ツクヨミさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

ツクヨミ

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ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

3.8

チャドウィックボーズマン主演、ジェームズブラウン伝記作品。
幼少期から晩年までの彼の人生、順番に見る感じではなく、時系列はかなり前後するが混沌としていてよき。
内容の多くが彼のライブシーンとなっており
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アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)

3.5

羊飼いの少年が村の人々と協力し、ナチスからユダヤ人を逃すために奮闘するおはなし。
舞台は1942年南フランス、第二次大戦でドイツがフランスに勝利し、主人公ジョーが住む田舎の村にもナチスの支配が伸びてき
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

モノクロで描かれる少年の逃避行と理不尽な出来事を綴っていくおはなし。
舞台はたぶん1940年代の北欧、ど田舎のあばら家に叔母と2人で住んでいた少年は、叔母の急死がきっかけで家から出て孤独な生活を送る羽
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ボルケーノ・パーク(2019年製作の映画)

3.5

中国の火山大噴火ディザスタームービー。
親子の絆とアクション盛り盛りな仕上がりになっており、頭からっぽでも見られるかもです。
数年前に噴火した火山に何を思ったか人間はリゾート施設を建設してしまう。以前
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.8

DCEUシリーズ5作品目。今までの伏線を回収し、結集したバットマン・ワンダーウーマン・フラッシュ・アクアマン・サイボーグがチームを結成。ヴィランとなるステッペンウルフからマザーボックスを守るために立ち>>続きを読む

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

3.8

旧猿の惑星シリーズ第4作品目。
新猿の惑星の続編、舞台は1991年アメリカ、宇宙のウイルスにより猫と犬が絶滅し猿が人間のペットや奴隷になっていた。
ジーラとコーネリアスの息子のシーザーは、サーカス団長
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.7

旧猿の惑星シリーズ3作品目。
続猿の惑星のまさかの続編、滅亡した地球から逃れていたジーラとコーネリアスは過去の地球に到着する…
今回の主人公は1973年の人間社会に翻弄されるジーラとコーネリアスであり
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

誰かの娘であり、誰かの妻であり、誰かの母である普通のとある女性のおはなし。
人は少なからず生きづらさやストレスを抱えて生きている、この物語の主人公キムジヨンも同じく、なんとか生きながらもその辛さを内に
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日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ(2020年製作の映画)

4.0

地震と津波による日本沈没をテーマにしたアニメ作品。原作とNetflixオリジナル版は未視聴で鑑賞。
作画や展開などで賛否両論を起こした作品と聞いたが、私は気にならずに楽しんで見られました。
ディザスタ
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アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌(2018年製作の映画)

3.4

ヒット曲 I can only imagineをテーマにしたトュルーストーリー。作曲者バートミラードの半生から父親との確執を添えたヒューマンドラマが見られる。
父親役デニスクエイドの典型的DV親父感が
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

DCEUシリーズ4作品目、ガルガドット主演ワンダーウーマンのルーツを探る単独作品。
スーパーマンにも負けず劣らないパワーを持つ彼女の秘密、それは最高神ゼウスが作りしアマゾンの末裔、そして神の血を引いて
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

5.0

ニューシネマパラダイス完全版。
オリジナル版より未公開シーンを50分追加した拡大版となり長くなったが、長さを感じさせない作品。
追加シーンは主にトトがシチリアに戻ってから、エレナに再び会うシーンであり
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

中国系家族のおばあちゃんがガンになり、家族がそれを伝えるかどうか悩むおはなし。
まずおばあちゃんの孫娘演じるオークワフィナの演技、心を押し殺す感じとそれでもおばあちゃんには優しく接しようとする葛藤が素
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.5

ジョージルーカス製作総指揮、スティーブンスピルバーグ監督作品。インディジョーンズシリーズ第2作目。
舞台は1935年、中国上海から逃れインドにたどり着いたジョーンズ博士一行が体験する異教の脅威が満載、
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.0

ジョージルーカス製作総指揮、スティーブンスピルバーグ監督作品、インディジョーンズシリーズ第1作目。
ハリソンフォード主演、アクションアドベンチャーであり、今見てもワクワクさせてくれる考古学冒険譚となっ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.5

ジュリアロバーツ、ヒューグラント主演恋愛もの。
純粋な恋愛を見せるが、コメディ要素が意外に多目で軽く笑えます。
有名人と一般人の恋愛作品はいっぱいあるが、この作品は当事者のまわりに魅力的な人々がたくさ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.8

DCEU3作品目、ヴィラン集団で世界を救っちゃえ系ストーリー。
しょーじきDCEUに入りながらもクロスオーバーはないだろうなと勝手に思い込んでいたが、けっこうクロスオーバーしてたので個人的に満足できた
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.7

