ノノさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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秘密の花園(1993年製作の映画)

3.5

めっちゃ児童文学って感じ。これ見た後秘密の花園作りたくなって家の庭の土掘り返して終わった。

家庭(1970年製作の映画)

3.9

勝手にしやがれ
どれだけ人生が進んでもドワネルの社不加減は止まらなくて安心する。
日本人愛人役の女が喋る日本語がフランス語のようで面白い。愛人とコミュニケーションが上手く取れないことによってドワネルは
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夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

3.8

不器用すぎるアントワーヌが尊い。仕事の選び方もアホで可愛い。仕事続かないよね〜わかる。1作目から彼がどんどん成長して、恋人と結ばれる過程を見てたら感慨深くなってしまった。
探偵事務所内の社長の部屋の青
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.5

脳みそ食った〜🧠そこが一番良いしそこしか覚えてないな。

アントワーヌとコレット/二十歳の恋(1962年製作の映画)

3.7

見たことあるシーンだなと思ったら幼少期の回想シーンは『大人は判ってくれない』のワンシーンをそのまま使ってるのか!
アントワーヌが職場でレコードをプレスしてはみ出した部分をカッターで切ってるシーンかなり
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蛇の道(1998年製作の映画)

4.5

たまらんです!!!
哀川翔も香川照之も激ハマり。撃ち合いになった雑居ビルの暗さと窓から入る光、激しい銃声、スタンガンを当てた男を芝生の上を滑らせながら運ぶシーン、積み立てられたブラウン管テレビの映像と
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「A」(1998年製作の映画)

4.0

事件が起きた後も信者であり続けるのは何故なのか。こんなに柔らかいオウムに関するドキュメンタリーは他にない。よくテレビで見る特集とは明らかに違い残された信者の本音をうまく引き出している。集団が起こした事>>続きを読む

女の秘めごと(1969年製作の映画)

3.6

保険金目的で妻を殺した疑いをかけられている男が妻にそっくりなストリッパーの女に出会う。男の秘め事をはじめに描きラストに明かされる女の秘め事。最後まで楽しませてくれるサスペンスだったけど映像的に何か物足>>続きを読む

アレックス STRAIGHT CUT(2020年製作の映画)

3.5

まじでオリジナルをストレートな時間軸に編集し直しただけだ。何でこれ作ったんだ??

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.1

クリスティナ・リッチの虜です。めちゃくちゃスタイルがいいわけじゃないけど一番好きな体型。可愛すぎる。胸が開きすぎてるブルーのワンピにブルーのタイツとブルーのアイシャドウとキラキラヒールが最高。大人っぽ>>続きを読む

別離(2011年製作の映画)

4.0

どこの国でも介護と仕事の両立ができずに困ってる人が大勢いるんだな。
家政婦を突き落とした男が悪いように見えて実際はそうでもない。男も見えてないところで何があったか知る由もないし怒るのは当然。誰も悪くな
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青春残酷物語(1960年製作の映画)

3.9

うわーーーーいいいい!
ストーリーは若い男女が情熱と勢いに任せて一緒になって悪いことしてお金稼いで徐々に綻んで破滅するよくあるやつ。だけど、街並みとか女がきてる服とかリンゴとか海とかパキッとした色の使
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(1990年製作の映画)

3.9

スピルバーグの協力でワーナーから配給されてるらしい。金がかかってて大掛かりなのかと思いきや8遍からなるオムニバスでそこまで壮大じゃない。一つ一つの話の前に「こんな夢を見た」というクレジットが入る。どの>>続きを読む

ロード・オブ・セイラム(2012年製作の映画)

3.6

けっこう良いと思ったんだけどこんなにボロクソ言われてるのか。
ホラー風の演出だけど間違いなくホラーではない。怖がらせようって意識じゃなくて悪魔崇拝者たちの悍ましい姿や儀式を楽しむ映画。音楽も映像もメイ
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サイコ(1960年製作の映画)

3.9

有名な殺人シーンは何度見ても痺れる。下から映したシャワー、排水溝に吸い込まれていく水、重さで取れるカーテン、見開かれた目…
今の所ヒッチコックの中では3番目くらいに好きだけど、そこのシーンだけは一番好
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田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

3.7

宗教の感覚がいまいち掴めない私からすると終始主人公が悩みすぎてて若干イライラするな。
フランスの小教区で自らの病気と闘い、村人から疎まれながら信仰に苦悩する青年司祭の物語。
苦しみを全て受け入れ苦悩し
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波紋(2023年製作の映画)

3.5

新興宗教の信者も偉い人もめちゃくちゃいそうな顔立ちで解像度高い。自分の安全なテリトリーが猫や夫や息子の彼女に侵食されることに異常な嫌悪を示す。よくある新興宗教ものの映画と違ってむやみやたらに周りの人間>>続きを読む

