影山影司さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

  • List view
  • Grid view

イカロス(2017年製作の映画)

4.0

面白かったし良いドキュメンタリー。観ておいて損はない。ただ前半の「ドーピングの専門家の指導を受け、ドーピングチェックをすり抜けてレース参加できるのか」っていうテーマも今後別のドキュメンタリーで作って欲>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

2.5

シリーズを重ねるごとに面白くなくなっていくオーシャンズシリーズだが、今作は頭の悪い作品になっていてガッカリ。

オーシャンズシリーズと言えばリーダーのオーシャン率いる曲者おっさん達の知恵と技術から来る
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.5

飛行機の中で観た。あまり期待していなかったが、思った以上につまらなくてガッカリ。

事故で仕事に嫌気が差して酒浸りの生活を送っているステイサムが冒頭に登場するが、髭も頭髪もキレイに刈り込んで肉体もバッ
>>続きを読む

攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT(2015年製作の映画)

3.0

Ghost in the shellからの本作鑑賞。映画とOVAの差があるのでしょうがないが、作画レベルのギャップが激しすぎる。素子のデザインが変わっているのは気にならないが、ボーマの目小さすだったり>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

都市と水とおっぱいと。

今となってはかなり古い作品だが今見ても全然色褪せないのに驚いた。少佐のデザインも最近の人には違和感あるかもしれないが、あれはあれでかわいくかっこいいので良い。
使われる言葉は
>>続きを読む

バイバイマン(2016年製作の映画)

2.5

何処にでもいるフツーの大学生である主人公は親友と彼女二人で古い洋館をシェアを始め、ドッキドキの新学期を迎えることになる。
洋館に男二人と女一人……何も起きないはずもなく。

かくして胸筋デカイ顔芸凄い
>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.0

基本的にショーシャンクと似たような話なのでビビる。今となっては古い映画となったショーシャンクだが、この作品と見比べると色々と要素を補強して面白みを増しているんだなと気づきがあって良かった。
ただしこち
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

犬、殺された。
敵、殺す。

非常にシンプルなストーリーでパンパカパカパカ敵を撃ち殺すキアヌ・リーブス祭。スタントアクション出身の監督だけあってマイホーム襲撃、クラブで銃撃戦等は気合の入ったアクション
>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

3.5

物語で最高に奮い立つ瞬間の一つに、「理解者を得る」というものがあると思う。異端の天才監督と異端の新人が経歴もチームも何もかも違うのに同じ方向性を見ていて、そしてタッグを組むのが熱い。そしてその後「使い>>続きを読む

パラドックス(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

低予算を指摘されることが多いがそこはあまり気にならなかった。が、低予算だと表現できないものを終盤にメインイベントとして持ってきたセンスは大問題だと思う。

なにをどうあがいてもタイムマシンの改変が運命
>>続きを読む

ウォー・マシーン:戦争は話術だ!(2017年製作の映画)

3.4

太ったブラッド・ピット、老けたブラッド・ピット、変な走り方するブラッド・ピット、愛妻家ブラッド・ピットが堪能できるブラッド・ピット映画。方向的には野球映画なのに野球シーンが殆ど無いマネーボールによく似>>続きを読む

ジャドヴィル包囲戦 6日間の戦い(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

期待以上に良かった。ジャドヴィルという土地を全く知らなかったが、原爆に使われたウランがここで産出されたものだと作中で語られていたので引き込まれてしまった。
基本的にやっていることはベンガジと同じ何だけ
>>続きを読む

すべての終わり(2018年製作の映画)

3.0

悪くない。やはりおっさんがワチャワチャしているのを見るのは非常によい。終末描写もマッドマックスほどではなく、さりとて善人ばかりでもなく丁度いい塩梅。何をするにしても何かを失いながら進むって感じのロード>>続きを読む

ブライト(2017年製作の映画)

4.1

観客を一時間以上テレビの前に座らせようと思ったら、物語は1つだけじゃ不十分で2つ3つ同時に見せていく必要がある。ブライトは種族問題や警察組織の問題を入口に据えて、そこからワンドと呼ばれる強力なマジック>>続きを読む

死霊のえじき -ブラッドライン-(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

偉大な原作はあるし予算は足りているようだがこの様か、という出来。基本的にゾンビ物はバカが環境を荒らして物語に動きを出すワケだが、登場人物全員バカにしちゃいけないのだよロメロ監督も草葉の陰で泣いているぜ>>続きを読む

1922(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

悪くはないけど面白みのない映画だった。主演の演技は渋く味がある感じで良い。ひたすら転落を続ける人生の描写や、皆より幸せになろうとしているのにうまく噛み合わない様はとてもドラマチック。

