りょさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

イディオッツ(1998年製作の映画)

4.0

自分の中で「軌跡の海」を観れたのだから大丈夫という良く分からん自信と覚悟を持って鑑賞。
あれは最後まで観るのが本当に辛かった。

で、今作品もやはり強烈、そして今作品の感想を述べるのは難しい、というか
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.5

前作よりかなり面白い。
爆豪ファンにはたまらないだろうなぁ。

しかし今回のヴィラン達は個性がインフレ気味で強すぎる。
雄英生のみんなはよく生きてたなという強さ。
まぁ、強すぎるからこそ後半のアツい展
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.0

まぁ劇場版オリジナルアニメということで。
本編とは関係無しと割り切って観るには悪くない。

ファン向けかつ、おそらくターゲットになる年齢層が少々低めということで、都合よく雄英生が勢ぞろいするところとか
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.0

海版スターウォーズというところか。
映像はハデだしジェイソン・モモアの魅力で楽しめるけど、ちょっとガチャガチャしすぎな感じも。
DCEU最終作ということでしたが、他の作品とのクロスオーバーは無し。
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

原作のゲームは未プレイ、というか知らなかった。

ホラーとしては全く怖くないので、ジャンル的にはホラーというよりマイクが過去と向き合いながら妹を守るドラマ的な面の方がメインになってる。
めちゃくちゃ痛
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

これ本当に良いなあ。
ポンポさんの映画哲学が面白くて名言多め。
特に上映時間に関するところも、オチも含めてこの作品自体が忠実に守ってて面白い。

ジーンとナタリーのキャラクターも素晴らしいし、アランが
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.5

映像のクオリティーはとんでもなく高いし、エイプ側の視点から見れば胸アツ展開でエンタメ映画としては限りなく満点に近い。
ただし、終わってみたら何故か満足度が低い。

今一つノレなかったのは人間側に全く共
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

猫好きの自分としては厳しい描写があったものの、それ以外は結構好きかも。
「幻魔大戦」や、それこそ今作品がインスピレーションを得たという「童夢」を知る世代としては、サイキックバトルというだけでやっぱり盛
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

2.5

ところどころにガイ・リッチーっぽさが垣間見えるものの色気とかクールさは感じないし、そもそも面白くない。
「この人さえ出しとけば大丈夫」なハズのジェイソン・ステイサムのアクションさえも今作では冴えない。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

凄い物を観た。
エマ・ストーンはもちろん、ウィレム・デフォー、マーク・ラファロの演技は凄いの一言、衣装と映像も素晴らしい。

身体は大人、頭脳は子供という逆コナン君状態(桂小枝状態とも言う)、かつ女性
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

「ゴジラxコング」のハズなのだがかなりお猿多め。
コングと地下空洞の巨大お猿たちの感情や表情を豊かにしようと頑張った結果、どうしてもCGアニメっぽいし、少々気持ち悪ささえ感じてしまう。
スカーキングも
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

前作に引き続きストーリーは二の次。
今作のキモはいかにゴジラとキングコングの戦いが上手くかみ合うか、サイズ感がぴったりだったりゴジラより全体的に劣る部分を手の器用さ等で上手くカバーできてるところは良い
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

ストーリー的には芹沢博士の胸アツ展開はあるものの、エマの行動原理は到底、理解できるものでは無いので全くノレない。
それでも芹沢博士の「ゴジラ」の発音へのこだわりやエンドロールにも日本のゴジラに対するリ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

NETFLIXに追加されてたのでなんとなく鑑賞。

お気楽に観れて面白いし程よい感動。
少年が大人へと成長する過程のあの感じ、自分が声変わりした時の事を思い出した。
「合唱部は変な歌うたいがち」という
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

受け止めが難しい。
妻を失っても泣く事さえできず、ただ衝動に駆られるまま行動する。
そこにはあきらかな喪失感があるし、怒りにも似た感情もある。
今も妻を愛しているかといえば愛していないのだろう。
しか
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

5.0

呪われた一家、フォン・エリック家の実話。
昔からプロレスを観てきた者としてはあまりにも有名な話。
とはいえ詳細には知らなかった事も多く、自分の記憶の範囲を大きく超えた悲劇的な家族の物語。

ストーリー
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

会話劇を中心に時系列も入り乱れてるのでかなりの集中力が必要だった。
とにかく情報量が多くて頭フル回転でシンドイ。
それでも緊張感のある映像に音楽、重厚な演技が続く中での実験映像の激しさ。
あっという間
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

お気楽ホラーと思いきや、ストーリー性も怖さもなかなかのもの。
ちょっと悲しい結末に痛さが伝わる描写。

ミアをとりまく環境と悲しい過去、友人が少ないけど明るい性格。
ノレそうなキャラクターなんだけど、
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

