monaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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昼顔(1967年製作の映画)

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追い出された娼婦たちでトランプゲームしてるところ良かった
時々ホラーっぽい

湖のランスロ(1974年製作の映画)

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侍映画という言葉が何故かよぎってしまう。
顔の見えないランスロが幕の奥で佇むショットが格好良かった

夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冗長に感じて(このシーンもっと短くていいのでは)と思ってしまう節もあったが、振り回されるようにして世界のあちこちへ行くロードムービーはある程度の尺が体感時間として必要だったのかなという気もした。旅を経>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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本をバカスカ投げるところと終盤で聴こえない歌の話をする男のくだりで爆笑した
木に登りたくなる映画や

彼岸花(1958年製作の映画)

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戦時中家族で防空壕へ避難した日々を妻が回想して「今死んだらこのままみんな一緒だと思った」のようなことを言うところで情緒がぐちゃぐちゃになってしまったが、その感傷をさらっと演出する小津映画がどうしようも>>続きを読む

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

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ランボーとトルストイ。
ある魅力で人生の意味を根本から破壊していく種類の人間はいる。
パゾリーニ、カタルシスの頂点みたいなタイミングで唐突に「FINE」をどーんて出すの好きなのか‥?
進撃の巨人を連想
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東京画(1985年製作の映画)

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アウトサイダーの視線で東京をあちこちぼうっと撮るのが何だか村上春樹っぽかった。ナレーションの言葉も。
各インタビューのくだりは、もしかしたら観光っぽい映像とは別の機会に追撮してるんだろうか。
笠智衆が
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

画角の感じで時々タルコフスキーを思い出す。
この映画自体が正体不明の轟音のよう。知らん人にいきなりでかいすべすべの石を手渡されたみたいな。重く恐ろしいと同時にどこか好もしい。反芻し、再現さえしたくなる
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

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小津映画の中でも一等好き、なんて繊細なんだろう。面白かった。
叱りつける・叱られてしおらしくしているふりして二人でそっと背後を伺うくだりが素敵

王女メディア(1969年製作の映画)

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音楽、あれは日本のお琴ですよね‥? 笑いそうになった
緩急、水辺と炎、終盤のこわさよ。
水辺のカットがどれも怖い程に美しい、あんな太陽を見たら復讐にも目覚める

自由の幻想(1974年製作の映画)

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ブニュエルの作品に毎度のように出てくる小柄でずんぐりした哀れっぽい女の人がだんだん好きになってくる
突然のSMで爆笑した

アウトサイダー(1981年製作の映画)

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通り過ぎる機関車を墓地越しにぼうと映すショットの没入感。ちょっとヴィンセント・ムーンぽかった。
会話中の人の顔を長回しでぐいぐい寄って行くカメラワークが一周回って癖になる。観客の凝視に耐えられる演技と
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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「やり切りすぎててウケる」ぐらいしつこい様式美にナードのストイックさを感じた。
キャストたちへの深い愛。
「意図が伝わるようにしろ」

ハントケの『左利きの女』かな、と思うショットがあった

ファミリー・ネスト(1977年製作の映画)

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「家さえあれば」「狭くても、何も無くて床に寝ることになってもいい、アパートさえ借りられたなら」と繰り返し口にする夫婦、彼らが失ったものを、ぶつ切りの編集が語るともなく台詞の裏側に並べる。
生活の拠り所
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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なんでおまえが歯医者行くねん、、
老人たちの会話で締め括られるのが良い

知りすぎた少女(1963年製作の映画)

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普通素顔のはずの場面で明らかにお化粧しているのはこの時代の映画では珍しくないからいちいち突っ込んでいられないけれど、野外で昏倒して朝まで雨に打たれた後フルメイクでばっちり目覚めるのは流石に笑ってしまっ>>続きを読む

ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

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逢い引きに失敗するくだり笑った
訪ねる住所を間違えて舞台に巻き込まれるところ、夢じゃなきゃ良かったのに。着飾って享楽ばかりの生活をするのも、それをお芝居として人に見られたり笑われたりするのもきっと大し
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ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

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関係性のよく分からない老女?がなんとも言い表せない綺麗さだった。煙草片手に忠告しながらカウンター越しにコートを手渡すシーンの色気よ。
ずっと遠くに見えている、休み無く石炭を運んでいるゴンドラを、一度だ
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哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

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人生に振り回されながらも不貞ではいたくないと望む映画前半のトリスターナよりも、厭世的になり愛も倫理も捨てて人生に復讐するかのように生きる彼女の方が不幸な精神をしているはずなのに、生き生きとしているのは>>続きを読む

小間使の日記(1963年製作の映画)

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急に展開するから驚いた。
時々挟まれる靴や虫のアップにはっとする。
ごちゃごちゃした屋根裏部屋、住みたい

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

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ジャッキー・チェンのアクション、たまに観たくなる

憂鬱な楽園(1996年製作の映画)

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飛ばしては落ちる竹蜻蛉、シュートしても爽快感の無いバスケットゴール。
短髪に柄シャツのチンピラたち、人物の区別がつかない

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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アクションを撮るのにハンドパワーで全てを解決すな、、
画の作り方にしても、過去のシリーズの格好良いカットをコピーしたやつみたいなのを時々ちょろっと入れてくるのが白けてしまう。
予算大きいはずなのに色々
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魂のジュリエッタ(1964年製作の映画)

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衣装が派手にとぼけてて楽しい。
スピリチュアルやオカルトってずっとうっすら流行ってるんだよな。
ヒン!で死ぬほど笑ってしまい

私は告白する(1953年製作の映画)

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グラスの上にフォークとコインを組むシンメトリーのカットが脈絡無く格好良い。
モンゴメリー・クリフト、聖職者というよりロマンスの似合ってしまう顔だよな