hirokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

2.7

冒頭のシアトルのスペースニードルの展望台の暗殺場面はまるでアントニオーニがアクション映画を撮ってるみたい。酒場の乱闘でステンドグラスを突き破ったりダム放水の場面の遠近感などサイケ感も。しかしこれは政治>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.1

公開当時の日本ではロッキード事件なんかあってそういう時代もあったなあと思いきや今まさに再びという。取材報道のダブルチェックトリプルチェックに拘る主幹が印象的。ディープスロートもっと早く言ってよというも>>続きを読む

ニュースの真相(2016年製作の映画)

2.6

レッドフォードのダン・ラザーが似てないんだけど似てるみたいな。取材チームの若者にジャーナリストになった動機を聞かれ好奇心かなとクールに答え君は?と返すとあなたですなんて言われてまぁ恥ずかし〜。番組終了>>続きを読む

セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

-

ヴィジュアル先行でドラマ性の薄いターセムのそのどっちも無いやつ。マジックミラー越しの火炎放射では追想かよ〜ってなったけど

ルーム(2015年製作の映画)

3.7

生まれて初めてルームの外へ出たときに流れる This will destroy you の "the mighty rio grande " が世界を眩しそうに見るジャックの気持ちを現してた

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.1

ドワイト・ヨーカムが暗くなるまで待ってのアラン・アーキンみたい。別れた旦那が役立たずかと思ったら一応連絡してたのね。ジャレッド・レトのイメチェンはこの頃からか

マネーモンスター(2016年製作の映画)

-

リーが視聴者の善意を信じて俺の命を救ってくれと訴えて株価が下がっちゃうのが笑える。一瞬しか出て来ないヨーダ声のハッカーとかどこまでも付いて来るカメラマンに比べて準主役のはずの犯人の個性がちょっと弱いか>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.5

ユーモアを解さないドイツ人が作った笑えないコメディ。本物と気がつかないまでもこいつは狂人だなって思う人が最後まで出て来ない。ウォルター・カーロス編曲によるパーセルのクィーン・メリー葬送曲が悪夢の始まり>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.4

オークランドのストリートキッズがお伽話を信じるなんて(涙)

追想(1975年製作の映画)

3.2

娘が射殺され妻が焼き殺される場面が何と主人公ジュリアンの想像!復讐をしながら家族との思い出をフラッシュバックさせながら主人公の少年時代に父親から猟銃の扱い方を教わる場面まで出てくる。記憶の混乱。ついに>>続きを読む

リメイニング(2014年製作の映画)

-

これはヤバいやつ。ヨハネの黙示録の9章を映画にして不信心者を啓蒙しようというザ・掲挙ムービー。普通はディザスターやSF映画の顔をして迫ってくるもんだがこれはムキ出しの生々しさでその本気度で目が離せない>>続きを読む

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

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シリーズ10作目にしてセルフパロディと化して緊張感のカケラもないがエジプトやサルディーニャを旅行してる新婚さんの珍道中を見ている気分にはなる。海底都市の発展のために現代文明を絶滅しようとする悪役クルト>>続きを読む

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

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クリストファー・リーがなんかギラギラしてる。スカラマンガってルパン三世のパイカルって殺し屋みたい。使用人の小人ニックナックが凶悪で良い。ブリット・エクランドも最初あんまり印象に残らないんだけどだんだん>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.8

007のQにあたるスパイグッズの調達係の役をマッドTVに出てたマイケル・マクドナルドが演っててちょっと嬉しい

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.6

プロット上では元妻の再婚を阻止しようとする夫の話だけどどう見てもロザリンド・ラッセルが主役でしかも彼女がこの映画の最大の魅力になっている。死刑執行までのリミットは後にも様々な作品で踏襲されているけどコ>>続きを読む

コンドル(1939年製作の映画)

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コンドルという邦題の意味がクライマックスの唐突な乱入シーンで分かる。しかしあれでお陀仏さんとは!

