SUIさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

2.0

典型的な雰囲気映画。
世界感とそれぞれのキャラクターは魅力的だけど、これといった内容はない。
期待値が高かっただけにガッカリ感がハンパない。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

5.0

リスベットがめちゃめちゃかっこいい。

痺れる頭脳戦と駆け引き。最後はちょっぴり切ない。
ただ、人間関係が割と入り組んでいる上に、40年も前の事件を追うので名前をちゃんと覚えないとちんぷんかんぷん
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ソルト(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

手に汗握るノンストップアクションが気持ち良い。娯楽映画はこうでなくちゃいけない。
とはいえ、アンジーは訓練学校?時代のエリートという設定ではあるけど、動きがちょっと重たくキレがない。
それに手も足も
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.5

前半の訓練兵時代のエピソードが印象的で面白かっただけに、後半のベトナムに着任してからがもう一つ物足りない。
なんといってもハートマン軍曹の罵詈雑言が秀逸過ぎて忘れられない。しかもあれが全てアドリブだと
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.0

開始からしばらく見てから、間違ってディスカバリーチャンネルでもつけちゃったか…、と思わずタイトルを確認してしまった。

原始人の初めての道具(骨の棒)から、未来人のウルトラハイテクな道具である宇宙船と
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リミットレス(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何らかの方法で頭のリミットを外すという発想はありがちではあるけど、ストーリーとしてはおもしろかった。

登場人物がみんな割と気安くリミットを外す薬を口にしちゃうけど、個人的には何の薬かわからないもの
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

一連の【殺人を犯して投獄】からの【ルドヴィコ療法による洗脳】【退所後の因果応報】に端を発した【治療の副次効果(第九起因)による自殺未遂】を経て【治療効果の消失】そして【既存人格の復活】という経緯だけを>>続きを読む

赤ずきん(2011年製作の映画)

3.5

謎解きに興味はないので、あまり真剣にフーダニットをしていなかったというのもあるけれど、自分は最後まで人狼が誰なのかわからなかった。
ヘンリー、ピーター、おばあちゃん、果たして人狼は誰なのか? タイトル
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

すぐそこまで近づいている「敗北」の足音は聞こえているのに、現実から目を逸らし続けて援軍を待つヒトラー。彼から人心が離れていく様が克明で哀愁すら誘う。
それと同時に、一部の側近や身近な女達の従順さには違
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

実はサバイバル術に長けていて、リーダーシップをとって周りに指示を出すエリン、彼女が実に頼もしい。
エリンがいることによって、狙われる側がただ混乱して逃げ惑うだけじゃなく、果敢に立ち向かう対立軸が形成さ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

自分は監視されているんじゃないか…、と1度は妄想したことがある。
しかしそれが、生まれた時からTVとして放映されていて、しかも作り物の人生だったなんてことまでは俺の妄想をはるかに超えている。
そして、
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

骸骨みたいなマシュー・マコノヒーがすごい。

ゲイ嫌いで享楽的な主人公に感情移入するのははばかれる。
でも、必ずしも感情移入する必要なんかはない。キャラクターの個性さえ魅力的なら万事オッケーなのである
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.5

ナゲット食った子供がゾンビになり、大人は彼らの食料となる。

設定は面白い。合間合間に挟まれるコミカルなセリフや展開は賛否別れると思うけど、それも俺は楽しめた。
何よりも逃げ惑う大人たちがコミカルで
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

うん…、まぁ、面白いよ。面白いけれども…。

それまで割と深刻に見えたアランとヒューとの確執はあっさりと解消されるけど、和解に至るまでが随分とあっさりしている。

同様に、ジョーンがアランに好意を抱
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放課後ミッドナイターズ(2012年製作の映画)

3.0

怖いもの知らずの子供が強い。
発想、キャラクター、設定、映像、そのどれもが文句なく個性的なのに、内容がなんか物足りない。

いや、決して悪いわけではない。
でもなんかが足りない。
何が足りないんだろ
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

3.5

ナンバーズ(麻袋人形たち)は基本的に皆似たような顔をしているけど、それでも個性的で誰が誰か判別しやすい。
そして敵のマシン側のデザインはかっこいい。

設定は違うけど世界観としてはなんとなくキャシャ
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プラトーン(1986年製作の映画)

2.5

huluで見つけたので鑑賞。しかし見始めて30分くらいで既観であったことに気付く。

ストーリーには目指すべき達成目標も、主人公のこれといった成長も見られない。そこではただ延々と戦闘が繰り返されている
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セレブリティ(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始ゴチャゴチャとした印象で、白黒である必要性がわからない。
でも嫌いじゃない。

同窓会の時に周りの同級生を見回して彼が言った「生き方を変えなければ手遅れになる」という言葉は、同年代のおっさんである
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ビッチ・スラップ 危険な天使たち(2009年製作の映画)

