ayanさんの映画レビュー・感想・評価

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オアシス(2002年製作の映画)

4.5

ジョンドゥがコンジュを襲うシーンが流れたとき、これはとんでもない話だ、と独り言がもれた。
ずっと前に、純愛映画おすすめ10選、みたいな形で紹介されてて知ったこの映画。
あのシーンをみてからエンドロール
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

夢を追いかけてる最中
夢に手が届きそうなとき
その都度出会えたからこそ
次に進めるような大切な出会いがある
人生のパートナーにはならずとも
「ずっと愛してる」に共感した

ありえたかもしれない、が
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

渋谷で観ると決めていて、ようやく

家の中も生活も
スカイツリーを見上げる街並みも
入り組んだ高速道路も
小さな芽を掬い取る手も
出会ったり居合わせたり
すれ違っていく人たちも
きれい、何もかもきれい
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

めまぐるしく大胆な演出に
度肝を抜かれながらも
とっても爽快な話だった

グロテスクなもの全般が苦手なので
前半はキツかったけど

poor things 哀れなるものたち

中盤、だからこのタイトル
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お早よう(1959年製作の映画)

3.7

完成された構図すごー!って
まず思ったんだけど
テレビ買ってもらえない子供たちと
町内会費でもめまくるご婦人たちと
なんとも奥ゆかしい大人の男女と
こんな些細な題材で
これだけおもしろおかしな
映画が
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.3

スカーレットヨハンソンがとてつもなくかわいい。旅先で出会ったふたりのラストシーンよかった。

外国から見た日本ってこうなんだなあ
日本人全然英語話せなくて私も身に覚えがあって情けなくなったりもした…
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.3

みていてちょっと辛かった
高齢者というのがまた
ノマドに至るまでの深い経験は
良くも悪くもわたしはまだ
未体験なのだと思った

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

ちょっと埼玉の知識入ったところで
遅ればせながら鑑賞

いやーおもしろかった!
中でもYOSHIKIのとこでお茶吹き出しそうになった。鑑賞中の飲み物注意。

そして美しきキャスト同士の…♡
ザ・エンタ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.9

バカバカしさはこの世界でどう生きたらいいのかしっくりこないから。痛々しさと笑いと画のキュートさをエンタメとして観ながらこの映画どう終わるんだろうって思ってたら、そうかそうか、と。エンドとてもよかった。>>続きを読む

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.2

クスッと笑えるし手軽に見える感じ
重くないけどところどころ、いい。
セリフで好きなのは「ごはん炊きかけとごはんが炊けた」のくだりかな

菊地凛子がすごく好きだった!
私的にはノルウェイの森以来の菊地凛
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

面白かった!!
演出すき!
意外としっかりお仕事ものなのも
共感すぎてグッときた
また観たら見逃してた発見がありそう

マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

3.2

ザ・ラブコメ!
ストーリーぶっ飛んでて
それを俳優がやりきってて
とにかく笑えるおもしろい映画だった

ストーリーは正直
最初からおおまかな予想はつくけど
それでもすっとした終わり方だった
「抜けたい
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.0

役者3人がとてもよかった
体も張ってるし
覚悟して挑んだんだろうなって
ただの一視聴者だけど
それは画面から伝わってきた

ずっと観たかったのだけど
精神持ってかれそうだなーて
警戒してた
つい最近役
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

おしゃれ!すごくおしゃれ!(語彙力)
建物、制服、お菓子の箱などなどデザインのおしゃれさと、色彩のかわいさと、カメラの画角と構図とワークの天才さにおおーてなりながら(語彙力)時代背景もしっかり描かれて
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.4

とっても繊細な感情を
子どもの目線で貫いた演出が
とてもよかった

子どもの話に大人が介入すると
ろくなことがないんだよなー、
ていう典型のような展開に見えた
一方でまだ子どもだから
伝えたいことをど
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.2

