SUIさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.2

ゲイリー・オールドマンは相変わらずカッコよくてシビれる。出番こそ少ないがしっかりと作品に爪痕を残し、俺のハートをがっちりと掴んで放さない。

リーダー格の次男トム・ハーディーもカッコイイのはもちろんの
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不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

3.0

馳星周の原作を読んで面白かったので映画も見てみた。

そんなに悪くない。でも特別良くもない。

香港・台湾の役者をたくさん使うことに文句はないけど、日本のことは日本人にしかわからないし、日本人の感覚
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ハンニバル(2001年製作の映画)

1.9

クラリスに執着するレクターが不気味で良かった。
何と言ってもアンソニーホプキンスの前作からの気味の悪さは最高。
クラリス役がジョディー・フォスターからジュリアン・ムーアに変わったのは少し残念。

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ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う(2010年製作の映画)

3.4

主演である佐藤寛子の体当たり演技と均整のとれたスタイルが素晴らしかった。
残酷で救いのないストーリーは割と好みだし、グロテスクな演出自体は別に嫌いではないのでこれくらいでちょうど良い。

うん、普
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

1.0

小学生のときに親父に連れられて映画館で見た時の、船の甲板から裸の女を海に突き落とすシーンが強烈に頭に残っていたので、そのシーンがもう一度見たくてHuluで視聴。

正直そのシーンはもちろんそんな大し
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

吸血への葛藤と人を手にかけることの拒絶、バンパイヤであることの苦悩。
古典的なバンパイヤ(ドラキュラ)のイメージから脱却しようとすると大抵こういった設定となり、今となってはもうありきたりで使い古された
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ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オープニングが明けたファーストシーンから体の3分の2を被おうかというモザイク処理にまず閉口する。
監督のジャン・ジャク・ベネックスは抗議のために日本まで来たと聞いたけど無理もない。監督はもちろんそうな
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マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

マリーアントワネットの朗読係が見た、マリーアントワネットとポリニャック夫人。
衣装が綺麗だった。映像が綺麗だった。女優さんが綺麗だった。フランス革命を主観ではなく傍観してる設定がよかった。船頭の男の
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マッド・ガンズ(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

3人の男の視点による、三章からなる物語。
それぞれにはそれぞれの立場や都合があって、それが明確に提示されているのが良かった。

シークエンスが章毎に分かれているので感情移入もしやすく、かつ解りやすい
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

今作を視聴したのはまったく意図しない偶然だった。Huluで他の作品をチョイスしたつもりだったのに、何故か今作がスタートしていたのだ。
始まってからなんかおかしいなと思いつつもすぐに引き込まれ、結局最後
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17歳(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

若い女性(イザベル)との情事の最中に腹上死したジョルジュは、彼にとって最も理想的な最期を迎えられたのではないだろうか。
特別うらやましいとは思わないけど、男としては共感できるところはある。

しかし残
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恐怖ノ黒鉄扉(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

やっすいホラー映画だけどそこそこ楽しめちゃう。

なんせ1時間で見れちゃうからね。

ずっと薄暗いシーンが続いてたから、ラストの朝日を浴びての対決シーンは爽快でよかった(結末が爽快とは言ってない) 。

カリフォルニア(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これもまた公開当時映画館で観たものを再度鑑賞。

ブラッド・ピッドの気持ち悪さと、イノセントな魅力いっぱいの若いジュリエット・ルイス。それだけでも見る価値有り。

内容ももちろん良くて、サイコキラーを
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.4

彼女にフラれて不眠症になったことをきっかけに、止まった時間の中で自由に動き回れる能力が発動する。
設定としてはマンガではお馴染みの異能力系。

美しい映像と相性の良い綺麗なヌードが素晴らしかった。
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.0

神経質で感じの悪い作家役のシャーロット・ランブリング、公開当時のおん歳57歳。
そんな還暦間際の彼女が惜しげもなくヌードになっているんだけど、若くてピチピチのリュディヴィーヌ・サニエの裸体よりずっと美
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

4.0

1話目の「お客様は魔女」ではアイオン・スカイのおっぱいが拝めるけど、2話目の「間違われた男」にはこれと言った見どころは用意されていない(正直どんな内容だったか記憶にもあまり残っていない)。

残念なが
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

5.0

何だこのロバート・デニーロの贅沢な使い方は!

