tyapiokaさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国(2009年製作の映画)

2.8

動物になっても母みたいなことや、過激化するエコ活動「自然に帰れ」の皮肉のような二本柱だと感じた。敵のやりたいことの完全な悪ではないテーマを掲げるのはオトナ帝国コンプレックスとたまに言う人がいるけれど、>>続きを読む

クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

3.4

出だし15分くらいの圧倒的最終回感。全員集合、風間くんとの仲違いからのバッジをつかった友情確認、電車を追いかけるベタベタな別れはよかった。そこからのメキシコはいつものぶっ飛んだクレシン映画。実はメキシ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

3.8

こどもたちの冒険感ある序盤のジャングル、サルたちの怖さと、尻で歩くような場面のバランスもよかった。アクション仮面がきちんと活躍したし、肉弾戦と空中戦があり満足。しかし、敵の方が圧倒的に強く、残酷で退屈>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.6

みさえが主役。ヒロシがヒロイン。めずらしくみさえとヒロシのラブラブ、仲違いに尺が割かれているのが魅力。トレジャーのはちゃめちゃさ、コテコテな部族と罠はエンタメ成分として機能しているが母であり妻であるみ>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ面白い。しっかりコメディとシリアス、それから恋愛も入っており満足。予想外にアクションも見応えがあり、漫画的なあり得ない動きがきちんとカッコいい。同じ箇所に撃ち続ける場面や敵地に乗り込む場面>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.9

2019.06.03
2度目の観賞。1度目の観賞時は、そこまで感動せず、見返すこともないだろうと思っていたが、時間が経つにつれジワジワ見たい欲求が高まった。エンタメ的に面白いか、というとゴジラの登場時
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.4

2020.09.12
懐かしいってそんなにいいことなのかな。出だしの万博からのウルトラマンは懐かしさと寒々しさで、楽しいアクションの中に一握りの不穏さがある。そこからのノスタルジックさ、懐メロ、車、町
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The Stunt Double(原題)(2020年製作の映画)

3.3

映画やテレビはなぜ横長なのだろうと思っていたため、縦長の作品は新鮮。しかもiPhoneで撮影されているのだから驚きだ。縦長を活かした上から下への動きが多くてよかったが、走馬灯のようにスタントマンの半生>>続きを読む

Shadowed(原題)(2020年製作の映画)

3.4

姿を確認するために光を当てなければいけない。この設定はホラーゲームとかでも使えそう。シンプルながら怖い設定でギシギシ音もよく合っているが、オチはどこかユーモラスでホラーの塩梅の難しさを感じる。

Cam Closer(原題)(2013年製作の映画)

3.4

カメラにだけうつる、というベタな設定。それが動くため、つい後を追ってしまう気持ちもわかるが、普通は驚いて逃げ出したくなると思う。部屋という本来安心できる場所と身近なスマホのカメラというアイテムで恐怖を>>続きを読む

Closet Space(原題)(2016年製作の映画)

3.4

物が増える不思議なクローゼットという設定勝ち。何かが飛び出してくる系かと思い身構えていると、何と旦那を押し込んでしまうため緊張が走る。そして旦那が消えることで一気に不穏に。オチはどこかユーモラスでホラ>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.8

まだ認知されてないミュータント、理想的な1というイメージ。仲間と知り合えてニヤニヤしてしまうところがよい。また、敵がマグニートを生んだ設定もベタだがよいし、その後の復讐の緊迫感も、特に酒場のシーンがよ>>続きを読む

GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

2.3

アニメーションのせいか表情が薄い。それにも関わらず、独白などで内面の描写が多い。実写ができないほどのめちゃくちゃな迫力を見たかった。ゴジラとSFアニメの掛け合わせで、なぜ地味なのだろう?説明臭く説教臭>>続きを読む

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

2.8

ソースを運ぶことにそこまで大きな使命を感じないのが痛い。敵も弱すぎて危機感があまりない。とりあえずの仲間割れパートを経てから絆を深めるのはベタ。しかし、そういう物語の部分より美味しそうなグルメ、特にや>>続きを読む

老人Z(1991年製作の映画)

3.4

けっこうなトンデモ作品。風刺の面もあるが、その部分より、老人たちの有能さ、配線の生物感、女の子の絵柄が印象に残った。ほとんど寝たきりの老人がある種のヒロインなため、エンタメとしては弱いものの、こんな設>>続きを読む

続・終物語(2018年製作の映画)

3.1

記録整理。いらない感が強く、ひとつひとつが短い。終物語が終わり感が強かっただけに蛇足と感じる。ギャラが好きなら色んな面が見れて損はないかもしれない。

センコロール コネクト(2019年製作の映画)

3.9

絵柄と設定が魅力的。柔らかさと白さで不気味さ可愛さ、不思議さを表現するのが面白い。説明不足は否めないが、そこがスタイリッシュな気がする。登場人物が地味顔なのもよい。地味なのに可愛らしさや格好よさ、エロ>>続きを読む

