なちゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

3.9

あー、だめ、こういうの好きなのよ。めちゃくちゃ弱いの、こういう、典型的なラブコメに!
多分私自身がシンデレラ症候群だからだ。絶対に訪れない「ヒロインの瞬間」に憧れすぎて、ソファーでスライムみたいにとろ
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.7

アギレラ様の歌がべらぼうにパワフルで聴き惚れた。あの体からあんな声が出るのかと、改めて感動した。

ストーリーはお約束のハッピーエンド。でも退屈しないのはショーが明らかに華やかだから。100%かっこい
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ホーム・アゲイン(2017年製作の映画)

3.5

なんか良かった。
ちょっと支流が多すぎるかなという気はしたけど、最終的にポジティブなハッピーエンドだったし、イザベルの劇のシーンとか普通にめちゃくちゃ泣いちゃったもん。先生とジョージは何か芽生えそうだ
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10日間で男を上手にフル方法(2003年製作の映画)

3.2

裏をもって近づくけど本当に恋に落ちちゃう系ラブコメの代表作。

絶対に10日間で別れたいアンディと、絶対に10日間で夢中にさせたいベンの騙し合い(化かし合い)。
アンディは本来の彼女なら絶対にしないこ
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チェリー(2021年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃクソ野郎なはずなのに、どうしてか憎めなくて、どうしてか胸が痛い。ろくでもない、の集合体みたいな半生がひどく哀しく見えてくる。だから最後は何だか泣けてしまって。
ちょっと悔しい。

誰にも彼
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.2

すごくよかった。
一周回ってそんな陳腐な感想しか出てこないくらい、良かった。
シリーズ同様ヴァイオレットを主軸にしながら、彼女が救った少女を描く展開により涙が溢れる。
その中でも今作ではドールの仕事や
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.4

あーーーーもう最高
EGでなんだか全部が終わっちゃった気がして見れてなかったけど、見てよかった。見終わった今めちゃくちゃワクワクしてるし、MCUどハマりして一気見した頃くらい胸がざわついてる。
No
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リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

3.8

切ないなあ。恋多き女優は決して尻軽なのでも飽き性なのでもなく、あるいは、移り気でもない。彼女はその一瞬一瞬で燃えるような恋をして、その身を焦がすように愛したんだろう。そして「親友」のピーター・ターナー>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.3

実話に基づくとはいえ、この爽快感。いや?これを爽快と言っていいかというとそうじゃないな。でも確かにストーリーは「正義」の勝利で終わるのでスカッとする。ここでの「正義」はあくまで私の思う「正義」であって>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

この悲哀、この狂気。
何が彼をあれほどまで追い込んだのかと言えば、母の立ち位置や過去、荒廃しようとしているゴッサムの町も含めた「彼の人生そのものが」と言うほかない。しかし同時に彼があれだけ崩壊の最中に
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.4

せっかく最新版見たし、と最初の作品に戻ってみる。
昔に見た記憶が意外と残ってた。どの映画で見たか覚えてなかったフレーズがこの作品であることも分かって、個人的にスッキリ。オリオンのベルトね。

ほんっと
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.6

こういう映画、本当弱いの。
音楽家の半生とかミュージカルとか、あまりにも揺さぶられてしまう。

エルトン・ジョンは物心ついた時からその名前を知っている気がする。実家で流れていたアーティストの中にあった
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.8

過去の三部作もちゃんと見れてない(もしくは覚えてない)のにこれに手を出すのは、と思う節もあるけど、キャスト見たら早く見たくて仕方なかったので。
クリス、ゴーストバスターズもそうなんだけど、「アホだけど
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

4.2

あーすきだぁ……
悲しい幕開けと世にも不幸な出来事の連続を3人のきょうだいが切り抜けていく。決してハッピーエンドとは言い難い(判断し得ない)のに、心がふわりと温かくなって、たまらなくなる。愛おしくてた
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ランナーランナー(2013年製作の映画)

3.0

少々入り組んでるけど、最後にはスカッとする感じ。
見た後で思えば、ストーリー自体はそんなに捻ってる感じじゃないんだけど、入り込みにくさはあるかな。ポーカーがわかったらもっと面白かったんだろうか?

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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

2.8

いやマジか、結局そういうことなの??ってなった。大体ブラッドリー・クーパーが主人公と思ってた時点で私はどっかでポイント外しをした様子。
もうちょっとストーリーをスマートにして欲しかった感は否めないけど
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ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

2.1

ブリタニー・スノウだー!と思って見たら意味わからなすぎて「!?」ってなった。
ストーリーが全然説明不足で終始「???」ってなり続ける感じ。感想が浮かばない。

アメリカ大統領選挙あたりのいざこざや突飛
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.7

どういうわけか1日でエメリッヒのディザスタームービーの代表みたいなのを2本も見てしまった。
核爆弾レベルの巨大低気圧によって一瞬にしてアメリカが凍りついてしまうという話。急冷氷河期は一晩とかだったみた
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2012(2009年製作の映画)

