yukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

これは映画館で観なかったのが悔やまれるなぁ。ゴジラなめてた^_^;ごめんなさい。

日本に降りかかるありとあらゆる危機をリアルに盛り込んできて、説得力あったなぁ。核問題、原発、震災、日米関係等々。知恵
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.6

体が自然に揺れちゃうなー。テクノもハウスもレゲエもR&Bも好きだけど、EDMも大好物だわー。BPMのシーン好きー。アニメーションとのコラボシーンもよかった。何故かダフトパンク×松本零士のインターステラ>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

4.7

息をつける時間が一秒もないくらい、画面に釘付けになった。エキセントリックで物語的な狂気がそこにあるんじゃない。あるのは、自分が生きているこの世界と地続きの日常に、普通に転がっている家族の狂気だった。>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.2

クリストファープラマーの演技に引き込まれたなぁ。美しい劇中音楽が素晴らしかった。ピアノのシーンも好き。映画に流れる静かながら不穏な雰囲気も良い。

強烈なラスト。脚本も素晴らしいなぁ。

イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.6

この映画からさらに9年たってるわけだから、あながち無い話でもないよなぁ。アメリカ国家レベルではこれくらいの技術はすでにありそうで、妙に納得して観た。

しのごの言わせないスピード感、余計な要素を入れな
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.5

小学生のころ初めて観て、当時細かい歴史はわからなかったけど、中国の激動の時代を描いた壮大なスケールの映画だなぁと息を飲んだが、30年たった今まったく色褪せていなかった。

ジョンローンは魅力的な俳優さ
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.1

何度見ても感動するね。ずるいなぁ、ロビンウィリアムスのための映画だなこれは。彼の存在感に尽きる。生きていたらまだまだいい役をやっただろうなと、実際の彼にも想いを馳せた。

余談、日本の役者だったら武田
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王になろうとした男(1975年製作の映画)

3.8

ハチャメチャなイギリス人コンビが、次々と未開の国を突き進んであっさり統治していくのが、あまりに無計画でリアリティないなと思ったんだけど、ある意味漫画みたいでわかりやすかった。

中盤ちょっと退屈だった
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カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

3.9

歳を取っても、一度音楽を極めた人たちの迫力は消せない。こんな夢のようなホームがあったら素敵だなぁ。音楽が人生を豊かにすることは間違いないんだけど、クラシックに携わる人たちのなんともいえない品がいい。暴>>続きを読む

浮草(1959年製作の映画)

3.9

若尾文子が可愛すぎて、ずっと萌え萌えしてた。惚れてまうやろー。そして川口浩安定のかっこよさ。美男美女に癒されるわぁ。

京まちこの色っぽさ、野添ひとみのギャルっぽいかわいさ、ハァハァ。

中村鴈治郎さ
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パットン大戦車軍団(1970年製作の映画)

3.9

戦争がないと生きられない生粋の軍人でとんでもない右なのかと思ったら、ただ血に飢えているわけではなく、口は悪いけど情に厚いところもあって熱っぽく、軍を、兵を愛している、なんか憎めない老将軍の役を演じるジ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.8

なんといっても妻夫木と綾野剛の絡みの演技が最高によかった!綾野剛の役のキャラクターよかった。東京編が一番好き。

市橋達也の逮捕されるまで読んでたから、犯人薄々わかっちゃったていうのは置いといて、森山
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

なんだろね、母の愛や家族のありかたをテーマにした映画はたくさんあるけど、これは泣けなかったんだよね。最初から最後まですごく美談なんだけど、どっかで泣くための映画だなって思っちゃったんだよね。

宮沢り
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.5

たかが言葉のひとつひとつが、いちいちこんなに鋭利に突き刺さってくるのかとおののいた。役者と会話と行間で成り立っている映画。見終わったあとにいつの間にかボロボロに怪我してた、みたいに心が消耗してた。>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

なんでだろう、、、なんかあれ、これはどうしてこうなの?とか観ながら色々ひっかかって、どうも違和感があって楽しめなかった。突拍子もない恋愛感情とかちょっと説明不足。ストーリーもっとシンプルでよかったな。>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

4.9

大好きな映画。久々の再鑑賞。

以下劇中より↓



左腕まっすぐ伸ばしてみなboy

そのままぐるっと一回転しろ

よし。今お前の拳が引いた円の大きさが、大体お前っていう人間の大きさだ

言ってるこ
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スノータウン(2011年製作の映画)

3.7

描写が淡々としてて、脈絡の無いところとか結構あって、逆にリアルだなと思ってたら、これ実話なのかぁ。。

オーストラリア史上最悪の、連続猟奇殺人事件を映画にしたオーストラリア版冷たい熱帯魚って感じだけど
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.9

ほぼ実話らしいけど、さすがに誰か騙されてることに気づくでしょう~?揃いも揃ってみんな騙されるかなぁ。と半信半疑だったけど、何十件も同じ事件を起こし続けてこれたのには訳がある。犯人はよっぽど心理操作に長>>続きを読む

