やまとさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

やまと

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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.2

国を守りたいという愛国心や憧れから自ら志願し、ベトナム戦争へ向かった主人公が、その後の後遺症や国民の反戦ムードに苦悩する。
多くの戦争映画のように戦場に重きを置くのではなく、戦場からの帰還後に重きを置
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.4

「信頼」がテーマ。

グラフィックが綺麗でそれだけで感動するくらいに圧倒される。

素直な心で人を信じることも大切だなと思った。
しかし、ラストにどの国も仲良くなるのには強引さを感じた。

女の子の赤
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.6

根が良い奴でも社会性がなければ、社会からは省かれる。

社会では1人の女性を愛するためになんでもしていいわけではない。
しかし、彼には社会性を学ぶ機会がなかったから、仕方がない部分もある。

周囲の人
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

音楽と映像のシンクロ度が高く、音楽が感情を増幅させ、常に楽しくワクワクさせられる映画だった。

日常の会話を切り取って、リミックスしてオリジナルの音楽を作ってるシーンで、絶対面白い映画だと感じた。
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

耳で楽しめる映画。
映像がなくても耳だけでも楽しめるんじゃないか、そんな映画だった。

主人公はずっと同じ部屋で緊急通報指令室のオペレーターをしている。
映るのはほぼ主人公の顔だけで電話のやり取りの声
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.4

ほっこり系かな、と思っていた。実際にはそうだったのだけれど、SFも入っていたので驚き。

なぜそのアパートにそこまで執着するのかとか、登場人物の内面や、心情、経緯をもう少し見たかった。

地上げ屋とい
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

インドの金融都市ムンバイで実際に起こったテロ事件を元にして作られている映画。

その場にいた人たちの理不尽さや、ホテルマンとしてのプロ意識、テロリスト側の心情など色んな要素があって複雑な感情になった。
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

良い意味でディズニーらしくないパンチの効いた作品。

反抗的でパンクさも感じた。
クルエラは悪と言っても感情移入しやすいヴィランで、才能も実力もある部分も応援したくなった。

特にクルエラの衣装が媚び
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.5

いつかは見なきゃなと思っていたミュージカル映画。
くだらなくて、楽しさが溢れる作品だった。

とりわけカーチェイスのシーンは無茶苦茶で笑えた。

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.2

女性たちの絆、法を超えた家族の愛が伝わった作品。
内容の重さや暗さと対照にペネロペ・クルスが綺麗で艶かしい。

ある困難を乗り越えた家族の絆はより強固になる。

関わる人全て、特に近所の人達との手助け
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.6

かつてドイツから迫害され、死と隣り合わせだったユダヤ人の老人が主人公。

ドイツを経由する際に、列車の中で幻覚を見てしまい、倒れてしまう彼の様子からは心苦しいほどのトラウマを抱えていたのことが感じ取れ
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.4

360度回転する首、取り憑かれた後の肌の色や声色が恐ろしかった。

しかし、宗教観の相違でやはり怖さが減ってしまう。

悪霊が強すぎて悪魔祓いに失敗するという結末が悪霊の怖さを印象付けていて良いバッド
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カフカ「変身」(2019年製作の映画)

3.3

自分という存在は他者との関係性によって存在している。

グレゴールは一家を支える稼ぎ頭としての頼りにされている存在だったが、ある日当然虫に変身してしまう。
最初は家族、特に妹からは心配され世話をされた
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.0

ジゴロってひもとか男娼って意味なんだ。

男娼ビジネスも観ていていやらしくない。
めっちゃかっこいいて感じじゃないが、紳士的で落ち着きがあってスマートさもあってモテモテ。
ウディアレンの顔が洒落てるか
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

映画音楽に焦点をあてたドキュメンタリー映画。

無声映画の上映中にピアノを裏で弾いていたのは驚き。
時代が進むについれてどんどん音楽の重要性が増してきたんだな。

製作において映像と音楽とを同期させる
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

-

難しすぎる。
これは寝てしまう。

壮大な音楽とゆったりと流れる宇宙空間が睡眠導入剤になっています。


ただまたいつか観ようと思います。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.6

冒頭の夫婦のおじいさんになるまでの人生で泣ける。これほど見ていて微笑ましい夫婦がいるだろうか。

夫婦の幸せから孤独になっていく様子がなんとも感情を揺さぶられる。
嬉しかったり悲しかったりに共感しつつ
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.4