3.9

映像がとんでもなく素晴らしかった。ストーリーはまあ、ふつう。だいたい想像つくというか…
救われて欲しい人が救われなかったり、こいつマジなんなのってなった奴が最後の最後に自己犠牲を払ったり、この手のディ
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.4

クスクス笑いが出ちゃうような、ちょっとズレてて可愛いロマコメ。でもその裏には1人の男の執念があり、成長がある。

結局彼は2月2日を何度繰り返したんだろう?半年ってセリフがあったけど、ほんとに?だとし
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スマイル、アゲイン(2012年製作の映画)

3.2

見事なハッピーエンド。
途中のしっちゃかめっちゃかは余談のようで、実はどれもそれなりに意味があったりして。
マットには可哀想だけど、この手の映画はジョージとステイシー、ジョージとルイスのハッピーエンド
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ニューヨーク、愛を探して(2016年製作の映画)

3.2

母と娘の物語で、それ以上に、母たちの物語。
群像劇としてはそれぞれの接続はあんまりなくて、いろんな家族、親子の在り方を描いて、最後のモノローグでシュッとくっつけた感じかな。
それぞれのストーリーをもっ
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かけひきは、恋のはじまり(2008年製作の映画)

2.8

フットボールのこともそんなに分かってないし、特にこの黎明期みたいなところになると余計にわからないし、かといってロマンス要素が多いわけではないし、全体のストーリーを滑るように観た。

もうなんていうか、
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.9

好きだなあ。なんかすごく、いや、確かにご都合主義的なプロットではあるんだけど、焦燥感とかプライドとか、私が今感じているものや少し前に感じていたことをリレイナやトロイが体現していて、妙に苦しくなってしま>>続きを読む

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

4.0

主演がアダム・サンドラーだし、最初は誰でも考えるような “早送り” で事が進んでいくから結構笑っていられるんだけど、だんだんその上がった口角が引き攣っていく。止めようがない時間の経過に恐ろしくなってい>>続きを読む

ラブ・ダイアリーズ(2008年製作の映画)

3.6

子煩悩なウィルが、週に2度の愛娘マーヤとの面会日に自分の恋愛遍歴(3人の本命女子)をおとぎ話のように語って聞かせる話。それを話すことになるきっかけは若干コメディタッチだけど、本題は真剣そのもの。さてそ>>続きを読む

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.9

ペネロペ・クルスって実はすごく苦手なんだけど、この作品での彼女はもうはちゃめちゃに可愛くてときめいてしまった。
夢と現実が混在し続けて、見れば見るほど困惑させられていって、最後の最後にするりと種明かし
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.8

べらぼうにおしゃれでキュートな作品だった…楽曲も全部知ってるレベル。ララランドはこの作品へのオマージュだそうだけど、全くもって納得。序盤からララランドだった、というか逆か。
シェルブールでは可憐で儚げ
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.9

ネビルの絶望感が合間合間に挟まれる回想によって余計に際立って映る。
あまりにも絶望的で、あまりにも孤独で、サムを失ってからなんか見てるこっちまで本当に苦しい。

このエンドだとどうしてもダーク・シーカ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.3

これはすごい見応え……
ネタバレ記事も考察記事もたくさんあるから、今更私がここでこの映画の真相を殊更避けなくてもいいんだろうけど、これはなんというか、口に出して明かしてしまうのが惜しい。そういう作品、
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レディ・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.3

難しい問題なんだろうな。どうしたって私には実感はできそうもないし、到底現実に追いつかない想像をすることしかできない。
とてもじゃないけどテロリストではなさそうな人間を拘留して全てに制限をしなくちゃいけ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.6

かっこいいエミリー・ブラントが見たくて。まさかちょっとポンコツなトム・クルーズまで観られると思わなかった。
原作はタイトルしか知らないので、映画化にあたってその精度がどれだけのものなのかも知らないけど
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ゲットバッカーズ(2014年製作の映画)

2.3

悪くないけど内容は死ぬほど薄いしクライマックスが笑っちゃうくらい雑。脚本書くの途中で飽きた?って感じ。

ロジャーとケイトは始まり方がめちゃくちゃ雑だけど可愛いので好き。

クルーレス(1995年製作の映画)

3.8

この感じ、いいなあ。可愛くて、でもちょっと泣けて、上手なハッピーエンド。ライトさがまたいい。
ティーンものによくある「イケてるワタシが本当に大事なものを見つける」系映画なんだけど、嫌なところ…例えばカ
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.5

緊迫感がえげつない。ハル・ベリーの緊張感と不安で震える声とアビゲイル・ブレスリンの恐怖が限界突破した叫びに、見てるこっちが息をするのも忘れてしまう。
ほんっとうに怖かった……

誘拐犯はサイコパスのシ
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.8

テイタム兄さんがべらぼうにかっこいい。
かっこいいなあって楽しんで見てたけど、筋肉が好きな訳じゃないんだなあと妙に冷静になってしまった。

それはさておき、マイクがかっこいいのは、現実を見つめられるか
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