セイさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

良い映画なのに平均点が低いのは内容が暗いからなのか。話の中心が英雄の裏側にある側面ばかり描いてて主人公に感情移入しにくい。過酷な訓練も閉鎖空間での視点ばかりで観ていて息苦しいし、立体的に回転させるシー>>続きを読む

大菩薩峠(1966年製作の映画)

4.3

仲代演じるダークヒーロー龍之介の不気味な魅力がたまらない。性格が冷酷非情でイカレてるんだけど超強いから納得させられてしまう。音無しの構えが、かっこ良すぎ。「バカボンド」を実写化したらこんな感じになると>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

う~ん、やってることは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のタイムリープなんだけど、それをビッチに置き換えただけで、そんなに面白くなかったような。死に方やストーリーも、そんなに笑えなかった。ラストの好>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.4

みんな、この映画はそこそこ面白いんでしょうぐらいの気持ちで観に行ったんじゃないかな。完璧に舐めていた、ごめんなさい。コメデイ演出の数々に客がことごとく笑っていたところから映画としてレベル高かったと思う>>続きを読む

マネキン(1987年製作の映画)

5.0

子供の頃に観て、ずっとまた観たかったのにDVDがプレミア化しており、あきらめていたところ、やっと再販され購入。25年ぶりぐらいに鑑賞。大味なコメディ演出は、「ポリスアカデミー」みたいで、古臭いけど微笑>>続きを読む

バハールの涙(2018年製作の映画)

3.8

戦闘シーンは、地味だったけどスト-リーは良い。バハールが女戦士になるまでの過去の話が、リアルな「マッドマックス」で、このあたりは見ていてキツかったし、ISの恐ろしさも伝わってきた。子への想いから戦争に>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.1

怪獣が暴れまわるアクションについては100点だった。でも人間キャラ達にイマイチ感情移入しにくいから、そこが惜しかったかも。人間の愚かさを描いてるから、アレはアレで良かったのかな。兵士達がアリのように死>>続きを読む

ガチ星(2018年製作の映画)

4.6

これは男版「百円の恋」だ!。コメディ要素は無かったけど「ロッキー」のような負け犬の敗者復活映画としては傑作。「俺にはこれしかない」とか「死ぬほどの努力」とか漢には、たまらないぜ!

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.1

エヴァ・グリーンの眼力が素晴らしかった。それ以外は、スランプ作家が色々あって書けるようになる「シークレットウィンドウ」「女が眠るとき」のようなよくある内容だったので普通だったかな。しかもテンポが遅い。>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.5

特別になりたくてやってしまった気持ちはよくわかる。被害者の気持ちを考えたら駄目なんだけどやるかやらないかの、その境界線のギリギリで悩む若者たちの姿を馬鹿にすることはできない。正しい事であれ悪い事であれ>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

相変わらずのパンクファッション、バイクといったキャラは好きだけど姉がイマイチだったかな。「ドラゴンタトゥーの女」というタイトル使えば良かったのに、「蜘蛛の巣を払う女」はないだろ。掃除する女の人みたい。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.1

韓国版は死ぬほど好きなワタクシですが、中々良いアレンジでした。感動よりも懐かしさが勝ってた。ともさかりえのキャスティングは1億点。あの人もあの時代を一世風靡したよね。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

説明的なセリフばかりだったけど脳死について勉強になる。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

オシャマさん最高でしたよ。やればできるシャマラン。ヒーロー、悪役、黒幕をカウンセリングしたとこは感心した。ヒーロー映画の見方が変わる。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.8

「ミスターガラス」鑑賞の為に復習。アクションの無い「レゴ・バットマン」みたい。夢を諦めた孤独な主人公がヒーローになるまでと、自分の存在意義を示すために人を殺し続けた悪役の話。つまりコミック本に出てくる>>続きを読む

アウト&アウト(2018年製作の映画)

3.6

ナメてたブラジル人殺人マシンでした映画の「カルロス」という傑作を撮った、ビーバップハイスクールの作者でもある、きうちかずひろ監督ということで鑑賞。元やくざの探偵という渋すぎるにも程がある設定は素晴らし>>続きを読む

ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)

3.0

これ「ポリス・ストーリー」かなあ?(笑)腕で爆笑した。

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.5

「インタビュー・ウイズ・バンパイア」や「ベンジャミンバトン」「フォレスト・ガンプ」といった主人公目線で一時代が描かれる映画に近いかな。この映画の場合は主に幸福の価値観についてクローズアップしてたけど、>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.0