とってもおしゃれで
深夜×タクシーっていう設定が秀逸

ニューヨーク編、
パリ編、
イタリア編がすき
ロベルト ベニーニ贔屓なのもある

イタリア編は急に毛色が変わってびっくりするけど、実はオムニバス
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ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

4.2

舞台は1980年代のベトナム
勉強不足なので時代背景は
あの映像からしか汲み取れないけど
貧困層はそこから抜け出せない社会構造なんだろう
ベタなストーリーかもしれないけど
人生は意外とベタなのかもと
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.5

ジャケットの中年男女のチャリ2ケツが
グッときて鑑賞

舞台は職業訓練校と夜の街
と、動物園

登場人物たちみんなが
壊れたり、壊したり
役者たちがハマり役すぎて
途中しんどくなった 

蒼井優は不安
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.5

さみしいことがあったとき
抱きしめてくれる人がそばにいたらいいな

離れてしまった少年の顔が浮かんだ
あの子はちゃんと抱きしめてくれる人が
いるから大丈夫だね

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

娘と離れて暮らす父の夏休み

娘のソフィがとにかく可愛い
トルコのひなびたリゾートが
綺麗でなんだか泣ける
淡い青い空にパラグライダーが映える

淡々とした日々、
11歳の娘はそのたった数日の中で
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

とんでもない作品だと思った
そのとんでもない作品を
背負ったこの言葉

「怪物だーれだ」

物語が進むにつれて
この言葉の持つ意味が
露呈されていく
それは不気味で
せつなくて
刺さるほどに痛い
映画
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.4

美しい、フランスの海辺の街で
とにかく美しい少年たち

危うくて軽々しくて
自分勝手で思うがまま
その無防備さが
ちょっと羨ましくなった

「あなたが愛したのは幻想」
初恋だろうと
何回目だろうと
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.4

登場人物みんな自己主張強くて
なんかいいなって思った
とにかく明るい!
そして湖で泳ぐシーン
好きなんだけど
今回もキュンとした

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

心の機微が繊細に描かれていて
とてもよかった◎
好きを認める、伝える、伝わるって
そんな簡単じゃないよねって
関係が壊れることもこわいよねって
だからこそ
最後はちょっと唐突感あったけど
丁寧なストー
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崖上のスパイ(2021年製作の映画)

3.0

大戦中の満州、
歴史を知りたくて鑑賞

観終わって思うのは、拷問も、銃殺も、孤児になった子供も、これ全部日本が引き起こした悲劇だよなあ…という情けなさ

「自由を求めた先人の革命家に捧ぐ」
だったかな
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

人は生まれながらにして
不可抗力な何かを与えられて
それをこなすことで手一杯
多少の諦めはあるだろうけど
他人にはわからないやりがいや
自己価値を見出したりして
自身に折り合いをつけながら
生きていく
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.2

あの音楽がずっと耳に残ってる。

ふるさとを離れたこと
見送ってくれた人のことを
思い出した。

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.4

いつか観てた映画

これすごくすき
同志。
パッケージの写真がグッとくる

歴史的事実に悲しくなった
不都合を隠す国なのか
知ろうとしないのは自分なのか

どんな時代でも
問いは持ち続けてたいし
同志
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

主演2人の醸し出す空気が
ただただエロい
絡みはほぼないけど
声の使い方、
相手に向けた目線、執拗さと
サスペンスのドキドキ感が
エロさに拍車をかけてた気がする

アクションも見応えあるし
癖のあるカ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.6

鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子
俳優たちがとてもよかった

くすっと笑えたり
目線にヤられたり
気付いたら涙が流れていたり
さまざまに感情が揺さぶられ続ける

ストーリーが秀逸
ラストシーンは特に
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

推しをじっくり堪能できてしあわせ🥹
構成振り切っててかっこよかった👏🏻
試合はやっぱり白熱する!!
元気がでる映画🏀

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

彼らがいちばん伝えたいことを“魅せられた”
軽く音楽にノッてたら
…あれ?あれあれ?
上からのアングルがかっこよく
計算し尽くされたショーに脱帽