まっとさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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エターナルズ(2021年製作の映画)

2.3

人類への愛や互いの恋愛のために本来の目的見失ってるけど、これって製品としてバグだよね笑。創造主も呆れる展開だわ。まあ派遣社員だから取替えもきくんだけど。
「そんなに地球人が好きになったのか、ウルトラマ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.3

神話だのなんだの意味深にしたいんだろうが、残念ながら、あまり伝わってこない。

だいたい、簡単に狂い過ぎ。
こんなんで無茶苦茶になるなら、灯台守なんか何人いても足りないわ。

酔っ払って騒いで、怒鳴り
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

この映画、理性的に見ると、不毛なことしてるなあと思って終わりなんだが、本能を解き放って見ると、不穏な魅力に絡め取られていく。

何より復讐が中途半端なのが良い。
理性と情念のせめぎ合いがリアル。
人生
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.1

いろいろツッコミどころ多しだが、アニャが美しいので救われる。

ホラーとして前評判が高かったので、期待し過ぎて肩透かしを食った感じ。

よくある学園ドラマで始まるのはいいとして、締めも学園ドラマ風とい
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.1

シャン・チーも妹も、父母に全く似てないので、実はお前たちの本当の親は…という展開になるのかと思ったほどだ。

トニー・レオンはシワが増えても格好良い。

ドラゴンボールっぽい闘いだなあと思っていたら、
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レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

2.1

今見ると雑な映画。ツッコミどころ満載。
昔はこんな大雑把でも許されてたんだなあ。
おおらかな時代である。

女が似てて、死んだのが誰だかわからなくて混乱する。

どうでもいいシーンで超長回し。
もっと
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トランザム7000(1977年製作の映画)

4.0

シンプルに楽しいカーチェイス。
丈夫なクルマたち。
西部劇無き後、馬の代わりに登場した、映画のダイナミックな駆動力である。

各所に点在する支援者たちが地味に良い。
愛されるバンディット。
70年代の
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イヴォンヌの香り(1994年製作の映画)

4.2

ひと夏の思い出映画。

主演のイポリト・ジラルドは老いて禿上がり、謎の爺役のジャン=ピエール・マリエールは既に死に、イヴォンヌ役のサンドラ・マジャーニは女優を辞めて不動産屋になった。

現実でも、すべ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

ヘタれ親父かと思ったら実は、というタイプの映画。家族や知り合いにバカにされて、一念発起してコツコツ強くなるのかと思いきや、最初からチート級に強かった笑。

見せ場のバトルシーンはいくつかあるが、やはり
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

1.6

かなり強引な脚本。
メインの脳筋家族が助かれば、後はどうでもいい感じに作られていて、雑。

この手のB級ディザスター映画のご多分に漏れず、ほとんどアメリカしか出てこない。グリーンランドももはやアメリカ
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しあわせの百貨店へようこそ(2018年製作の映画)

2.3

イマイチな百貨店が、彗星の如く現れた見習い店員の創意工夫ときめ細かい接客で、文字通り幸せの百貨店に様変わりするみたいな話かなと思って見たら、店員たちのよくある家庭問題話だった。ほとんど百貨店外の話。邦>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.8

前評判が良かったので期待したが、話は結構な感動ポルノ。作中の映画もベタなお涙ストーリーで、いささか陳腐。

しかし、プロデューサーらしく冷静と情熱の間を器用に行き来するポンポさんや、映画愛を趣味の次元
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サバイバル・ラン -逆行-(2015年製作の映画)

1.4

ひたすら逃げ回ってるが、別に無実の罪でもないから、主人公の白人にあまり感情移入できない。むしろ早く捕まれよとさえ思う。

市場でコソ泥したり、クルマをパクったり、緊急事態だからいいだろ的にちょくちょく
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unknown アンノウン(2006年製作の映画)

1.8

都合よく全員記憶喪失になる毒ガス。
こんなんあったらノーベル賞ものだろ。
金奪うより、これ売って儲けろよ。

時折フラッシュバックする記憶が、自分自身の姿も見えてる映像で、それじゃお前の記憶にならんだ
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突破口!(1973年製作の映画)

4.0

真面目に考えれば、突っ込みどころ多いんだけど、そんなのどうでもよくなるエネルギーに溢れた映画。

トレーラーハウスの管理人の婆、鉄砲屋の爺、偽造屋の女、ネコを抱えてブランコに乗る少女など、一癖ある脇役
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.5