ダニエルラドクリフ主演、刑務所脱獄ストーリー。
人種差別撤廃運動で過激な行動をしたとして逮捕され投獄された男が、脱獄するために仲間たちと計画を練っていく様がとてもおもしろく、脱獄のシーンはかなりのハラ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

4.2

ザックスナイダー監督作品。
DCEU2作品目、タイトルだけ見ればスーパーマンとバットマンというDCコミック2大ヒーローが戦うエンタメ色が強い印象。
しかし本質は、それぞれの正義のあり方が違い、思想の戦
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.6

シアーシャローナン主演。1950年代初頭、アイルランドからアメリカへ移民した女性のおはなし。
前半は移民し新天地で生活する生きづらさと、信じられる人がいない孤独が描かれるが、中盤愛する人を見つけると彼
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.8

ザックスナイダー監督作品。
後にDCEUと呼ばれるDCユニバース作品第一弾であり、スーパーマン誕生のストーリー。
製作総指揮にクリストファーノーラン、音楽にハンズジマーとガチガチにシリアスよりなハイス
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.8

クリストファーノーラン監督作品。
ダークナイトトリロジー1作目であり、富豪の息子ブルースウェインがバットマンになっていくおはなし。
ノーラン作品ではあるがノーランみは薄く、まだDCコミックスのバットマ
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.5

中国で実際に起きた医薬品の密輸のおはなし。
前半後半でけっこうテイストが異なり、前半は儲け話、後半は逃亡と社会派映画に様変わりする。
映画全体を通して貧困がキーワードになっており、かなり重い内容を扱い
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

ジーンケリー、スタンリードネン監督作品。
映画史に残るミュージカル映画であるが、ストーリーはけっこう単純でコメディ色が強い印象。
ジーンケリーのミュージカル映画では、特にエンタメ色が強く楽しく見られる
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

フランクキャプラ監督作品。
1人の男の人生を追った伝記映画でもあるが、後半の演出がすごいSFチックな人生賛歌ストーリー。
前半中盤を通して主人公が、成功と挫折を繰り返していき後半にとんでもない挫折を味
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

ジョーダンピール監督作品。
黒人主人公が白人ばかりの家で体験するサイコスリラー。
最初から最後までずっと不安が消えない不思議な映画、それも主人公以外のキャストや演出がすべて不安にさせるような歪さや奇妙
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.8

エマストーン目当てで鑑賞。
ゾンビで荒廃した世界を楽しく生きていくゾンビコメディ。
コメディ色とグロさが強めだが多少はアクションあり、頭からっぽで見られるのがよき。
エマストーンはひと昔前の濃いめメイ
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.8

旧猿の惑星シリーズ2作目。
チャールトンヘストンは続投しているが、主人公は変わってテイラーを追ってきたブレントが主人公となる。
前作から設定は変わらず、猿が人間を奴隷扱いすることと、重くるしい雰囲気を
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

クリストファーノーラン監督作品。
ダークナイトトリロジー2作品目ではあるが、単体として楽しめる重厚さあり。
ストーリーはDCコミック原作、バットマンとジョーカーの対峙が主であるが、全体的にヒースレジャ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

クリストファーノーラン監督作品。
いつかは滅んでしまう人類を救うために、新しく人間が住める惑星を探すおはなし。
宇宙での冒険、私たちが住む地球ではありえない現象ばかりの宇宙の描写は凄まじく、圧倒される
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ハースメル(2018年製作の映画)

3.5

エリザベスモス主演人気バンドいざこざストーリー。
主演のエリザベスモスの怪演?というかキマッテる演技は素晴らしいと感じた。会話をしようにも支離滅裂なので会話にならない感じや、相手をけなし罵倒してしまう
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.0

チャールトンヘストン主演SF作品。
現在では古典的名作として有名だが、今見てもスリルと不安を感じる雰囲気は唯一無二であると言える。
やはりこの作品の面白さは設定にあり、現代ではありえない、猿が下等な人
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

1.0

キックアスの2作目ではあるが、内容的にIFストーリーとしか感じなかった。
やはり監督がマシューヴォーンでない時点で察するべきだったかもしれない…
良い点は、クロエちゃんが可愛かった、以上、前作で終わっ
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.9

幾人もの大統領に仕えた黒人執事のおはなし。
自らが受けてきた差別、そして家族もその影響を受けて変わっていってしまう展開に心打たれる。

フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話(2019年製作の映画)

3.7

中国四川の旅客機で実際に起きた事故のおはなし。
最初はけっこう淡々と進むが、事故が起きてからの演出がすごく緊迫感がやばい。エメリッヒのディザスター映画を見ているような感覚。
キャストはわりかし綺麗目?
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.6

アメリカ子供番組の司会者フレッドロジャースのおはなし。
基本的には新聞記者がロジャースを取材していくが、同時に逆に新聞記者の内面を紐解いていくヒューマンドラマ。
内容的に新聞記者である主人公の心に寄り
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