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.6

ブロリーの性格が丸くなっていたが、これはこれで超の空気には合っていた。前半は惑星ベジータとフリーザ、ブロリーの因縁が描かれるため、ややバトルは地味。しかし、後半はドラマが薄くなるがバトルは激しくなる。>>続きを読む

クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993年製作の映画)

3.4

凄い尺を使って日常を描く、ある意味退屈な作品。まだ方向性の定まっていないキャラ、シナリオ、ギャグ、声優の発声。しんのすけですらクソガキ感が強い。教育方針というか、親たちが案外理想の両親像とはまだ駆け離>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.4

最初からフルスロットルなのは好感が持てるが、キラキラした絵柄が好みでない。キラキラの炎では緊張感や緊迫感を欠ける。アニメアニメしたキャラクターも感情移入しにくい。特に熱血主人公。バーニッシュのボスの方>>続きを読む

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

3.2

地味な映画だがお洒落で渋く、台詞回しも粋。画も上手く、質感がいい。古き良き作画。主人公の飄々とした雰囲気が緩いヒーロー像として魅力的。しかしそんな緩さと裏腹にガンガン人が死ぬ。なかなか大人向けの印象、>>続きを読む

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

3.6

原作もテレビも知らずに見てしまったのは悪手。なんとなくの関係性ではなく積み重ねで見たいタイプの映画。高校3年という微妙な時期を切り取ったのはよかった。早く言わないと後悔するぞっていう焦らしからの物語の>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃよかった。妹ができるときの疎外感と、タマタマを飲み込むことにより家族以外も妹につきっきりになる展開がエンタメと成長の融合として凄い。しんのすけの嫉妬も今となっては貴重。また、敵が抜群に強い>>続きを読む

Pictured(原題)(2014年製作の映画)

3.4

短編ホラーかくあるべし、というようなシンプルな緊張感と収まりのよいオチ。手で隠すことで見るものと強制的にリンクさせるのが上手かった。

APPLESEED アップルシード(2004年製作の映画)

3.4

ゲームのプレイ動画のようなアニメーションだが、SFの世界観とはマッチしていた。BGMがなかなかよく、ロボの造形も、町並みもカッコいい。しかし、バイオロイドと人の違い、生殖機能の有無、恋とは何か、ガイア>>続きを読む

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

3.6

思っていたよりアニメ的魅力に溢れていた。ARが現実が勢いよく虚構に切り替わるシーンは美しく、ワクワクもした。ユナが歌っているなかでの戦闘はゲーム感の強い演出で理想的。原作の1しか読んでいないが、さらり>>続きを読む

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

3.6

ヘンダーランドのビジュアルを列車で見せる序盤、ワクワクした。そこから巻き込まれるのもよい。敵のオカマもインパクトがある。しかし、ややスローテンポ。30分以上経っても、まだ日常が普通に過ぎる。だからこそ>>続きを読む

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

3.1

なぜこの題材「あなたは、なぜクリエイティブ?」とインタビュー相手で今一つなのか。これはもっと長くして小説にした方が面白いかもしれない。一人一人が短いし、画がつまらない。自覚してか、たまにアニメーション>>続きを読む

LOFT ロフト(2005年製作の映画)

2.7

思っていたより驚かせにくる。叫び声や物が倒れる音、不気味な効果音。他の作品ほどじんわりした怖さや、嫌な人間関係の描写はない。そして何よりストーリーに引き込まれない。大きな謎も、迫り来る恐怖も序盤にはな>>続きを読む

なにぬねののの(2012年製作の映画)

3.5

ぬ、一番面白いひらがなとして名高いため、アニメなっても愉快だ。ぬが踊り、死に、甦る。めちゃくちゃだけど、耳に残る。

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.4

変な映画だ。自分だけが見える幽霊、というのはよくあるが、皆が見えて触れられる幽霊というのは初めて見た。食事も睡眠もとる。生きている人間と何も違わないように思えたが、いつ消えるかわからないという点が違う>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.0

評判ほど怖い作品ではなかったが、嫌な作品ではあった。子役の演技力が高く、本当に痛がっているように見えた。音と光が駄目だなんてホラー映画の設定みたいな病気なのだな、と思った。暗い部屋に入院し、音で痙攣が>>続きを読む

100 Years(原題)(年製作の映画)

3.8

これは作品を観ることより、100年後に公開される映画があると知ること自体に意味がある気がしたため、レビューをする。観る前に予告で期待していた時間の方が楽しいことがあるが、そういう意味では裏切られないで>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.4

小説の核だった『未来が過去を変える』をきちんと描いていた。また、マネージャーのウザさが原作以上に際立っており、実写映画かとしての魅力を感じた。演奏シーンもしっかり尺をとって美しく撮影していたのが嬉しい>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.4

登場人物のやっかいさ、面倒臭さ、痛々しさが観ていて辛い。勢いだけに身を任せて破滅する男女像に既視感があると思ったら、新井英樹原作だった。レイプの加減のなさも、爆睡している主人公も、その後の行動も、営業>>続きを読む