新婚道中記(1936年製作の映画)

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ミスタースミス(犬)の親権を巡っての裁判あたりからこのお騒がせ夫婦に呆れ始める。場面が変わると状況がかなり飛躍しているスピード感は30年代のコメディらしくて気持ち良い。離婚の原因になった歌の先生(アレ>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.0

パンクスがニューウェイブのバンドのローディやらされるのがちょっと不満。BTTFへのオマージュと同時にそれは幻想なんだよってとこが良かった

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

-

ヒゲ女が突撃ーってとこが一番アガった。あと象かな。破産してんのに何やってんだこの男は?って思った。酒場でバーナムがフィリップをリクルートする場面の the other side の振付が良かったす。ジ>>続きを読む

デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

-

デンゼルのアクション映画は誰が演出してもトニー・スコットみたいになってしまう不思議。洗脳のプロという設定がほとんど意味が無く後から見れば彼は結局ウソついてないという。しかしライアン・レイノルズはめでた>>続きを読む

手錠のまゝの脱獄(1958年製作の映画)

3.1

何かというとすぐリンチしようとする街の住人や脱獄囚と知りながら息子を捨てて付いて行こうとする女とか差別以前に色々問題が。手錠で繋がれたまま泥水の溜まった穴に飛び込むとこや雑貨屋のガラス戸を突き破って逃>>続きを読む

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.4

3Dありきの映像で最初の30分が辛いのだけどその後はひたすらWTCリビルドに取り憑かれていく。ワイヤーの上でタワーとNYにサルートに至っては涙

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

2.6

アラバマ州セルマ市から州都モンゴメリーまで34マイルのデモ行進。ジョージ・ウォレス知事の指示で騎馬警官隊に封鎖されたエドモンド・ペタス橋を渡れるかという攻防戦

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

3.0

日本軍の捕虜になったホールデンが脱走に成功したのに友軍に身分詐称がバレて嫌々ながら破壊工作員として働かされる。アレックス・ギネス演じるニコルソン大佐がシアーズと再会してお互い全く感情レベルが天地ほど異>>続きを読む

アルバレス・ケリー(1966年製作の映画)

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前代未聞の牛泥棒byリンカーン。南軍の捕虜になったホールデンが嫌々ながら北軍の牛(兵糧)を盗みリッチモンドまで運ぶ。牛2000頭以上が渡りきった後の橋が爆破される(?)

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

ポスターがラストシーンという。ヘンリー・コスタの砂漠の女王がモチーフになっている。イライザとジャイルズの唐突なタップの場面やここでミュージカルかよ!というとこで泣ける。俺も半魚人に頭を触って欲しいって>>続きを読む

ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

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いったいどこからこれほど大量のネズミが!愛を断念した者だけがその指輪を手にすることができるワーグナーのラインの黄金の序奏にのって棺桶かついで走り回るノスフェラトゥ。ルーシーとミナの名前がブラム・ストー>>続きを読む

アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

3.0

追い求める男の顔も分からなくなってしまうほど恋に憑かれる女。怖すぎでしょう

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

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フィラデルフィア・イーグルスのスーパーボウル優勝ということで。まぁマシュー・クィックの原作小説は傑作なんですが映画はジェニファー・ローレンスになんとか救われてるというところ。お母さんのジャッキー・ウィ>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

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ベートーベン聴きながら腕を振り回してるゲイリー・オールドマンとチキチータであり得ないノリで踊ってたスリービルボードのサム・ロックウェルがダブる。レオン牛乳好きすぎ

イグジステンズ(1999年製作の映画)

3.5

目的もルールもわからないこんなゲーム誰が買うんだよ!とジュード・ロウ。クソゲー愛好家なら偏愛せざるをえない映画。とりあえず中華料理屋へ行ったら迷わずスペシャルをオーダーすべし。骨の銃欲しい

裸のランチ(1991年製作の映画)

3.0

一瞬正気に戻ったとき友人達と抱擁し別れを告げる場面で泣けた。いま俺インターゾーンにいるのかも

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

5.0

夜中の12時に娼婦と出会ってソナタカフェでナイチンゲールのピアノ聴いてレインボー貸衣装屋でマスクとか借りブルックリンだかの屋敷の乱交パーティに潜入して命からがらセントラルパーク西の家に帰宅したのが明方>>続きを読む

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

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小説を生真面目に脚色した良くも悪くも(といっても良いとこはあまりないのだが)イギリス映画だなあと。ポーティスヘッドによるアバのSOSのカヴァーが流れる場面とか遅れてきたMTV感が。トップ・オブ・ザ・レ>>続きを読む