なちゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

アザーフッド 私の人生(2019年製作の映画)

3.0

オカンたちマジでやかましいな放っておいてやれよ、って思うくらい何から何まで「オカン」なんだけど、なんかそのウザさも最終的には可愛く見えちゃった。
キャロルがイメチェンしたところあたりが事態が転がり始め
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28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

3.4

最初完全にグウェンとジャスパーが嫌いで見るのやめそうになったんだけど、最後まで見てちょっとスッキリしたから良かった。
グウェンは完全に被害者とは言えないし、リリーの気持ち考えたらちゃんと向き合う気にも
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.8

脇役でもデビッキ嬢とヒュー様が出てるなら絶対好き!ってなるし、アリシアがバッチバチにメイクしてるのが暴力的に美人すぎて見るしかなかったんだけど、何故か全然見るタイミング逃してた。

ヘンリー・カヴィル
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.8

とんでもない……イギリスが誇る名俳優2人の競演って感じ。まさしくそのもの。
ベティはタダで騙される女性じゃないぞと思ってたけど、その裏側に彼女が抱えてたものがあまりにも大きくてゾクっとした。
憎しみと
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レイトナイト 私の素敵なボス(2019年製作の映画)

3.7

さてこの作品の主人公は?
脚本も担当したミンディ・カリングの演じるモリー?いいえ、いいえ。エマ・トンプソン演じる、死ぬほどムカつくbossyなbossであるキャサリンこそが主人公。
ただそれよりも重要
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

4.3

クソしょうもなくて、バカバカしくて、とんでもなく優しくて、どうしようもなく愛おしい。親たちと子供たちの物語で、普通を超えた友情の物語で、思いやりに満ちた作品。

ベンは頼りないし、トレヴァーもエルサも
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.3

これもう絶対あいつじゃん……ってなるように作られてる。けど実際あいつだったのかもしれない。もう今となってはわからないけど。(でもさーそうじゃんー。)
未解決のまま現代に至ってしまった実際の事件を、事実
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

これは………そういうことか。
ある種のifの世界線を、タランティーノ流に描いたってことでいいのかな?
タランティーノらしい暴力的にぶっ飛んだシーンは見応えあるけど、クリフ容赦なさすぎて笑ってしまう。ほ
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グッド・オン・ペーパー(2021年製作の映画)

3.3

デニスの奴がとんでもねえ激ヤバ男で笑っちゃったんだけど、主演を務めたイライザ・シュレシンガーのほぼ実話だということを考えるとマジのマジに恐ろしすぎてドン引き……

脚本が薄いとかボロカス書かれてたけど
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ハッピー・シェフ! 恋するライバル(2018年製作の映画)

2.9

日曜の夜のラブコメってなんか良くない?いいよね。うっかり仕事のこと忘れられちゃうもんね。
現代版のロミオとジュリエット(が2組)、と言えばわかりやすい構図だけど、悲劇の様相はゼロ。訳の分からないカオス
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.6

ショーンはとりあえず置いといて、2人のタイプの違うママのパワーバランスが変わっていくのがめちゃくちゃに面白かった。
軽くポップな感じで進んでいくのに、結構重厚なクライムミステリーが本流にあって、何この
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メメント(2000年製作の映画)

3.2

なるほど…なるほどね。
ノーラン初期作としていろんな人におすすめされたし、私も一回は見とかなきゃなと思ってたから見たけど、そんなにハマんなかったな……

伏線回収とか時間の逆行とか、巡り巡っていくのと
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トールガール(2019年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ泣いちゃった。
最初からジャックとうまくいってくれと思ってしまった。あんなに真っ直ぐに想い続けてくれたら、いくらリストを満たしてなくても応えたくなっちゃう。グリフィン・グラック可愛い。
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パパと娘のハネムーン(2018年製作の映画)

2.9

まあまあ、うん。ありがちなパパと娘の仲直りストーリー。展開も全部ありがち。でもそういう「ある程度見えてる」作品って、登場人物の性格とか感情の動きとかに集中できるから、それはそれで好き。

レイチェルも
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.6

うっわーもう何これ……最高に面白い……
繰り返し見ないと落ちない作品だけど、間違いなく1回目はネタバレも事前知識も入れるべきじゃない。
どこから始まっていて、誰から始まっていて、何が始まっていたのかさ
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.2

Netflixでの配信期限が今月末になってたので、今見なきゃ絶対見ない!と思って今夜はこちら〜!