女側はロマンチックだったけど男側は、しっかりセフレとやってた。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.6

暗号で女を探す過程とか、中盤で手書きの家にいたソングライターの話から終盤にかけて物語の意味がわかってきたところは面白かった。結局のところハリウッドで何者にもなれない若者の話。現実逃避して、ただ女探しを>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.8

冒頭で関東大震災の被災者達が残飯屋から食い物を買うシーンが、残酷。被災者に付け込んで残飯を売るっていうのが、酷い。そんなモラルもない時代だから、花菊が壮絶なDVと貧困で逃げ出したくなるのはよくわかるし>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

4.2

ナメてたジジイ殺人マシンでしたの、ジャッキー版「イコライザー」。「カンフーヨガ」とか最近スルーしてばかりいたけどジャッキー映画の近年ベスト級の面白さ。中盤あまりジャッキー出てこないけどピアーズ・ブロス>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

黒人白人以外にもいろんな差別が描かれていた。レイシスト、警官をピッグ、と言ったり。予定調和の中に最後あれを放り込んできたのは、さすがスパイク・リー。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.6

若松監督で知ってるのは、「キャタピラー」「水のないプール」しかなく「キャタピラー」は未見。監督のピンク映画は、見たことがなくAVだとばかり思っていたけどエロさえ入れとけば社会問題や哲学的なことも入れて>>続きを読む

ダマスカス(2018年製作の映画)

3.6

CGが安っぽいけどアクションやグロ描写、ストーリー、そこそこ良かった。信じる神は同じなのに、お互い通じ合えないのは、言葉の問題もあるのかな。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

日本でもカンニング映画ってあったよね。「that's カンニング」?かなり昔なので内容は、あまり覚えてないけどカンニングを題材としたコメディ映画だった記憶がある。「バッド ジーニアス 危険な天才たち」>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.8

いろんな映画の要素(SF、ファンタジー、戦争、恋愛、アクション)が詰め込んであり3時間飽きなかった。ちょっと中盤でテンポが遅く感じたけど。まさにマーベル映画の集大成。自らマーベル映画を展開して自ら歴史>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

ボスニア紛争を題材とした映画は、「ノーマンズランド」やら「最愛の大地」なんかがあったけど、この映画は派手なドンパチが一切なくても戦争の辛さが十分に伝わってきたよ。NGOや国連は所詮は他人であり、できる>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.0

熱いスポ根映画だった。シャイア・ラブーフから「俺はトランスフォーマーだけじゃない!」という気迫が伝わってきたよ。演技じゃなくて自然体だったんじゃ。 ボルグ側のストーリーは掘り下げていたけど、マッケンロ>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.6

キティちゃんで爆笑した。「ミクロキッズ」をヒーロー物にしたような映画だね。エドガー・ライトが関わってた前作の方が面白かったけど、今回も普通に面白かった。ゴーストは マトリックスに出てきたツインズにそっ>>続きを読む

狂獣 欲望の海域(2017年製作の映画)

3.0

「ドラゴンマッハ」のときもだけど2対1で闘えてしまうマックス・チャンは最強だ。

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.0

4日で離婚したのが記憶に新しい、ニコケイ。今回もエキセントリックな彼の演技が炸裂しとった。特にパンツ1枚でトイレで叫ぶシーンは彼の得意な分野でしょう。トリップ映像満載のカルト映画として凄い面白かった。>>続きを読む

デス・バレット(2017年製作の映画)

3.0

ガンアクションはそこそこ良かったけど盛り上がりに欠けたかな。登場が思わせ振りだったから警官二人が活躍してくれるのかなと期待したけど、そうでもなかったのが残念。 まあ普通の映画じゃないからしょうがないけ>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

4.2

テーマ曲をきちんと使ってくれた事と過去作のオマージュが良かった。 ベビーシッターの女の子が殺されるシーンはH20あたりかな。H20のときはもっと残酷だった記憶があるけど現代の表現が制限されたなかで、>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

4.0

障害者をたくさん殺したキャラは、あいつがモデルだろう。映画みたいに反省してくれれば良いけど実際はしてないだろうな。理屈は合ってるのかもしれないけど、判断をくだすのは犯人じゃない。もしかしたら神かもしれ>>続きを読む