だるまさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

音楽(2019年製作の映画)

3.7

高校の応援団思い出した。

いつもうるさい という理由から
突如団長に選ばれ、それで仲間集めたら問題児ばっかでどうなっちゃうんだって言われまくったし、僕も思ったけど

意外と練習してみると楽しくて
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チャーリー(1992年製作の映画)

4.2

批判を承知での行動、精緻を極めたコメディ。

裏の苦悩や努力は見せずあくまで自伝を追っているからこそ、そこを想像してしまう。
そしてこの言葉。


「Imagination means nothing
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.8

戦争を否定=社会主義と捉えてしまう安易な考えとそれしかないようにする国家的な思索が怖い。
もっと色々なことでぶつかることはできないのか。血を持って世の中を変えてきた歴史はあるがそこで失ったもの、そして
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.3

久々アクション。

今のアクションはここまでワクワクさせるのかっていう作り。
もはやアトラクション。

カメラワークも時々でるドローンのような周回するのもまるでゲームの世界を展望して今の状況を伝えてい
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

よくある前半は訳分からん人と進みの遅さでちょっと、とは思ったが後半からの面白さ。

なんかここまでCGの技術進むともう地球で作ったの?って思っちゃうくらいのクオリティ。もはや未来のドキュメンタリーみて
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インドシナ(1992年製作の映画)

3.0

ところどころ安っぽいシーンあるが、ベトナム🇻🇳行く前の勉強としては良かった。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

どんな味にしろ、飲み込んで出せればまだいい。
出せないものほど辛いものはない。

生まれた時からレイプ犯の子どもというものを背負わされ、そしてそれを拭うことができない人生とはいかなるものか。



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デスペラード(1995年製作の映画)

3.3

これぞb 級。昔は楽しめたんだけどなんか今回はちょっと楽しめなかった。

ライムライト(1952年製作の映画)

4.8

重厚すぎる映画を観てしまった。晩年のチャップリンだからできる役。
なんなんだろう、人生ってこんなものなんだっていうもの、そして人生に対して真摯に紳士に生きる模範のようなカルヴェロ。

一生大事にしたい
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

すごい映画。
娘のアンの疲弊した顔、そしてアンソニーホプキンズの怪演。これは凄すぎる。
認知症のアンソニーの様子を観てるようでこっちも認知症になってしまったかのように疑似体験できる、される映画。しかし
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深夜の告白(1944年製作の映画)

4.0

44年の映画(第二次戦時中の映画ってのがすごいけど。敵国のスケール感にも突っ込んでいった日本にも驚く。)だから、とっても画質悪いし聞き取りづらいのにもここまで引き込ませる脚本力。

撃たれてから気づく
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.7

子供のころ、ホームアローンとかもそうだけど、

大人のせいでやりたいことやれないし、色々文句言ってくる大人を友達とのパワーでやっつけたい!って思う時はよくあった。



自分の周りの世界が全てで遊ぶこ
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

4.0

等身大の若者って感じで、感情にとっても正直。

彼女の胸で自慰をして、スイッチ入って脱獄するのは人間はなんであれ動物なんだと思わされる。

その当時のトルコの異様な感じが旅好きからしたらなんともたまら
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

まず、すごい巧妙に男性と女性の思考のプロセスや価値観考え方のずれが描かれており、重なるところばかりで面白い。

そして現代日本社会のありようとそこのフレームワークに抵抗しつつも影響受けていくカップルの
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

カット割とテンポはシンゴジラ同様早くて観ていて飽きない。またニセウルトラマンやゼットンのような「ウルトラマン」の旨味も惜しみなくあるから嬉しい。

ただ、、

ウルトラマンをちゃんと知ってるを前提にマ
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.3

独特の不気味さとメリーゴーランドの展開劇は必見。


また観たい。

ブリット(1968年製作の映画)

3.8

中盤のサンフランシスコを駆け巡るカーアクション。CG使ってないからか、めちゃくちゃリアルでぶつかりそうになったりすると思わず声出てしまった。

カーアクションと当時のサンフランシスコが観れる作品として
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

