったときの強さに痺れた。既に一度優勝した主人公チームは強豪扱いなので>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

3.3

アニメ、映画に比べると危機のなさ、敵は格下とイマイチ盛り上がらない。戦車探しからの新たな仲間もまだ馴染んでいない印象。様々な魅力的なキャラクターが参加しなかったり、少ししか出なかったりで寂しい。騙して>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.2

2021.04.09
いきなりバトルで掴まれるが、それが終わると虚をつかれる。今回の動機も廃校。アニメで廃校云々はもうやったじゃないか、となる。しかし、廃校のネタバレはアニメでは途中からだったし、守っ
>>続きを読む

アドレナリン(2006年製作の映画)

3.5

止まったら死ぬ、シンプルだ。いきなり本題からはじまり、面白い映像表現に引き込まれる。ノリノリな音楽も好み。下品とグロとアクションのバランスもいい。公衆セックスやぐにゃぐにゃ映像、薬物博覧会、病院。終わ>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

2.9

命を大切にするのに死にたがり。死ねとか殺すが口癖の男。毎日好きと言う女と無関心風な男。ラノベみたいなキャラで痛々しい青春をやってのけた。そのノリに波長を合わせるまでにすごく時間がかかったし、最後まで合>>続きを読む

ママ友(2013年製作の映画)

3.3

嫌な話。完全にまずった発言をして場が凍るのに撤回しないで突き進むあたりに、こいつヤバイかも感があった。しかし、愛想笑いしかママ友間では交わせない。居心地の悪さを盗み聞き、あるいは、たまたま近くに来た子>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.4

ハイクオリティなおもしろフラッシュ。わけわからないけど、面白くて、技術力すごいなと感心し、たまにシュールすぎて笑える。そっくりさんが消失するまでのロボットが人の感情を覚えるくだりと置き手紙はベタベタで>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

2.9

画面が黒い。ネットとホラーの合わせは少し興味があるが、わからないことが少しずつ紐解かれるというカタルシスもなくひたすら不気味な映像と音の繰り返しで飽きる。延々とネットの中を歩いているような孤独のイメー>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

レクターの安楽椅子探偵感は薄れたが、主人公の不幸体質ながら実直に頑張る姿は面白い。何発撃って何発撃たれるの、という感じ。結局、犯人の目的やドラゴンについては消化不良だったが、それでも死んだと思ったら生>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

バレないでくれと思いながら見れるミステリー。爺さんがカッコいい。主人公を守るためのトリックを一瞬で考え出せてしまったが故の悲劇だが。そのうえで、もう一捻りあるのもよい。役者の役柄がイメージと異なったの>>続きを読む

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

3.9

ドグラ・マグラは結局最後まで記憶喪失の主人公が「私」と他の存在をイコールで結べないまま終わる。だからこそ、迷宮、堂々巡りという不気味さが醸し出される。映像になってしまうと、どうして「私」と「呉一郎」が>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.1

急にディストピアになっている世界観についてけないが、カイジを用いた風刺なのかもしれない。でも、近いうちになりそうで笑ってしまう。現実から元々遠かったが、今までは地続き感はあった。今回はない。カイジをや>>続きを読む

俺物語!!(2015年製作の映画)

3.3

「好きだ!!」がくどいけれど、キャラクターが真っ直ぐいい奴で不快感が少ない。弁当の量が多すぎたり、強すぎたり、モテすぎたり、漫画漫画しているからアニメとかの方が合うと思うが、人が演じるからこそのソワソ>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

政治を皮肉ってるコメディながら、きちんと作文のオチがきいている。誰が悪いという二項対立になっていないのも、よい。妻との和解は正直、炎上案件だと思ったが、それで急激に支持率が上がるわけでもなくてよかった>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.4

都合がいいなーと思いつつ、譲渡と共闘は燃える展開だし作画もいい。爆豪のよさを味わえた気がする。全員活躍するのはくどいが、ファンサービスたっぷり。生意気な子ども二人も、段々可愛くなった。敵の思想がありき>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.1

悠長かつ展開のためにゾンビのパワーが強かったり、弱かったりする。2にありがちな崩壊後の世界観とヒャッハーな連中、廃墟と化した建物が見れる。カーチェイスで思いっきり人を跳ねたい欲求は満たされる。序盤でよ>>続きを読む

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.4

珍妙な設定ながら恋心をベースに展開していくため、退屈せず観れた。京都の景色をたっぷり撮すことにも成功しており、なかったはずの大学生活を疑似体験できる。ホルモーにもう少し戦略性を感じたかったが、まじめな>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

放火した女の子役が一番難しい役所であり、この作品の骨だったような気もする。気持ち悪さがあってよかった。田舎のこじらせをものすごく誇張している作品だと感じた。映像としてみたい雪と鮮血の殺し、真っ赤な服、>>続きを読む

銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.4

漫画もアニメも中途半端にしか追っていなかったため、若干ついていけなさを覚えたが、長いあらすじなどのおかげで状況は把握できた。序盤は作画が不安定で困惑し、せっかくBGMやキャラクター集合で盛り上げている>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.5

知識欲が満たされていく快感。手元でルーリックキューブをいじる登場シーンが印象的。ネット社会の怖さがジワジワと。正義感からスタートし、社会の黒さを見てしまう展開。色々信じれなくなり、実生活にまで影が忍び>>続きを読む

ずっと前から好きでした。告白実行委員会(2016年製作の映画)

3.4

予告編を見たとき一生見なそう、と思ったため見た。目のキラキラ加減やオープニングのアニメアニメ感がよい。下ジャージのダサさも笑ってしまった。告白してすぐになんつってをやりそうな女がなんつってをやる、キャ>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

3.6

コメディ感が強いため見易い。画面の切り替え方やボケが韓国ノリだが、日本が見ても笑えるユーモア。前半で主人公の格好悪さを出すことで、中盤から輝く。不遇な幸薄美人ヒロインもよい。山岳部と毒ガスを掛け合わせ>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

3.4

アニメだったら過程が丁寧なんだろうな、という印象。淡々と熱い先生、冷めているように見える主人公、特別になりたい女の子、なんとなく始めた子、まとめるのが苦手な部長、などなど、一人ひとり個性が違うのが、こ>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

今、何がどうなったかがわかりにくい場面はあった。しかし、シンプルな悪と閉鎖された空間、守るべき家族、とアクションの王道を抑えているため楽しい。爆発や、高層ビルへの侵入、命綱など小刻みなハラハラもちょう>>続きを読む

未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.4

何かが来る、という姿を現すまでの画づくりが上手い。しかし、今回はその引っ張りがやや長くかったるさを感じる。おもちゃが勝手に動いたり、停電したり、浮いたり、揺れたり、ワクワクするけど。砂漠に船というのも>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

会社あるある×誇張表現×サスペンス。サラリーマンがベタに楽しめるスカッと話という印象。過剰な演技も楽しめ、半沢ってこういう雰囲気だったのかな、と思った。要所要所に勧善懲悪もあるのが気持ちいい。熱いおじ>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.7

子役の目の輝きが凄く可愛らしい。乾燥したような風景も印象的。子供目線の不安定な風景を現しているのか。主に死に関することへの理解できなさと興味が子供の頃の自分と少し重なった。てっきり作品の軸かと思った負>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

1回目
邦画でここまでゴアなゾンビものを観れるとは思わなかった。クライマックスに銃撃を持ってくるのも映画ばえする。
2020.12.12
日本を舞台にしているからこその銃。日本の街がパニックになってい
>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.2

こういう対立とか風習がある世界観は飲み込むのに少し時間がかかるから苦手だが、丁寧なつくりなため真面目に見ていればついていける。長生きという設定、織物で気持ちを伝える設定、本当の子供でない子育て、必ず感>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.4

エスターが可愛く見えたり不気味に見えたり、幅がすごい。ホラーの醍醐味であるストレスのかけ方も上手い。耳の聞こえない娘、学校で浮く服、首の紐、絵、聖書と写真、セックスの中断、夫婦仲の亀裂。割と早々に狂っ>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.4

心情吐露の童貞演出がややうっとうしいが「モテキ」という映画に求めていた要素はきちんと詰まっていた。服の絶妙のダサさもよい。こんなこと起こったらなー、のオンパレード。最初に長澤まさみを持ってきたのもよか>>続きを読む

劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇(2014年製作の映画)

2.8

ひどい総集編という印象。何か大事なシーンが足りないのでは。血で闘う、不死身、キラキラのエフェクトは中二心くすぐるし、眼鏡美少女と先輩というのもいいのだけど、どういう設定か掴みきれなかった。死んだのか、>>続きを読む

タマテバコ(2015年製作の映画)

3.1

「おお?」と思う展開からの閉じればいいのか、という疑問。しかし短編はこのくらいの温度感がちょうどいいなと思う。ワンアイディア系。浦島太郎の解釈が面白い。

惡の華(2019年製作の映画)

3.4

青春のむず痒さ、凄く好きな題材。体操服を盗む瞬間を女子に見られるという導入の強さ。仲村のヤバさ、エロさ。もやもや。それゆえにオーバーな演技も許せるが、共感性羞恥がぐんぐんあがる。しかし、駆け足なためか>>続きを読む

フローズン(2010年製作の映画)

2.9

朝起きると顔のあたりが剥がれるという場面がなぜか印象に残る。ワンシチュエーション、というより、エレベーター止まったらどうしようみたいな不安を拡大させた着眼点がよかった。狼が食事中だからといって人を襲わ>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

自然と人間、妖精との共存問題というストーリーは王道、悪く言えば見たことある感じだが、アニメーションのクオリティが凄かった。カメラワークなのかスピード感があり、人が吹っ飛ぶ場面や、黒い球体が町に広がる場>>続きを読む