ライオンキング自体見るのが初めて。
CG技術に圧巻。リアルそのもの。


人間界ならスカーは悪者に見える。
弱肉強食の自然界なら力では勝てないライオンに対して、頭を使って戦うのスカーは悪くない。

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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

暗くて重い題材。
しかし、コメディな台詞とポップな音楽、自然と心も踊るタップダンスで割と明るく観れる。
楽しいだけじゃなくて戦争の生々しさもやメッセージ性もある。
色んな音楽、カメラワーク、カットの移
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.2

子供向けのストーリーだけど、それにしてはアンハサウェイの大魔女が怖すぎる。グロさもある。

ブルーノがかわいい。ジョジョラビットのおっきな男の子くらいかわいい。

ハラハラドキドキの感覚はどこか使いま
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.3

医師の診断を聞くまでの2時間を心配で心配でしょうがない女性を描く。

誰でも経験したことがあるどうして良いのか分からない待ち時間。
余裕がなくなり、他のことには何も手につかない、頭の中はそのことでいっ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

忘れられた者と、誰かの心にずっと残っている者。
死者の世界が色鮮やかで美しすぎる。
特にあのマリーゴールドのオレンジが良い。


有名人や偉人は死者の世界でももてはやされ、一般市民は中々死者の世界でも
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.4

戦争によるPTSDによって酒がやめれず、社会に取り残された男が新興宗教にハマる物語。

掴みどころがなくて、面白い!って感じの映画ではなかった。

ホアキンの演技はジョーカー並みの狂気を感じた。

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.5

洞窟内のカーアクションが派手でかっこいい

テンポもだれないでよく見れる

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.2

映像が綺麗で爽やか。

子供心を思い出させる。目に触れるもの何でも新鮮で楽しかった。そして空想も無限大。
ワクワク、キラキラしてるまさに夏の物語。

新しいことを知ったり体験することにこんなにも喜べる
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.2

最後に列車の中で小さな女の子に短い方の鉛筆を渡した行動は、今まで一緒に暮らしてきた田舎出の少女とは逆の接し方。

田舎出の少女に何から何まで与えすぎてしまい、甘やかしすぎてしまった。
それが原因で世間
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

2.9

今までの作品とかなり毛色が違う。

ハマらなかった。

東京を舞台にしているが、そこに違和感を感じまくり。
そこのギャップがハマる人には良いのだろうが、自分はいまいちだった。

「ガイジン」って言葉使
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.4

派手なカーアクション!
楽しい映画!

車に興味ある人だともっと楽しそう。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.6

拷問の過去を隠蔽しようとするCIAとそれを調査するアダムドライバー。
こんな仕事強い正義感と愛国心がないと出来ない。

スノーデンみたいにメディアに告発したら簡単なのに、それをせず正攻法で告発した執念
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

3.5

主人公サワはかなり図々しくて、人に気に入られるのが上手い。
最初は厄介者扱いされるけど、見返りを求めず利他的なサワに惹かれていく。

サワの何とも言えない不思議な魅力。
図々しいのに、素直で優しくてし
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.6

優秀なパイロットであり、CIA、麻薬の運び屋。
実話とは思えないくらい現実離れしてる。
バリー・シールの人生は波乱万丈で密度が濃すぎる。

ずば抜けている才能があったが故にチャンスが巡ってきた。

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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

面白い!ハラハラした。

「インファナル・アフェア」のリメイク版だから設定だけで完成されてる。
俳優も豪華で見れる見れる。

ラストの展開も読めなくて良かった。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

第二次世界大戦、フランスのダンケルクでドイツ軍の包囲によって撤退を余儀なくされた連合軍の話。
イギリス軍フランス軍合わせて33万人の命を救い、後の連合軍の勝利に大きく響いたらしい。
歴史の勉強になった
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ハリエット(2019年製作の映画)

3.6

20ドル札の肖像に決まった黒人女性ハリエット・タブマンの伝記。

映画「それでも夜は明ける」と似てる。

同じ黒人でもある程度普通の生活をしている者と奴隷として扱われている者がいる。
ハリエットは後者
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ふるさと(1983年製作の映画)

3.5

自分の生まれ育った町が無くなる虚しさ、郷愁を感じる。

今はダムの底にある実際の村を舞台にしているところにこの作品の重さを感じる。
インターネットがない時代だからこその楽しみ方があって、魚釣りであんな
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.6

意外と恋愛の話で、ギャッツビーの純愛の物語だった。

一枚一枚の画が綺麗で豪華なので見ていて飽きない。


幼少期に貧乏だったというコンプレックスとデイジーへの愛を原動力にしてここまで成り上がれるのは
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