シトリンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シトリン

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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.0

前に観た時は趣里が苦手で途中脱落。
思い出して再度鑑賞。

ヒステリックな姿がどうにもいい気分では無かったけど、仲里依紗出てきてからやっと面白くなった。

生きていて疲れる。
自分に経験がないから主人
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海月姫(2014年製作の映画)

3.0

キャスティングがドラマより何倍もいい。
映画だから豪華なのは当たり前かもしれないけど、こういう役をやらせたらやっぱりのんしかいないよなと言うのが最初の感想。

ベストシーンは菅田将暉が初めて尼〜ずと鍋
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悪夢探偵(2006年製作の映画)

2.5

ああいやだ…いやだいやだ…

当時映画館で観た、と言うか舞台挨拶に行ったので評価低めなのに円盤持ってる。
キャストに惹かれたと言う理由だけで観たので、スクリーンで観る血しぶきや刃物の音はえらい怖かった
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私の男(2013年製作の映画)

2.0

この親子関係を美しいと言える人が凄い。

観る人を選ぶってレベルではない。
芸術として観る努力をしても終始嫌悪感しかない。人間の理性とか本能が働くんだなと思った。

異常な親子関係を醸し出す雰囲気は絶
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

この頃の映画は良かったなぁと改めてレビュー。

一子の始まりはなんとなく…のカタマリ。 

妹と喧嘩しなんとなく居づらくて
なんとなく近所のコンビニで働くことにして
なんとなくバナナを買いにくる客が気
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

2.5

2017年、キネ旬1位の映画。

日雇い族と1人のナースの話。
東京の華々しい世界とは程遠く、都会の片隅でもがく人物たちの物語。

雰囲気はとても良い映画だけど、いまいち薄い。松田龍平が亡くなった後の
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

言わずもがなだけど、当時カンヌ映画祭パルムドール受賞でたいへん話題になった作品。
後に「半地下の家族」や「岬の兄妹」という犯罪に触れる貧困層の湿気たっぷりの映画がブームとなったように思う。

家族とつ
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バックダンサーズ!(2006年製作の映画)

3.0

学生の頃友達に誘われて観に行った。
役者が本業じゃない人が殆どだけど、当時では豪華なメンバーでエンタメ感たっぷり。
田中圭がまだ若かった。

ストーリーは単純。
ダンスが好きな女の子たちの夢物語。
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

1.9

内容がメインビジュアルの写真に負けてる。
もっと面白いかと思ったら冒頭の流れだけであとはグダグダしてた。

デリヘル嬢たちの人間模様を中心に色々あるわけだけどメリハリがなくつまらない話をずっと見せられ
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.0

当時、沢尻エリカ観たさだけで食いついた映画。

蜷川実花は好みではないけど、映像は確かに綺麗で綺麗に撮って欲しい女優には喜ばれるのかなと思う。

映画自体は女性監督のファッション映画と言う感じ。美の追
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ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.0

昔ちょこっと観たことあったけど
改めて見直したらR18だったんだと、ちょっと驚いた。

高校生と主婦がコスプレと性行為に明け暮れる物語だが、高校生の母親は助産婦、主婦は不妊、性と命についてを描いている
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

凶悪に続きどす黒い白石ワールド。

阿部サダヲを初めて見た時はまだ売れてない頃の不気味なストーカーで気持ち悪い役だったので、これは合うだろうと思ったけど、見事過ぎた。

最初の拷問シーンはさすがに直視
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二重生活(2016年製作の映画)

3.8

ほぼ期待薄めに観たら結構面白かった作品。

尾行を論文になんてだいぶ外れたと言うか個性的なテーマだと思うけど、尾行する主人公(門脇)の目線で展開していくのでちょっと大丈夫か?ってドキドキ感覚を味わえて
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.5

村杉蝉之介が捕まってこの映画に出ていたことを何故かふと思い出して久しぶりに鑑賞。

2000年代のサブカル映画の雰囲気って本当に好き。

タイトルは可愛いのにR15指定の映画。
「最悪な出来事を乗り越
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

3.5

子どもの頃公開した映画でこの歳になってやっと観た。
イタリアの綺麗な街並み、大人の恋愛、芸術的でスローテンポで流れていくストーリー。
当時映画館で観た人は心奪われたんだろうなと思った。

結論、王道の
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恋の罪(2011年製作の映画)

3.0

言葉なんか覚えるんじゃ無かった
日本語とほんの少しの外国語を覚えたおかげで 僕はあなたの涙のなかに立ちどまる

冷たい熱帯魚を観る前にこっちを先に観て衝撃を受けた思い出。
エログロを芸術的にした映画だ
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共喰い(2013年製作の映画)

2.0

とにかく湿気でカビだらけになった家にいるような気持ち悪い映画だった。
どこにも気持ちを置けない。
ようやく、ラストの田中裕子でどうにか気持ちを置けた気がする。
この映画を観てからは光石さん観るたびに思
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波紋(2023年製作の映画)

