あかぽこさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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花いちもんめ(1985年製作の映画)

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公開当時は結構話題になって邦画なんか観なかったのに劇場で鑑賞。
フォロワーさんのレビューで思いだし、当時より老いて思う所があるかと再鑑賞。

今観ると色々大仰な演出等滑稽に感じるけど、千秋実大先生の演
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ヤング@ハート(2007年製作の映画)

3.8

R&R、R&B、Hip Hop等を主に歌う事をコンセプトに結成された お元気な御高齢の方々から成るコーラスグループのドキュメンタリー作品。

JB ストーンズ The Clash ラモーンズ Soni
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醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)

4.0

黒澤×志村×三船、間違い無しの不動のトリオ。
時期外れだけど黒澤作品をならではのクリスマス映画を鑑賞。

他人の私生活を論っらって銭稼いだり好色の目で見たり、現代のSNSやネットでの誹謗中傷等とたいし
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

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お取り寄せレンタルで珍しく新作が連チャンで借りられたので鑑賞。

…う~む…高評価ですが、すみません…m(__)m

アルバム『Born in the U.S.A.』は流行ったので持ってたし 主人公と
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.7

最近のトム・ハンクス作品はちょっと苦手で疎遠だったけど、これもお取り寄せでレンタル出来たので鑑賞。

コテコテ感は勿論有りましたが、根が単純バカな自分なので 最後まで飽きずに観れたかな?


母親が居
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Mr.BOO!ミスター・ブー(1976年製作の映画)

3.5

いつも『ゴールデン洋画劇場』で放送してたイメージ (笑)の本作がアマプラにあったので作業しながらの40年以上振りに再鑑賞でレビューし直し~。

子供の頃観たっきりなので、当然 広川太一郎先生の吹替え版
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

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宅配レンタルで新作借りられたので鑑賞~。

戦記モノ群像劇としての中身は置いといて、緻密でリアルなCGと現代の最新特殊効果で見せる 艦隊雷撃戦や機銃や高射砲の射爆照準器主観視点のドッグファイト等ゲーム
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斬る(1962年製作の映画)

3.8

タイトル映るオープニングから緊張感漲るプロローグ。

江戸末期から激動の幕末初期を舞台に熾烈な運命を辿る若き剣客の剣豪譚。

梅の枝、三年の構えからの邪剣は鳥肌もの!

…しかし、原作未読の為何故ここ
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蝶の舌(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スペイン内乱間近な1936年が舞台。

鑑賞後解説読んだら3つの本をひとつに纏めたらしく、主人公の兄と中国人女性との恋愛や 前妻の娘と父の関係、犬殺しの件など、エピソードの回収が不安定だったのはそれが
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チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)

4.0

原発施設メルトダウン危機管理啓蒙映画。


スクープを狙うTVレポーターのジャーナリストとアウトロー的フリーランスのカメラマンが取材中に起きた原発事故から始まるストーリー。


何とか事故を防ぐ為懸命
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人情紙風船(1937年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

江戸時代の下町。

母の趣味から多少覚えのある歌舞伎の前進座俳優と十八番の楽観的古典演目を軸とし、貧乏長屋を舞台に士官を望む浪人とヤクザ稼業の二人を中心にグランドホテル形式的な人間模様を織り成す群衆劇
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魔女と呼ばれた少女(2012年製作の映画)

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コンゴの内戦とその現状。

銃を持たされ兵士として駆り出される年端もいかぬ少年少女。

現実は辛く厳しい。
それは解るのだが受け手としてはどう捉えたらいいのか判断に悩む…。

民族間で繰り返される紛争
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出来ごころ(1933年製作の映画)

3.8

小津×池田+坂本×飯田コンビの喜八もの第1作目

下町、破落戸長屋の住人達の人情喜劇。


コブ付江戸っ子で人当たり良く人情味に溢れるが大雑把で短気でおっちょこちょい。
だけど憎めない日雇いの喜八が主
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ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

3.5

半年位前に観たのを感想箱の底から蔵出しでうろ覚え。
世に有名な セクパワ Wハラスメント映画。


インテリっぽく 影の有る謎めいたオヤジと若い娘が、オスとメスに還ってヤリまくる、人間の肉欲な本能と哲
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プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.7

今見ると凄ぇ豪華キャスト陣( ゜Д゜)


世の中が不安定になってきた第二次世界大戦前の大恐慌の時代。

黒人人種差別、自然の猛威、富裕層と貧困、そして家族愛。


エド・ハリスの不倫シーンや、迫力あ
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デブのコック(1918年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最早差別的な邦題の1918年作品,

ロスコーお師さん監督主演で、映画界駆け出しのキートン作品を着色カラー版で鑑賞。

インド舞踊?から、賄いのパスタの件!(笑)
更にロスコー師匠の盟友、アル・セント
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浮草物語(1934年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

久々に小津作品の喜八もの。

先にこのオリジナルを観なかった事にちょっと後悔。

毎度お馴染みのカメラワークは言わずもがな、ストーリーもリメイク版と本筋は変わら無いが、情緒的で風情有る雰囲気は流石はオ
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

3.8

フランク・キャプラ監督なんで鑑賞。


古今東西どの国も大差無しな 利権あっての政治屋稼業~。

買収 脅迫 虚偽 隠蔽。
表に出ず傀儡政局を裏からを操る強大な悪のfixer(笑)

立ち向かうはタレ
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ロイドの何番々々(1920年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1920年もののハロルド・ロイド作品初鑑賞~。


字幕無し、音声無しだけど、差し込みで入る英文も短いので軽く調べつつも サイレントなのでなんとなく解る内容。

遊園地を舞台に、スリの濡れ衣着せられな
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クリクリのいた夏(1999年製作の映画)

4.4

ジャン・ベッケル×ジャック・ヴィルレの黄金タッグ~。

ほんわかニッコリで最後にホロリとさせられる作風のこのコンビには自分はどうやら弱い模様…😅


…歌の流し、鈴蘭、エスカルゴ、カエル取り。
沼地の
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キートンのエキストラ(1930年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

キートン傑作選としては最終巻!