特段大きな動きもなく。笑える箇所も三谷作品としては多くないなと。

政治を暗に揶揄して批判しているのはまあ面白かった。

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.5

映画史上最難関といわれる映画とのこと。


物語を腑に落ちさせようとすると、、、

全く意味わからん。。。。

ノーランの作品のように時系列ごっちゃだし、誰の視点なのか全くわからない描写。その上紐解く
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.8

日本語の赤は中国語では紅と書く。
それが伝わるような妖艶な画の映画でした。

また、職人、匠の極意を見た。常に、どんなときも仕事のことを考え、考え抜く。その結果その人の生き血はもはや血ではなく、その職
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ドリーの冒険(1908年製作の映画)

3.4

授業で鑑賞。
グリフィスの一作目らしい。
定点のカメラの場所と撮っているところを変えず、そこに新しいモノが増えることにより、無音でも物語の進みが見えてくるのだそう。


いつの時代も思考されたものであ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.2

オトナの偏った見方が子どもの純粋な気持ちを壊しているように思えた。

手段と目的を履き違えちゃいけないと言われることは多いが正にだと思う。

僕の高校では何故かマフラーでの通学はオッケーなのに、ネック
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いぬ(1963年製作の映画)

4.2

オープニングの渋さ。そこからバチッと射抜かれた。

お笑いでは「間」と呼ばれるタイミングが笑いの起伏に左右させるが、この映画のキャストの発するセリフのタイミングもまた絶妙。

あんな感じで僕の語れれば
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.8

ガチャガチャやって、また明日も頑張ろうみたいな笑。

肩書き階級外した人としての接し方は素晴らしい。人間としての在り方を再認識させてくれる。

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.8

「トルコ人が、医者に行って訴えた。
先生、指で体を触るとあらゆる所が痛い。
頭を触ると頭が痛い。足を触ると足が痛い。腹も痛い。手も痛い。
どこかしこも痛い。

医者は男を診察してこう言った。
体は何と
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.3

ジョージア🇬🇪に行ったからこそなんだか親近感持って観れたが、、。

民族という帰属意識はカッコいいし、それを持つことは分かるが、でも戦争はどうなのだろう。
事実関係のない人まで巻き込まれてしまう。そう
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.8

ニューシネマたまらんね。

人生は道であり、紆余曲折あるんだろう。
絶対近くにいるとめんどくさい奴らだろうけど、憎めないな。
自分で頑張って生きている感がステキ。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.0

社会主義国ロシア🇷🇺について知れるかなと思い鑑賞。

資本主義、社会主義、どちらがいいとは一概に言えないし語れるような人間でないのでそこは述べないが、
東西併合したことはもとより、なんだか資本主義の方
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

ちゃんと馬が川を渡り、そしてキャストは馬乗りをしている。

また出てくる登場人物も個性豊か。

起承転結も完璧。この当時この映画を見た人は驚愕したのでは。そのアメリカと真っ当勝負に挑んだ日本もまたすご
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃいい映画。

自分が地球に生まれ、自分で自分の人生を全うすることを再認識させてくれたよう。

「小さいものもあれば 太いものも伸びる方向も左右もまちまち。 よく観察すると 全部違うのよ。
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.8

序盤ですぐ分かった。これは好きな映画。

雰囲気で見る映画。
色合い、出てくるシーン、音楽センス、随所随所がたまんない。

そして僕の目指している男は
ハードボイルドだということがこの映画を通じてよく
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マーシャ・P・ジョンソンの生と死(2017年製作の映画)

3.8

実際彼女がどうして亡くなったのかは分からない。
分からない、が、もし他殺だとしたら、観ている限り彼女が恨まれる理由はないだろう。
確固たる怨念のようなものがない限り無闇に殺める人は、人間とは言えない。
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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

3.8

至極悲惨。見てられない、直視できない。

しかもこれが現代で起こっている事実だ、ということ。
安寧な日本に生きている自分からしたら頭では分かり得ているがただ世界が違いすぎて実際には理解が得られていない
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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.7

こういうどんでん返し大好き。
インドあるあるの歌って踊るでなくサスペンス調だったのもまた違った雰囲気があってよかった。

見えない恐怖(1971年製作の映画)

3.8

見えない恐怖のカメラワークとドキドキも欠かせないが、
僕は疑いもなくロマを犯人だと決めつける社会、そして最後のエンディングの柵から何人もが顔乗り上げて睨みつけてるシーンが印象的だった。


見えない恐
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