アモットさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

7デイズ 絶望(2016年製作の映画)

2.5

何を描きたかったのか。
介護の辛さ、自身のトラウマ。
それらのストレスがMAXになってのラストなら僕は理解に苦しむな。
「ビーデビル」のような強烈な起承転結や狂気でもなく、ある意味淡々と進む日常のひと
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.0

ディストピア感漂う世界で繰り広げられるストーカー物語。
一目惚れから始まるサスペンスなんだけど、きっかけが陳腐で途中途中は見るべきものがあるだけに残念なシナリオか。

記憶潜入装置にしても、説明はして
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タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

3.5

ハネケの映画は想像力と読解力。
残念ながら読解力は、翻訳された字幕ではなかなか伝わらないから俳優の表現力で補わなければならない。
ところが国が違うと当然文化や習慣などが違うあまり、例え話にしてもジョー
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おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

5.0

まさかのドキュメンタリー。
いや、僕がちゃんと確かめてなかったからなんだけど、結果は超感動。

科学の中に愛や音楽や涙がある。
なんてステキなんだろう。

任務を終えたオポチュニティはたぶん永遠に眠り
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

5.0

とても興味があったけどなかなか観る元気が湧かなかった。
史実を元にしたフィクションと最後に表示されるが、これを観た韓国の方々はナショナリズムに燃え上がるだろうし、逆にこれを観た特に日本人は、なんてこと
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ザ・スリル(2013年製作の映画)

4.0

安易な狂気というべきか。
家族を守るため、その一心がいつか狂気に変わっていく。

金持ち夫婦のナゼが明かされないのはGOOD。
ラストは一瞬カッコよく見えたけどここまで胸糞展開なら思い切りバッドエンド
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.5

北朝鮮の社会や人々の暮らし、そして強制収容所の様子は様々な本を読みその実態については知ったつもりでいたが、こうしてアニメであれ見ることによって金という男への怒りや義憤に満ちる自分。

在日の監督のよう
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.0

RolandのCR-78が画期的な登場をし、日本ではYMOがデビュー。
そんなシンセ黎明期とも言える時代の中でも少数と言える女性の物語。

特に盛り上がりも無く、淡々と音楽の深い世界を描き、マリファナ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

劇中の「fox on the run」by SWEETでぶっ飛んだだよ。
70年代だからズバリでいいんだけどイギリスのバンドじゃなかったっけ?
そこまで通な選曲するなら、ラストのデッドマウスはミスった
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スペル(2020年製作の映画)

3.0

恐るべし呪術。
劇中ではフードゥーって言ってるけど、ブードゥーでもいいんだよね。
ちょこっと調べたらアフリカ発祥で、奴隷と共にアメリカでも根付いたって解釈かな。

全体を通したおどろおどろしい雰囲気は
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

賛否がある中で恐る恐る観た。
リスペクトしているのは十分に伝わるけどそこまでってのが率直な感想。

やたらセリフが多いんだけど、再生したら字幕付きだったので助かった。

シン・ゴジラの石原さん、
そし
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スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.5

難しくてややこしい。
またまた韓国NO1ヒットか。
なかなか顔が覚えられないうえに、背景もなかなかに複雑。
ちょっと無理矢理感は否めないが練り込まれたシナリオかと。

後半の戦闘や銃撃はおなじみと言っ
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声もなく(2020年製作の映画)

4.5

なかなかに複雑。
誘拐、人身売買の闇。
ストックホルム症候群。
死体処理請負業。
男尊女卑とも呼べる、国に根付く思想。

口のきけない坊主頭の青年と誘拐された女の子との間の微妙ながら揺れ動く心と心。
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アース・レスキュー・デイ(2021年製作の映画)

1.5

俺は何を観せられたのか。
昭和や平成の時代ならまだしもこのCGのへなちょこさ、そして最初から最後まで都合の良過ぎる展開、特に重力に逆らうがごとくの危機回避場面が多々、そしてそしてさあ泣いて下さい的臭そ
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連鎖(2018年製作の映画)

5.0

タイトルからサスペンスだと思い込んであらすじも読まずに意気込んだらとんでもなかった。
まあ僕の中のあるある。

ちょっとしたタイミングの間違いで負の連鎖がからまる切ない物語。
そしてめちゃめちゃ悲しい
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イリュージョン(2020年製作の映画)

5.0

どれが本物のマジックでどれが映画的だったのか!
このご時世、ロシアってだけで二の足踏む傾向にあるけど、借りてから分かったんだからね!