飄々としていて何を考えてるのかわからないミステリアスな雰囲気だったから、後々キーになる重要人物なのかと思っていたのに…。

飄々として見えるのはただ抜け
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

もう何度見たかわからないし、今後も折に触れて何度も見るであろうファッキン マイ フェイバリット ムービー!

冒頭のハンバーガーのくだりや、ボスの嫁さんへのマッサージの話など、何でもなくくだらない会話
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.5

オープニングからエンディングまで、常に暑苦しいテンションで、そしてハッピーな映画だった。

結婚前夜から結婚式にかけての物語だけに、あのリアルな結婚式の上滑った雰囲気をバーチャルで追体験しているような
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15歳、アルマの恋愛妄想(2011年製作の映画)

3.3

妄想と現実が混同してどこまでがリアルでどこからがファンタジーなのか、その境界をぼやけさせることで見るものに対して効果的に作用している様に思う。

思春期の性への憧れと興味がストレートに描かれているわ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場公開時に気にはなっていたもののそのままスルーしてはや20年、huluで目にとまったので見てみた。
その結果、なぜもっと早く見ておかなかったのかと少し後悔。

内容はまったくたいした内容ではない
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

5.0

20年前に劇場で見たものを再見。

ストーリー、キャラクター、配役、演出、音楽、ラストのどれを取っても申し分ない。
どれを取っても申し分なし!(大事なので2度言いました)
そして何と言っても1時間3
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

3.5

公開当時ころ、見たかな? 見てないかな? くらいの印象ではっきりとは覚えていないけど、きっと見てない。

内容はといえば、タイトル通りのドラッグを題材にした映画。

常に上から目線で自分の正当性し
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

1.8

あ、これミュージカルだったのね…。

世界観は魅力的で、美しい映像は物語を引き立てているし、グロシーンも特に嫌悪感はないんだけど、作品世界に踏み込めない何かがある。

それはきっと、個人的にこの世界観
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

詐欺師や立身出世を目論む計算高いFBI捜査官、頭の切れる愛人にわがままな本妻、みんな一癖も二癖もあるんだけど、誰もがお茶目で可愛げがあるので憎めない。

エイミー・アダムスやジェニファー・ローレンスな
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クロエ(2009年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

散々利用した娼婦、クロエことアマンダ・サイフリッドが転落死し、訳もわからず巻き込まれた息子にトラウマを残しても、旦那の疑惑が勘違いだったと判明したらいけしゃあしゃあと関係修復まで果たしたジュリアン・ム>>続きを読む

ラヴレース(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ポルノスター、リンダ・ラブレースのことも「ディープスロート」というポルノ作品のことも知らなかった自分は、完全にアマンダ・サイフリッド目当て。

はじめはリンダのただただ明るく前向きな姿やチャックとの夫
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

クリスティーナ・アギレラのパワフルな歌声は圧巻。

エンターテイメントショウのことは(良し悪し、上手い下手含めて)まったくわからない。れけども、歌もダンスも、凡庸なストーリーを補って余りあるほどすご
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ブローン・アパート(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

旦那の気難しい性格に翻弄されて孤独感を抱く嫁さんミッシェル・ウィリアムズ。
それが理由かどうかは明言されないが、満たされない心を坊や(息子)に愛情を注ぐことで埋め、渇いた欲望をリッチなジャーナリストの
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バベル(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からずっとなんかモヤモヤすると感じていた。
それはどうやら「相互理解の難しさ」がテーマになっているからということらしく、登場人物の「うまく伝わらないもどかしさ」を知らないうちに追体験してしまってい
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

冒頭の、フランス人酪農オヤジのラパディットとSS将校ハンスとの駆け引きがまず手に汗を握る。
しかもその酪農オヤジがなかなかのシブさで、かなりいい味を出している。
また、彼の娘役でちょびっとだけ出てたレ
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