3.9

ちょっと個性的な名脇役のキャスト勢揃いで
安定感抜群の映画。
名脇役たちの力は凄いと思った。

ストーリーは新興宗教にハマる妻がベース。
そこに色々な出来事が起こる。

リビングに大量に置かれた緑命水
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

2.8

評価高めだけど、期待ほどではなかった。
ドラマ以上映画未満という内容。

登場人物全員が自分の感情むき出しにせず抑えていてテンポ良くない、それが143分もある。
途中ダレてしまった。
まぁアンダーカレ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

この映画は面白いか面白くないかではなく、感じるか感じないかだと思った。

カップルでじゃれ合ってるシーンも可愛くってつい綻んじゃったけど、どこか哀愁漂う雰囲気なのがグッと心掴まれる。

ケーキを買って
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闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

4.0

当時観て久しぶりに鑑賞。
やっぱりヤンキー達よりホストのストーリーの方が好き。
窪田正孝が泣きながら焼き鳥焼いてるラストがたまらない…

このpart2が1番キャスト豪華だと思う。

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.5

昔から好きな映画。

何気ない普通の家族にそれぞれ隠し事があり崩壊していくも再生に向かう話。

リーマンショックや派遣村の頃なので照らし合わせると結構リアルな設定。

津田寛治のエピソードが泣ける。
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

暴力に治療と言う暴力を加え洗脳を解くと言う暴力を重ねる。

アレックスはとても15歳とは思えない。
非行?不良?根っからの悪だけどどこか憎めない。

不良グループのリーダーとして好き勝手やってたがすぐ
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アレックス(2002年製作の映画)

2.3

だいぶ前に観た感想

当時衝撃作として話題となり、カンヌ映画祭で途中退席者続出、大ブーイングが起きたという問題作。

問題となったのは9分間の暴行シーン。
普通の感覚なら全員が目を背けたい場面。

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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.0

2019年キネ旬ベストテン1位

基本、性行為がひたすら物語のメインだと飽きるのでこの手の映画はいつ脱落してもおかしくないと思っていたけど、グダグダしながらも観れてしまった。

想像通りよくある脱ぎ映
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海を感じる時(2014年製作の映画)

1.9

だいぶ前に観た感想。

これ程好かない映画は初めてだった。
女の体に興味があるだけの男に体をひたすら捧げ続ける女の姿がただただ痛々しい。
あれほど捧げてた女が後半は別の人に捧げると今度は男が妬き始める
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悪人(2010年製作の映画)

4.1

マッチングアプリで知り合って殺人事件となったニュースを見て真っ先にこの映画を思い出す。

悪人とは?を考える作品。

祐一は佳乃を殺めた。佳乃は祐一を侮辱しやっていないことをでっち上げようとした。圭吾
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スイートリトルライズ(2010年製作の映画)

2.9

以前観た感想。

ストロベリーショートケイクスの矢崎監督。

原作知らないけど如何にも"らしい"映画に仕上がってる。

W不倫をしていながらサラッとしていて観ている間は薄まったレモン水を飲まされている
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半世界(2018年製作の映画)

4.0

描いた人生になってるか?

ある程度歳を重ねると共感できる映画だと思う。

炭焼き職人を主役にしようと思った事がまず面白い。オリジナル脚本ってところがまたいい。

3人の男たちは家族や仕事、それぞれの
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.8

撮影はかなり大変だったのだろうと想像が止まらなかった作品。

人身売買、臓器になるか性産業の犠牲となるか。
太った外国人が男の子買う場面や行為シーンはとにかくエグい。
以前読んだ記事には子供たちが撮影
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海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.8

佐藤泰志原作映画化第一弾。

函館三部作のうちの他2作、その他3作と比べても1番地味でお堅い映画である。

オムニバス形式だからダレることもないけど、とにかく終始暗い、画面から漂う暗さと寒そうな風景が
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.2

不倫に不倫を重ねる夫婦。

ストーリーはシンプル。
登場人物も少ないので観やすいが、リアルで冷たい夫婦の会話と夫の淡々と正論をぶつけて尋問するような言い方にはイラつきしかなかった。
喋り方のテンポが上
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.9

監督はポン・ジュノ作品で助監督を経験。
そしてポン・ジュノから絶賛される映画が完成。

衝撃作過ぎて食欲なくなった。初めて。

これは傑作だと思う。
しかしどうにも気分が悪くて高評価がつけられないとい
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

ワンオペでの介護と経済的な苦しさといかに介護が残酷かを思い知らされる。
親子だからこそ残酷な部分をしっかりと描いている。
まさかのニコチンを注射。

まだ介護をする環境にいないけど、いつかぶち当たる事
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.5

最近はアニメ映画化してしまったので若い世代の間ではジョゼ虎と言えばアニメとなってしまうのが寂しい。

恒夫のどこにでもいそうな等身大の大学生とコテコテの大阪弁だけど可愛いジョゼの話し方が印象的。

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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.0

長いタイピング音で苛つかされ
少年たちの非行で苦しくなる。
なのに岩井俊二の淡い世界観が漂うから余計に気持ち悪い。
個人的には伊藤歩が男子たちから追いかけられて逃げ回るシーンが胸糞。
しかも、ホームビ
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