いやー、二転三転、マジックもそうだけど犯人探しの面白味も加わって
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ムーン・インパクト(2020年製作の映画)

1.0

チープ!
チープ!!
チープ!!!
何故低予算なのにこんな壮大な物語やろうと思ったのか。

これも見事にジャケ写(パッケージ写真)にやられてしまった。

訳の分からない専門用語やら説明が多すぎで観る側
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

生きづらい令和のヤクザエレジー。
ヤクザってのは社会の必要悪。
それが今は法律の下、めちゃめちゃ生きづらくなってるのは事実。
一方でそんなんだから反社やただの悪ガキ連中が社会をめちゃくちゃにしてるのも
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RUBIKON ルビコン(2022年製作の映画)

2.0

ゔーっ
久しぶりに観ながら睡魔が襲ってきた。
つまらない。
ジャケ写で選んじゃダメ、ゼッタイ。

宇宙船の構造はどの映画も同じってことは科学的論理的ってことなんだろうけど、もう少し突拍子がなくてもって
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夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.0

んー、思ってたのと違った。
まあこれは自分の勝手な先入観だからいいけど、前半と後半の分かれ目は見事だったなと。

低予算だからって甘えることなく精一杯演じてるのは感じられるんだけどなぁ。
まずは卒業後
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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.5

やっぱニーガン!
だった。
あのイメージが強過ぎて良い役者とは思うんだけどどうしてもウォーキングデッドを思い出してしまうほどの強さw

ところどころに挿入されるCGやモンスター(うまい表現ができない)
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マドンナ(2015年製作の映画)

4.0

胸糞よりも胸が痛い感じ。
それよりも身重のミナの不幸具合のほうが僕には胸糞。
あえて自分から不幸の道を歩むって言うかこう言う人って望んでなくてもその道しか見えてないのかもな。
悲しいけど祖母から受け継
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ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

3.5

全体を占める謎がちゃんと解かれないままエンド。
これはこれでアリなのかもしれないがやっぱり釈然としない気持ちが強いかな。

父と子の絆的なものもそこに絡む母もあまり深さが感じられず、それはきっと息子が
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失われた殺人の記憶(2019年製作の映画)

3.0

いや、あの、ネタバレなるからハッキリ言わんけど、犯人は別の人のほうが良かったと思う、いや、絶対に。

いろいろパズルのピースが合わさって最後に嗚呼ってなるんだけど、その嗚呼の度合いが浅かったな。

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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.0

ファンジョンミンて名前は聞いたことあるけどと思って調べたら結構観てた。
なかなか記憶に残らないのが僕の長所短所。
声が優しくてスキ💕

ジャケ写がカッコいいよなー!
味があり過ぎる!

ストーリーはこ
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ザ・ビーチ(2020年製作の映画)

2.0

総じて評判があまりよろしくないのにあえて観る!
ジャケ写の誘惑って大事よねー。

しかし!
あー言うラストにしちゃうなんてもっとちゃんと練れよー!
こんなんだから僕は終始エミリーの小ぶりな胸ばかり見て
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大河への道(2022年製作の映画)

4.0

良い物語だった。
なのにどうしていつもいつもエンディングに歌入れるんだべ。
玉置さんの沁み入るような歌声はこの物語にふさわしいと思う方がたくさんいると思う。
でも!僕は反対。
映画の余韻がまるっきり楽
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

5.0

このアイデア!
並行世界の表現が斬新だし、宇宙船の中は他のSF映画と同じような構造なんだけど、でもそこは現代の科学から言っても理屈に合ってるからなのかな、そう言うのじゃなくて、なんて言うか質感があるっ
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ファイナル・デッド・ツアー(2020年製作の映画)

4.5

まずは、実話が元らしいが、どこまでが実話なのよ!
まあ、実は殺人鬼と一緒にツアーして捕まったのだよね、きっと。

予算や芝居じゃない部分の安っぽさが充満してた。
半分ホメ言葉ね。
いや、グロいところな
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.5

監禁なのか保護されたのか、サイコ野郎なのか否か、よく分からないままサスペンス風に後半の後半まで進み、いよいよエイリアンと対峙!
なかなか斬新なSFサスペンス!

ツッコミどころや矛盾点はあれど面白かっ
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

4.5

プロローグがなんやらウダウダしててため息つくや否やからの急展開。
このウダウダがもう少しスッキリしていれば満点に面白かったのに。

他の方のレビュー読んで気がついたのが、ラストのラスト、ビミョーに落下
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望み(2020年製作の映画)

4.0

この結末にホッとした人は多いはず。
僕もそう。
逆ならと考えると恐ろしい。
けどそれはそれで物語になるんだろう。

父の、母の、娘(妹)の望み。
それと無責任なマスコミの望み。

良く描かれていたとは
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豚の王(2011年製作の映画)

4.0

アニメのタッチが独特で、それが終始ダークなストーリーにマッチしていた。
とにかく最初から最後までダーク。

アニメの技術は僕には分からないけど、没入させるほどなんだから良かったんだろうね。
学園カース
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サイレン(2017年製作の映画)

3.0

ジャケ写とタイトルがなんとなく不穏な感じなので初めてショートムービーとやらを観てみた。

津川さんは、保守論客として僕は注目してたんだけど、こと映画に関しては仰々しさだけが目立ってしまって、ある意味日
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ザ・ディープ(2012年製作の映画)

3.0

あら、実話ベースだったのね。
だとすれば後日談の長さが理解できた。
それにしても映画とすればこの後日談が長く感じてしまったのは確か。

まあ、とにかく寒い!
これは真夏に観るべきだぜ。

前半の極限状
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女番長 野良猫ロック(1970年製作の映画)

1.5

アンドレカンドレ時代の井上陽水とモップス目当てで、かと言って、ホリプロ主導で和田アキ子主演なもんだから二の足踏んでただよ。

話のスジとしてはどーでもいい内容だけど、演出とかこの時代にしては斬新な箇所
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