凄かったの一言。
映像、世界観、キャスト、衣装。その全てが素晴らしい。最高の映像体験。
ここまでくるとストーリーは二の次、とはいえ前作からは大きく展開するので十分楽しめる。
砂虫の乗り降りについては少
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

PART2鑑賞前に復習。
面白いかと言われたらそこまでではない。
まぁ、次作への壮大な序章なので仕方が無いけれど。
とはいえ世界観と映像の素晴らしさだけでも観る価値あり。
美しくも怖い砂漠に砂虫、衣装
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変な家(2024年製作の映画)

2.0

ミステリーよりホラーに寄せた感じ。
ただ致命的に怖くない。
設定の全てに説得力が無く、和製ホラーの悪いパターンをてんこ盛りにした印象。
ストーリーやミステリー要素がダメなら、せめてビジュアルで怖がらせ
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.5

ミリ―・ボビー・ブラウンさんは眼力があるからかやっぱり強い女を演じるとハマる。
ドラゴンのあの設定はちょっと微妙だけど造形は悪くない。
CGのクオリティーにちょっとバラつきがあった様に思うけど、まぁ許
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

とにかく猫が可愛い。
まぁ、それは置いてといても全編ぶっ飛んでて面白い。

「キングスマン」シリーズということでらしさ全開の画作りにアクション。
相変わらずのやりすぎ感が楽しい。
ブライス・ダラス・ハ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

監督と脚本がアリ・アスター、上縁時間が179分、加えて主演がホアキン・フェニックスという事でかなりの覚悟を持って鑑賞。
こんな変態映画、そんなに人は入っていないだろうと高を括ってたが、結構なお客さんの
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

ずっと不穏な空気と微妙な緊張感が流れてて観ていて少し疲れる。
タンカーが突っ込んでくるシーンなんかは絶望感が凄くて観ているこちらも「何が起こってるの?」って感覚が味わえる。
見せ方としてはテスラの件な
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.5

ドミネーターは出て来ないしシビュラシステムもほぼ関係なし。
兵器はドローンを除けば基本的に全て通常兵器。
シビュラシステムが導入されていない国なので当たり前だけどシリーズの設定は殆ど関係ない今作。
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

4.0

Case1よりはるかに面白い。
これまであまりスポットの当たる事が無かった須郷の過去。
結構な骨太ストーリーでなかなかのアツさ。
征陸の登場シーン多めで満足度高め。

ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

原作は序盤のみ読了済み(何巻までか忘れた)。今作品で映像化された部分は未読。

あまり原作を熱心に追っかけていない自分にはギャグパートなどの面白さは分からず。
しかし試合シーンはかなりアツくて面白い。
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.0

ウザキャラの霜月監視官が大活躍。
作中で自己顕示欲全開キャラの霜月美佳が作品的にもやっと主役の座を射止めた今作。
これはスピンオフという位置付けでよいのかな。

霜月美佳がやっと正義感に目覚めたという
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.0

キャラクター設定は相変わらず悪くないし、ストーリーもそこそこ。
しかし映画ということで手を広げ過ぎたか舞台を海外に移した事で色々と微妙な感じで、このシリーズの面白さが損なわれている。
何より英語の発音
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

この作品の評価は何と言ってもキャストがハマるか。これに尽きると思う。

結果から言うと最も懸念されていたアシリパは山田杏奈さんで大正解。
身長はちょっと気になるけど年齢だけ目を瞑れば全く問題無し。変顔
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

3.5

過去のダイジェストとTVシリーズの最終話から次シーズンの柱稽古編の1話ということで、これまでのおさらいとこれからの期待を膨らませるには十分。
刀鍛冶の里編のラストは色々と思い出してやっぱり泣けたな。
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

少し前の常識では考えられないストーリーが面白い。
これがまた実話という事に驚く。
グランツーリスモはいくつかのバージョンはプレイしてきたが最新版は未プレイ。
この映画見てプレイしたくなった。

映像は
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーは全作品中、最もアツい。
舞台もシチリアということで雰囲気も最高だし何と言っても今回の悪党はイタリアンマフィア。
悪党に対してはかなりえげつない攻撃してて、死んでいく相手をじっと見つめる辺り
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

「イコライザーVSイコライザー」とはいってもマッコールさんが強すぎるので安心して観れる。
正義感が強くて普段は優しいんだけど悪者にはとにかく容赦が無いところが最高。
やっぱり強いオッサンが活躍する作品
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

一見冴えない、なんならちょっとお腹もポッコリしてるホームセンターのおじさんが実は元CIAの敏腕エージェント。
ありがちな設定ではあるけれど、その尋常ならざる強さと洗練されたアクションにぐいぐい引き込ま
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