でも何を楽しん
>>続きを読む

サバイバー: 生きるに値するもの/ラスト・サバイバー(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アラブ製映画なんて観れるのがNETFLIXの良いところ。あまり期待せずに見たけど結構しっかりと映像表現してて良かった。拷問シーンやら格闘の痛みの表現は米英映画に負けないくらいしっかりしているのでは。>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

3.0

原作未視聴。
古い映画特有の野暮ったさはゾンビ映画に関してはプラスに働く。地球最後の男でもそうだが、トロトロ動く死者たちが壁をバシバシ叩くシーンってなんか良いよね。
ヒロインの性格が変更されてよりアク
>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

3.3

欲にまみれたギャンブラー、マフィア、女達が繁栄したり没落したりが淡々と描かれている。役者の演技が良く、我がぶつかりあってドラマを形成していく様が面白かった。

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.0

現実の不確かさという点ではバーホーベン版の方が良かった。アジアンパンクな雰囲気は作品を邪魔するだけじゃないかな〜。元オーストラリアがなんであんなブレランワールドになってんのよ。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.0

もう今となっては古い映画だな〜。昔見た以上の感動はなかった。

不死身(2015年製作の映画)

3.3

話の立ち上がりは遅いし、クドいくらい殺人衝動について描写してるし、アクションは地味だけど、なんか面白くてずっと観てしまう。娘も美人じゃないんだけど健気に父親に話しかけようとしててカワイイ。

エクスティンクション 地球奪還(2018年製作の映画)

2.0

基本的にこういう女子供を連れて脱出系の話は、ひたすら足を引っ張る奴が出てくると面白さよりもイライラが優先されてしまうのでエンタメ作品としては失敗してしまう。特にこの作品では何か行動を起こすたびに子供が>>続きを読む

テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

4.5

最強のババアを追いかけるモキュメンタリー。
ババアの発狂演技はもちろん、序盤のカメラクルーが来て「あたしは嫌よ」って帰らした一週間後におめかしして出てきて、カメラに緊張しつつ張り切っている演技も神業級
>>続きを読む

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

4.0

弐瓶勉に技術(と予算)が追いついてきたのね! という感じ。私はあまり漫画原作のアニメを観ないんだけども、「だって原作読むのが一番面白いじゃん」という理由。このアニメは原作をコンパクトにしつついい感じに>>続きを読む

スペクトル(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ビジュアル面はかなり良く、廃墟感や軍隊の装備がかっこいい。逆に言えばそれだけだったなという感想。

前半の「正体不明の敵と遭遇、その正体を解き明かしていく」感は面白かったが、博士の閃きだよりな点に作話
>>続きを読む

イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

3.0

パンドラムは今まで見た映画の中でもかなり上位にくる映画だが、これはちょっと肌が合わなかったな。今となっては古さが気になるというのもあるが、前半せっかくSFオカルチックな雰囲気でよかったのが、最後は結局>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

5.0

完璧と言っていいだろう。

クローバーフィールドシリーズは初代、二作目とどちらも「俺は好きだけど大衆はなんて言うかなァ〜? 俺は良いんだけどさァ〜?」って感じだったが流石はJJエイブラムスやるじゃねぇ
>>続きを読む

ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オチが読めた上で期待する映画と、オチが読めてがっかりする映画があるとするなら、この映画は後者だった。

作りは丁寧だし、じわじわと苦しい状況に陥っていく様は良い。が、「ゾンビ物見るぜ!」ってなった時に
>>続きを読む

カーゴ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作無しとして観たら凡作、原作有りとして観たら駄作。
原作知ってて見ると無駄な引き伸ばし作品だったし、あれほど有名な原作を持ってきたのだからラストやタイトル回収に至るまでに何らかのギミックが必要なのに
>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

サスペンス系かと思ったらホラーだった。心の準備が出来ていないせいかメチャクチャ怖かった。
他の人も挙げているが後半の答え合わせに入ると少し興ざめ。まったく原因がわからないのも問題だが、匂わせる程度で終
>>続きを読む

ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

4.0

アンドリュー・ニコルは天才だ。
ロード・オブ・ウォー、ガタカでそう思っていたが今作もやはり半端ない作品だった。

全編通して地味な映画だ。戦争映画らしい派手な銃撃戦もドッグ・ファイトする戦闘機も出てこ
>>続きを読む

CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章(2016年製作の映画)

1.5

Netflixで2話まで視聴。
ちょっと出来の良いMMDかなってレベルの作画で非常に残念。第1話で今までのあらすじをやってしまうのも退屈だった。デザインの変更は売るためにはしかたないかと思うが、フラン
>>続きを読む