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ベティ・ブルー 愛と激情の日々のSUIのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オープニングが明けたファーストシーンから体の3分の2を被おうかというモザイク処理にまず閉口する。
監督のジャン・ジャク・ベネックスは抗議のために日本まで来たと聞いたけど無理もない。監督はもちろんそうなんだけど、それよりも身体を張って演じた役者のことを冒涜してると思う。いくらなんでもあれは酷い。

ストーリー的にはあっちに行ったりこっちに行ったりと忙しいけれど、何でもないシーンでおっ!と思うところがたくさんあって、そういうところは大体笑える。

突き落とされた家主の仕草とか、母親の死を聞いて動揺したエディのネクタイとか、色情狂の奥さんを思い切り突き飛ばすところとか、とにかくあちこちにそういったシーンが溢れてる。
基本的にふざけてる。
ジャンは優れたユーモアセンスの持ち主のようだ。

ベティはゾルグの才能を信じて疑わず、ずっと背中を押していてなかなか魅力的な女性のようだ。

ただ、実際ああいう人とは一緒に暮すのは難しい。
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