1930年作品。
インディペンデントで映画制作をしていたキートンが1928年に映画制作会社の『MGM』と契約した、キートンが1役者としての完全分担制作システムの作品。
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チア・アップ!(2019年製作の映画)

3.9

エピ詰め込み過ぎとキャラ達の掘り下げとか、珍しくもうちょい尺が有ってもイイかな~と思った作品。

女子高生がコーチってのも面白いし、恥さらしなんぞ抜かすバカ息子共がギャアギャア言う権利なんか一欠片と無
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.0

自分の男子校学生時代は暴力と服従の世界だったので、観ていて羨ましさを感じつつ、セクス(だっけ?)とヘベレケがカッコ良かったって事を個人的には言いたいだけで、後は他の方が散々語られてるので言う事無し!>>続きを読む

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.9

名高いニューシネマの傑作。

内容すっかり忘れてたので再鑑賞。

ノーウォークからポーツマス海軍刑務所に ベテラン軍人の連行官2名の囚人護送任務型ロードムービー。

護送対象の囚人はまだ未成年の未熟な
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

時系列ひっちゃかの1924年

クレジット無いがロスコー師匠も監督してたらしい。

レンタル円盤よりYouTubeの方が字幕読みやすくて 劇伴もワンパじゃなくて 画質も綺麗ってどういう事った??

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キートンの結婚狂(1929年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

興味ない方にはご迷惑お掛けしております…m(__)m

毎度な展開、意中の女性を射止める為に奮闘するキートン。
今回は舞台女優がターゲット。

短編と違って前半はアクション無し、リアクション的表現での
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン ライヴ(2012年製作の映画)

4.2

去年、コロナ野郎のせいで約10年ぶりの再活動やWTもお流れ……。

今年もここに来てまた自粛、仕事も休業……。

イラつく中 レイジのLIVEが観たくなり、知人に駄々って円盤焼いて貰い鑑賞。

字幕無
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キートンの大学生/キートンのカレッジ・ライフ(1927年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ブレずにキートン作品。

またまた飛んで1927年にBack to the future.

ちょっと無理有るが、今回のお題は大学生。

いつもの様に意中の女性の気を引く為に奮闘するストーリー。

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イディオッツ(1998年製作の映画)

1.5

なんだこりゃ映画。

胸糞ってか不愉快。

鑑賞後、自由だか人間味だかの単語連ねて最もらしい事書いてある解説読んだら 尚更滑稽に感じる内容。

映画だとしても、食べ物を粗末にするヤツはろくな死に目にあ
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ジョニー・スエード(1991年製作の映画)

3.0

まだ超絶色男のスタンド能力に目覚めていない ナニコレ珍百景なブラピを堪能。

薄汚れた街並みや小汚ない部屋、ロカビリーファッション等、世界観はなかなかカッコ良かったり、モノクロにしたらなんとなくジャー
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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

3.8

少しお歳を召した御婦人方が、幾つ歳を重ねようが 夢を追うカッコ良さを教えてくれる 人生謳歌な作品。

女性監督さんなのかな?
相当な男性敵視な作風(笑)
出てくる野郎共も見事なクズっぷりで、コメディだ
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バッドアス!(2003年製作の映画)

3.8

白人が支配する映画業界の1960年代を舞台に、黒人が主人公で黒人での集客を狙った初の商業映画を作り上げる為、私財を投げ売りつつ難航する資金集めから、様々なトラブルや白人からの妨害を乗り越えながら 【ブ>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.9

コロナ野郎のせいで休業決定…。
映画観る位しかやること無し…。

…ってんで知人に薦められなんとなく鑑賞。

ともすればヘビーになりがちな内容だけど、偏り過ぎず 起承転結バッチで比較的最近の映画にして
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

2.7

カトリーヌ・フロさんに興味を持ち始め、仕事柄 料理系の映画なのでレンタル鑑賞。

昔ながらのレシピと素材への拘り、その素材の持ち味を活かした料理が主人公のスタンス!……って、言いたい事は解るけど、安い
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風の中の子供(1937年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

小津監督に並ぶ人情映画の巨匠 清水宏監督作品、人生3作品目を鑑賞。

やんちゃな兄弟の日常を描いた物語。

笑ったり泣いたり怒ったり、そしてちょっぴり悲しかったり…。
子役の表現豊かな演技に和まされつ
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ポゼッション(1981年製作の映画)

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狂気の演技と不気味な生物、難解な演出でカルト人気な作品を初鑑賞。

…『イレイザーヘッド』の様な、はたまたオカルトホラーの様な感じで、案の定 硬いの通り越して溶けはじめてる脳ミソの自分には良く解らず、
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