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.4

ティムバートンの世界が存分に発揮された、ミュージカル。美しくて不気味な一冊の童話を読んでるようだったな。オープニングがかっこいい~。

ただ個人的にはミュージカル苦手なんだよね、、、

97年アメリカ
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.7

これは相当な心理的トラウマ映画。母親目線で観ても息子目線で観ても、感情をグサグサ突き刺されたなぁ。

自分も末っ子が幼少期に自閉傾向が強くて親として随分心配したけど、そういう子って警戒心が強くて、そう
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

気弱で優しい役を演じることが多いイメージのジェイクギレンホールが、ズル賢く冷酷で大胆なこんな役をやるのは新鮮。ファニーフェイスだからギャップが余計怖い。

冒頭の金網泥棒のシーンから、随分大胆だなとは
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恋の罪(2011年製作の映画)

4.0

東電OL殺人事件をモチーフにしたらしいけど、みつこの生い立ちや昼のまっとうなエリートぶりとか、妙に実話に寄せてる部分もあるかと思いきや、どんどん脱線してったり、いつもどおり園子温らしく自由に撮りたいも>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

4.3

じわじわと心に染みてくる映画。なんだか観たくなり連続して二回見てしまった。二度目は会話を大事に噛み締めるように観た。黒澤清作品はスイートホームしか観たことなかったけど、この映画の空気感嫌いじゃないなぁ>>続きを読む

自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

4.6

昨日ライブだったので再鑑賞。何度見てもまんまと心殴られる106分だったよ。これ反則。クリープハイプ、サイコー。PVのような映画だけど、一曲一曲に込めた想いや、具体的な背景が作り込まれていて、どの曲にも>>続きを読む

八つ墓村(1996年製作の映画)

3.5

やはり八つ墓村といえば1977年の渥美清版の印象が強いなぁ。子供の頃TVで見て、トイレ行けなくなった。八つ墓村ってタイトルにもうビビってた。画面も暗くておどろおどろしくて、もっとホラーぽくて恐怖だった>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

4.8

再鑑賞だけど、やっぱ引き込まれるなぁ。

序盤から、崩れていく未来を予感させる緊張感が漂っていて、最後まで息つく暇もない。人って、人としての倫理を1度無視したらどこまでも落ちていけるんだな。その見えな
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.6

江戸に続く街道に点在する各宿場町が、参勤交代によっていかにして栄えたのかいまいちピンと来なかったけど、参勤交代のなんたるかの描写が映像で見られて納得。大名行列の意義とか。歴史の勉強にもなってとても面白>>続きを読む

最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.5

恋って自分を良く見せようとすればするほど遠のいて、カッコ悪い素のままの自分でいた方がかえって愛されたり。誰かにとっての欠点は誰かにとっての長所だったりして。人生捨てたもんじゃないと思わせてくれる映画な>>続きを読む

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.9

なんかね、マトリックスや、トータルリコール、インセプション、シャッターアイランドをごちゃまぜにしたみたいな、夢や精神錯乱や近未来や色んな要素が詰まりすぎてて混乱した。

フィクションと分かっていても、
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汚れた英雄(1982年製作の映画)

3.5

前半の草刈正雄のイメージビデオ感、バリバリのアメリカかぶれ感、角川映画ぽいベッタベタな音楽、ふりきったあり得なさが逆に笑えたので○薔薇のシーンお腹いたかった(°∀°)

正雄かっこよすぎ。温子かわいす
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.5

時代劇とジャズとの融合。北野作品の座頭市を思わせるようで、意外とマッチしてた。

古谷一行がこういうコメディーやってくれるの嬉しい。タモリも出てたね。ふざけてるけど、かっこいい。音楽もギャグもテンポが
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ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト(1963年製作の映画)

3.4

母がティーンの頃はまってたので、子供の頃ビートルズのレコードやカセットをよく聞いてたな。個人的にはビートルズは好きっていうより、知ってるってレベルだけど、流れると自然と口ずさんじゃう。この映画ビートル>>続きを読む

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.5

へー、これキャメロンクロウ監督の実体験なんだ!?15歳でローリングストーン誌の批評を書くなんて、文才も分析力も音楽の知識にも長けてたんだろうな。15歳の普通の男の子が、有名バンドのツアーに同行してアメ>>続きを読む

ファミリービジネス(1989年製作の映画)

3.0

この頃脂の乗った3人の豪華キャスティング。のわりにあまり盛り上がらないストーリー。俳優豪華なのになんかいまひとつ。

幼さが抜けきらない大学生役がぴったりはまるマシューブロデリック。イライラしてわめき
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

4.0

トム・クルーズの熱のある力強い演技と、レニーゼルヴィガーのコミカルでチャーミングな演技力が際立ってた。
ジェリーとロッドのテンポのいいコミカルな掛け合いもよかったなぁ。

映画全体でいえば、詰め込みす
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

5.0

最高。なんて痛快なイカした映画なんだ!オープニングからして痺れる。原題のThe good, the bad, and the uglyっていうのがまたクール!頭から離れない繰り返されるこれぞ西部劇な音>>続きを読む