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.6

介護と子育ての難しさ、妻子のいる恋人との不安定な関係。まだ若いけど背負わなければならない責任や不安が増えた女の精神の揺らぎ。とくに大きな出来事はないが、移ろいゆく悲しみや嬉しさの感情を淡々とリアルに描>>続きを読む

不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ韓国のヒューマンドラマって感じだ。よく出来てるけどあまりハマらなかった。

Saltburn(2023年製作の映画)

4.3

最初の爽やかフェリックスのおかげでめちゃくちゃ眉毛にピアス開けたくなった。バリー・コーガン見たら嫌な気持ちになるの絶対『聖なる鹿殺し』見たからだ。考えが読めない顔が怖くてほんと好き。
上流階級の城の異
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.9

モンゴル映画って見たことなかったかもしれない。しかも性に関する作品で意外。めっちゃ良かった!
大学で原子工学を学ぶ冴えない女サロールが代替で入ったアルバイト先のアダルトショップオーナーと出会って少しず
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

セイディー・シンクのこと勝手にめっちゃ年下だと思ってたけどそんなに自分と変わらなかったのが意外。ブレンダン・フレイザーは若い頃のイケイケの面影ゼロですんごい。
鯨のような体、悲しみを埋めるために自分の
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.8

人を幸せにする花の開発、その花の解明されていない成分。性格を変えてしまうのは花粉のせいなのか。
真っ白で無機質な研究所の空間と花を育てるための温室のライトの色が怪しげで美しい。花を映すときに流れる雅楽
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父の祈りを(1993年製作の映画)

3.6

もっと暗くてゆっくりした感じかと思ったらテンポよくて見やすい。実際にあったバーミンガム・パブ爆破事件で冤罪判決を受けた人たちが無実を勝ち取るまでの長い戦いを描く。俳優の演技はめっちゃいい。特にピート・>>続きを読む

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.9

一番最初と最後のカーチェイスで車やバイクが宙に浮いたり轢かれる寸前にめっちゃ細かいカットでガン開き目ん玉のクロースアップが入るの好きすぎる。とんでもねえスピードで走る車とバイクって見てるだけで楽しいよ>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.7

こんな体育会系ノリの獣医学校嫌だ!
ギリ耐えられるけど、うっっってなるシーンばっかりですごい。こんなに不快なものを撮れるのは才能だ。デュクルノーのボディホラーは生々しいのにエロさを全く感じない。グロさ
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.5

小さい時ずっと見てた学校の怪談思い出した。ゴキブリに騒ぐジュリーかなり良いです。ストーリー弱いけど特撮はややグロで好み。自我を失いそうな竹中直人の首がもげたところでクソ笑った。背中に顔面模様の火傷嫌す>>続きを読む

田園に死す(1974年製作の映画)

3.6

田舎の窮屈さと母親の束縛から抜け出そうと、隣の人妻と駆け落ちしようとする少年の姿を自身の体験をもとに映画化した男。
過去の自分の厚化粧、どれだけ過去を思い出そうとしても美化されて本当の面が見れず厚塗り
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.5

おいおいなんでお前が浮気してんのに女に俺をもっと愛してくれって条件突きつけてるんだ。男が口達者すぎてむかついてきた^_^
ヴァルダが撮る裸ってすんごく健康的で美しい。浮気相手と男が体をくっつけて寝てい
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VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

3.7

videophobiaってこの映画のエンディング曲だったのか!
一夜だけ関係を持った男との情事の動画がネット上にアップされてしまった女が不安に苛まれていく。次第に監視カメラ、人が持っているスマホのカメ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

めっちゃ優しいヤクザってギャップで好きになってしまうよな。俳優が原作のイメージと違かったけどこっちもこっちで良かった。映画館で見たいというより家でぼーっと見たいタイプの映画。狂児の母ちゃんがヒコロヒー>>続きを読む

タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.5

終始叫び声が聞こえてて頭おかしくなりそうだった。普通のことが何も分からないタロウと完全にイカれてるエージとまだ若干普通の感覚もあるスギオ。無力さからなのか、世の中の全てが嫌になる10代の苛立ちと暴走。>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.9

最高に男くさい。銃撃戦の弾の多さが気持ちいい。アクション映画全部これでいい。ありがたい。

裸足になって(2022年製作の映画)

3.6

犯罪者が野放しの国怖すぎるだろアルジェリアの法律どうなってんだ。声を失った少女が踊ることで新しいコミュニケーションの仕方を見つける。不自由になった主人公がフーリアという名前の通り自由を獲得していく。暑>>続きを読む

ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.2

ピエール・エテックスの中で間違いなくこれが一番好き。映画内でサイレントからトーキーに移行する作りが面白い。世界恐慌やら世界大戦やら政治的に不安定な激動の時代を描きながらも終始コミカルで、でもどこか哀愁>>続きを読む

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.6

アル中になったのも、それで息子を捨てる羽目になったのも全部レスリーのせいなのに誰かに責任転嫁しようとしてる様が見ていて痛い。本人が自分の愚かさを一番理解してる。自分のせいで周りの人間が不幸になっていく>>続きを読む