3.0

オープニングからB級感満載にもかかわらずなぜか引き込まれる。

現代と過去を行ったり来たりするストーリーは意外に凝っていていいんだけど、映像は砂漠のシーン以外はすべて合成。
ちゃちい合成。
そして女同
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

テンポはいい。
下準備の段階では何が起きているのかいまいちわからりづらいんだけど、仕事を始めてからそのテンポの良さが効果的な演出になっている。

一方、肝心なストーリー、というかストーリーを構築するそ
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく脚本が残念。
何が残念かって…

計画殺人として茶玉が出てトム・クルーズが追われることになるわけだけど、これはどう見ても赤玉の突発殺人案件。
自動車組立工場から逃げるトム、燃料はどうした?
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ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

想像していた雰囲気と違ってずいぶんコミカルだった(と思ったら普通にロマンチックコメディーに分類されてた)。

リロイというかウィンストンと、ジュリア・ロバーツとの間に芽生えた友情に胸が熱くなる。
それ
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ジェーン・エア(2011年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく退屈。
いや別に展開が単調でもいいんだ、ちゃんと心の機微とか心境の変化とかが丁寧に表現されていれば。
でもジェーン・エアがロチェスターに心惹かれる理由がわからない。
衝撃の真実もあまりに唐突過
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤はなにが起きているのか今一つ掴めないが、裁判が進むにつれて事の次第が明らかになっていく。

オカルトなのかサイコパスなのか…。
見方もホラーとして見るか法廷ミステリーとして見るかで印象はだいぶ変わ
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クリストファー・ウォーケンとデニス・ホッパーの対峙は鳥肌もん。こんなシビれるシーンはそうそうお目にかかれるもんじゃない。

それとジャンキー役のブラッド・ピットがまたとてつもなくハマる。
ギャングが武
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変態小説家(2012年製作の映画)

3.5

ついてるんだかついてないんだか、どっちとも言い切れない男の物語。
色々と話が展開していくけど、終始とぼけた感じでどこか安心して見てられる。
基本ふざけてるので好きな人は好きだろうし、嫌いな人は全く
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ホステル(2005年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

能天気な旅行者が旅の恥はかき捨てとばかりにやりたい放題。それがどう展開していくのかと期待値が上がる。

オリーが消え、ジョシュが拷問されたところまでは良かった。しかしパクストンが拘束された辺りから様子
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まぁこういったストーリー上気持ちよく終わることは無いわけで、ご多分にもれず今作もモヤモヤした状態で終了とあいなる。

最後結局ストリートガールに移して終わりってことなのかな。 それとも移さずに持ち帰っ
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は読んだことないけど先にノイタミナ版(アニメ)を見ていたので、どうしたってそれと比較してしまう。

30分×全12話のボリュームと比べてしまうと120分では粗さというか足りない部分が目立ってしまう
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イン・ザ・カット(2003年製作の映画)

1.5

性に奥手なパッとしない中年女性という設定だけど、そのわりにはそこそこお盛んな様子。
まあその辺りは日本人とアメリカ人という人種、というか文化の違いが大きいのかもしれない。

ストーリーや映画の完成
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

4.0

どのシーンを切り取っても絵になる構図の妙はさすがティム・バートンとしか言いようがない。

また、ジョニー・デップの2.5枚目な魅力や、クリスティーナ・リッチのキュートさを効果的かつ的確に演出している
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ人が撮ったにしては割としっかり時代劇してるなあと感心。

もちろんヘンテコなところもたくさんあるけど、まぁ許容範囲。
ただ一点どうしても気になったのは、カツモト(渡辺謙)が自刃する際にトム・ク
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

当時は、羊たちの沈黙とロバートKレスラーのFBI心理分析官、それと毛色は違うけど24人のビリーミリガンも日本で出版されて、シリアルキラーやプロファイリングという言葉が巷に浸透していった時期だった(数年>>続きを読む

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

料理に関して実直なのはいいけど、どう見てもやり過ぎなボノの滑稽な姿が笑いを誘う。
店のオーナーはイヤなヤツとして登場するけど、本気でイヤなヤツというわけでもなく、なんか安心して見られる。

いや、ずっ
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

1.5

オムニバス形式なのは前作と変わらないけど、物語で前後のつながりがあったのは良かった。

演出というか映像は前回に輪をかけて独特で、内容が良ければそれもマッチして相乗効果を生んだかもしれない。でも、スト
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ハウス・オブ・ザ・デッド(2003年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

それまで逃げ惑ってた普通の学生が、武器を手にした途端特殊部隊さながらの活躍で無双し始めた時は笑った。
始めから全く期待しないで見ていたので、まぁこんなもんでしょ、とういう感想。

ゲームのテイストを
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