Danさんの映画レビュー・感想・評価

Dan

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

本当にトム・クルーズのアクションは最高だし、これからも映画館で観続けたいとは思うのだが、もはやMIシリーズが「トムのアクションをみせるための映画」になりつつあると実感した。
アクションは相変わらず素晴
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

笑える場面とシリアスな場面のバランスが良く、それでいてストーリーに一貫性があり、とても見やすい。
フィクションだからこそ作り出せる世界ではあるが、「普通」や「助ける」という言葉の難しさがこの映画をより
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.3

観て損は無い映画。
当然、ある特定の人物を「味方」「敵」と区別しているのでフィクションとして考える必要はあるが、ポツダム宣言受け入れまでに日本で何が起こったのかを知る意味では、いい映画である。
ただ、
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人間機械(2016年製作の映画)

3.8

現代版「蟹工船」的な要素を感じる。まるで産業革命当時の欧米諸国の労働搾取を見ているかのようで、こんな労働環境で作られた衣類を我々は安価で手に入れているのだと思うと、胸が苦しくなる。
確かに音へのこだわ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.4

映画館で爆音で観てみたい映画の一つ。
とても30年近く前の映画とは思えないような圧倒的な視覚効果と、現代を予言するかのようなディストピア感。
「暗い近未来SF」という意味では「ブレードランナー」と共通
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.9

スピルバーグ監督の作品にしては荒削り感があったが、それはただ単に彼が若かったからなのだろう。
それでもその後のスピルバーグ映画に通じる要素は多数埋め込まれていたように感じる。
なかなか襲われるシーンは
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.4

ピクサーでは数少ない「普通の人」が主人公の映画。
子どもの心理的成長を描く映画は世間一般によくあるが、老人の心理的成熟を描いた映画は数える程しかなく、斬新である。
重いシーンと明るいシーンのバランスが
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.5

全体として「環境問題」「ロボットと人の共存可能性」といった重いテーマが潜んでいるが、ロボットや人間たちのコミカルさとほのかなラブシーンがそれをマイルドに仕上げていて、とても見やすい。
目と手の動きだけ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.9

「女性差別」や「性的少数者への差別」という一見すると重苦しい映画になりかねないテーマを、主人公やその周囲の人間のタフさによって軽くしたところがとてもよかった。また、最後のシーンが予想外で、現代社会の課>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.7

ピーターラビットの原作の世界観は最低限守りつつ、現代のブラックユーモアやポップミュージックも積極的に取り入れており、予想以上によく出来た映画だったように感じる。
内容は王道な感じがしたが、とにかく人間
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

ストーリーはまあ普通のスパイ系映画といった感じだが、とにかく映画の中で暴露されていく内容が怖い。
アメリカの情報網がいかに世界を支配しているのかが分かる映画。
これを観るとスマホやパソコンの自撮りカメ
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.9

3時間超の大作で果たして集中力を維持出来るのか不安だったが、途中の休憩時間(5分)も含めてあっという間に感じてしまうくらい面白い作品だった。
どの場面、どのキャラクター、どのセリフ、どのカメラワーク、
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.3

正直、エマ・ワトソンとトム・ハンクスの二人を配役する必要があったのかについては疑問が残る。二人の良さを十分に引き出せてはいなかったと思う。
ラストは物議を醸しているが、わたしは「現代社会らしい」と感じ
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名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.5

少年探偵団の使い方がやや強引だが、扱ってるテーマも含め、案外おもしろい。

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.8

コナン映画の中でも特にテンポがいいしアクションシーンも多く、手に汗握る展開が続く。
事件のトリックも絶妙でよい。

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.0

コナン映画の中でも有数のスリリングな展開である。
アニバーサリー作品だけあって、黒の組織,公安,FBI,少年探偵団などかなり多くのグループが登場してるので、コナン入門編的な要素もある。
また、あえて映
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.0

わたしは原作を知らない世代だが、この原作を2018年に映画として「復活」させたこと自体に意味があるのだと思う。
映画全体で語られるテーマはあまりにも哲学的で素人にはどう表現したらいいのか分からないが、
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.2

あらすじだけ見ると「仕立て屋の主人公が一人の女に堕ちるまで」ぐらいの解釈しか出来ないが、実際に観るとそのあらすじを超えた細かい心理描写があり見応え十分。なんと言ってもラストシーンで全ての場面が伏線だっ>>続きを読む

パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.5

ラ・ラ・ランドのヒップホップ版だと考えるとよい。
ストーリーは極めて単純でラストシーンも丁度いい感じに収まる。
とりあえず、とにかく無難な映画。
おばあちゃんがかっこいい!

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

1.5

社会風刺でシニカルな笑いを誘うと聞いていたが、実際それほどでもなかった気がするし、その表現の仕方も単純で荒っぽさがある。
なによりも主人公に共感する余地がない。彼が美術館のキュレーターである理由が何一
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.0

映画公開時はアメリカで公民権運動が盛り上がっていた時期なので、そういった世相を反映した映画だとした上で観るとよい。
この映画における「平等」とは「法の下の平等」であり、決して法を超越したものではない。
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.0

戦争において「正義」は存在しないということを見せつけられるような映画だった。
我々のような若い世代にとってはベトナム戦争は遠い存在になっているので、この映画を通して知るリアルは多かったように感じる。(
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.5

坂本龍一のピアノ曲から映画の存在を知ったが、この映画を観たことであの曲が名作たらしめんとする理由の一端を知ることが出来た気がする。
日本の戦争映画の中では少し特殊な内容を扱っている。戦争映画と言うより
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.5

確かに難民をテーマにした映画は素晴らしかったし日本ではあまり紹介されない難民申請の話も取り上げられ新鮮だったが、結局映画の中で何を伝えたかったのか理解しかねた。
それに、正直ムダな描写が多かった。その
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.0

正直、期待したほどではなかった。
コナンの映画であそこまで内容を複雑にする必要があったのか疑問があるし、ラストシーンは不必要だったようにも感じる。
確かに最初の爆破シーンの爆音は物凄かったしカーチェイ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

恋愛映画の鉄板ネタとミュージカルを合わせたような感じ。それもただ闇雲に合わせたのではなく、相当練り込まれていたと感じる。
ネタや描写の古さは意図的なものなのだろう。アカデミー賞の偉業はほぼ必然だったに
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

スピルバーグ監督の才能が輝く渾身の一作。
迫力のアクションシーンから恋愛、社会風刺、メッセージ性までまるで「この世の映画の全て」を観ているかのような感覚になった。
カメオ出演するキャラクターたちやオマ
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

5.0

この映画を一言で表すとしたら、「嵐の前の静けさ」そのもの。
戦争直前の不穏な空気を不気味なほど鮮やかに描いている。
これほど生々しい戦争映画があるだろうか。
そして美しい唐津の風景と優雅な音楽がこの不
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.5

「デモ」とは何かについて第三者の視点から見届けるというスタイルがとても斬新。
映画雑誌の評論にあるように、前半と後半で話の雰囲気がまるで違う。
本来であれば映画にテーマの一貫性がないと指摘されるのかも
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