エマ・ストーンってキャリア初期は全然冴えない役ばっかりだけど、それがしっくりきちゃうからすごいなあと
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.7

あーーーいい、こういうの好き。
何もないけどめちゃくちゃ何かある。
静かな日々に、さざなみが立つ。静かな水面に大粒の水滴がひとつ、またひとつと落ちて、なんの動きもなかった日々が動いていく。

ポールの
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.3

なんかアホみたいに楽しくてゲラゲラ笑ってたのに、最後ちょっとうるっときちゃったじゃん……なによ……

想像力も夢想も、きょうだいも友達も、冒険もミステリーも、全部大事だよね。
ちゃんと悪が討伐されて、
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ユニコーン・ストア(2017年製作の映画)

4.1

ブリー・ラーソンがもうめちゃくちゃに可愛くてどうしようかと思った。ほんとに可愛い。だいすき。
そしていろんな世界線で彼女をスカウトするサミュエル・L・ジャクソン。


長い夢を見ているような映画だと思
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かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.4

思った以上に思い通りにいかない人生だけど、流石にここまでじゃない。
普通と違う順番でも、愛しあえるならそれでいい。アリソンとピーターがいればもちろん申し分ないだろうけど、2人が後見人としてホリーとメッ
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ダンプリン(2018年製作の映画)

4.5

あえて言う必要はないんだけど、こういうの、完全に泣くのよ。
みんなルーシーに救われてたんだね。

見た目でジャッジしないでって言ってたウィルも結局ロージーと同じで、彼女自身も自分の体型を気にしていた。
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.6

ふーーーーー。ちょっと考えながら書いたり消したり。
エクスカージョンの雨のシーンが良かった。ルークは不思議な、ちょっと押し付けがましいタイプだけど、あのダンスシーンの優雅さときたら。

ここまでのどん
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キューティ・バニー(2008年製作の映画)

3.2

気楽な青春コメディが見たい日だってあるじゃん?平日なんか特にそうじゃん?
っていうのを溢れるくらい満たしてくれる映画。
プレイメイトなアンナ・ファリスが可愛い。ちょっとハスキーな声とか、天真爛漫なアホ
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.5

どれだけ意地悪でもバトってもハッピーエンド。だからアメリカのティーン映画って好きよ。バカバカしくて単純で、でも大事なことはくどいほどに描かれる。通信講座の漫画みたいに全部がうまくいく。

レイチェル・
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.4

何これあほほど楽しいじゃん!!
レベル・ウィルソン主演のアンチラブコメ・ラブコメってだけで既に強いけど、見たら最強だった。
そう、何が大事って「私が私を愛している」ことなのよね。ラブコメの定石を辿りな
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22番VS人間の世界(2021年製作の映画)

3.2

かわいい……かわいい…っ!
5人のちびちゃんたちもひねくれ22番も超かわいい。

あ、待ってジェリー、生きる目的って何、陳腐でもいいから教えてよジェリー!

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

私には傑出したものなんてなくて、せいぜい持っているものといえば、好きなものに対する情熱か。それだって結局自分が何かをすることに対してというより「好き!」って情熱を持って愛せるというだけにすぎず、人生に>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.7

Disneyのティーン映画と同じくらいお約束で、最強のミュージカル。楽曲の使い方も見事だし、最後のプロムのIt’s Time to Danceとかもうほんと泣きすぎて視界ぼやけっぱなし。目腫れる。>>続きを読む

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.9

スリラーだけどホラーではないな。ビクビクしながら明るい時間に見たけど、全然平気だったもの。少しオカルト的なものを思っていたから、余計に平気だったのかもしれない。
恐ろしいほど閉塞的な人間関係は、信仰も
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.8

終わらない戦争と、ドイツ占領下での暮らしと、秘められた恋と、痛ましいほどの実直さと、悍ましい分断と。
ありがちなテーマだと言えばそうかもしれない。こういうの、前にも何度か見ている気がする。それでも好き
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.3

分かってたけどゲロ泣きするよね。

こういう兄弟ものは大体お兄ちゃん/お姉ちゃんの肩を持ってしまう長女なのだけど、今作は途中までしっかりイアンの肩持っちゃってたな。歴史オタクでめちゃくちゃなバーリーが
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

あらあら……まさか怪獣モノで泣くと思わなかった……
(いや、髑髏島のエンドクレジットで泣いたのはノーカンで。)

怪獣モノというよりは科学者一家の話がメインに置かれていたし、いろんな関係が並行して描か
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.8

あーーーーべラーズ!
2年越しくらいでやっと見られた、ありがとうNetflix!
ヘイリー・スタインフェルドかわいい!!

今回はリフオフも少ないし、アカペラじゃなくてバンドばっかりだし、急なアクショ
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.1

たった12分でこんなにも深く沁みて、心動かされる短編映画が今まであったかしら。少なくとも私は出会ってない。これが初めて。
それこそ言葉では表せず、言葉で説明されても理解し得ない深い悲しみが丁寧に描き込
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大脱走(1963年製作の映画)

3.3

どういうわけか、泰緬鉄道の建設に動員された連合国軍捕虜の話だと思ってた。ほとんど間違ってた。
スティーブ・マックイーンはわざとらしいくらいかっこよかったな。

ストーリーは知らなくても、よく知った楽し
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.2

驚きの長さ。
映画史に残る作品だし、自分では見ようと思わないだろうから、テレビつけててよかった。
撮影技術もなかなかない時代に、どうやってこれだけのものを撮ったんだろうとめちゃくちゃ不思議。

ストー
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