全然続編じゃない!
爺が同じってだけ。

地下室の箱、意味深に登場したわりには全く意味無し。むしろ窮地に陥ってるし。

爺、敵のアジト到着するの速くて笑える。
どんだけ近いんだよ。

犬はがんばってた
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

重低音と暗い画面の連続で正直疲れる。
結構長いし。

ともあれ、スターウォーズやナウシカに影響を与えた御先祖作品が復活したことを喜びたい。

疑問なのは、科学技術が超進化しているのに、人間同士の闘いは
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.0

やってることは昔の赤軍派みたいなのに、絵柄が現代的なので、面白い違和感がある。

散々怖いだの言ってたくせに、あまり生命に執着は無いみたいなことさらりと言う、容姿だけが取り柄みたいな女をはじめとして、
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

2.8

変な家族。
挨拶がてら闘う姉妹。
コメディ要素多め。

後半はラピュタ。
あんなでかければ普通に見つかると思う。
日常物資の輸送が大変そう。

配信だと、長い長いスタッフロールを飛ばして最後のオチに行
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

2.3

腹の出ている教授に恋するエマ・ストーン。

教授は気鋭の哲学者なのに喋っていることは陳腐で頭悪そう。エマ・ストーン演じる自分勝手な女生徒も、短絡的で頭悪そう。同僚教授の女性も、肉食系なことしか考えてい
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

2.8

正義に燃えて、正義を完遂する刑事。
かなり堅物で、組織では生きにくいタイプ。
悲劇のヒーローとして尊敬する父親の影響がもの凄く、ある意味ファザコン。アメリカ人にうけるように造形されたキャラである。
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

2.2

主人公が軽過ぎて、言葉の深みが伝わらない。

才能は無いけど、持ち前の愛されキャラとコネと運で、まんまと富裕層の仲間入り。時折、昔の恋人との古傷が痛む、といった贅沢な悩み。

富裕層以外の世間がほとん
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.0

実在の人物をモデルにした作品。
日本で言えば、Eテレの子ども番組のMCみたいなおじさん。

地下鉄でおじさんを見た乗客全員が番組の主題歌を歌うシーンで、アメリカ人なら誰でも知っている存在ということがわ
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恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.1

最初にナレーションあり。
曰く、神の視点で無意味なから騒ぎを眺めようと。

登場人物たちにとっては死にたくなるほどの重大事でも、映画という箱庭に入れて他人事として眺めれば、すべてがコメディ。
それがウ
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ピクニック(1936年製作の映画)

2.3

監督のネームバリューで名画とされているが、話はかなり微妙。

都会からやってきた頭の悪そうな金持ち風一家に、地元のナンパ師二人が接近。
娘を言葉巧みに舟遊びに連れ出し、草むらで強引に押し倒す。気持ち悪
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クラシック・ホラー・ストーリー(2021年製作の映画)

1.8

ただの「ミッドサマー」や「ウィッカーマン」の二番煎じ。こんなパクリ映画作って恥ずかしくないのだろうか。

早送りで見て、ちょうどいい。

侵入する男(2019年製作の映画)

1.2

なんのひねりもない、そのまんまの話。
ただおっさんが正体現して暴れただけ。

妻が警戒感無く、お人好し過ぎ。
とどめも刺さないし。

しかし住む家くらい、ちゃんと隅々点検しろよ。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

2.3

相変わらずの暑苦しさ。
金は前作よりかかってるみたいで、画面は派手になった。でもただそれだけ。

ゾンビ映画なのにハラハラ感が一切無いので、途中から自分はいったい何の映画を見てるんだろうという気持ちに
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

2.8

フランス人って簡単に女に言い寄るんだなあ。
地位のあるいい歳したおっさんでも。

主人公のおっさんがとにかく気持ち悪いほどいやらしく、その上間抜け。学者だからか我も強い。これでイケメンなら多少は許すが
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.1

青春に囚われた監督の映画。
死ぬまでこの監督はこのテーマで撮るのだろうな。

庵野秀明がモラハラ夫を演じていて、普段あまり見られない怒鳴る顔などを拝むことができる。

福山雅治はヒゲ面。
中山美穂と豊
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

2.3

今見るとマンガみたいな話。
鬼軍曹のしごきに耐え、女ゲット。
そこに反戦などのメッセージは無い。
実に80年代的映画。

これ見て軍隊目指す奴、大量に現れたんだろうな。日本の自衛隊員もこのくらい女にモ
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サマー・シャーク・アタック(2016年製作の映画)

1.6

くだらないとわかっているのに見てしまう、それがサメ映画。

というか、もはやサメ映画はくだらなさを究めることが目的化していて、チープさが逆に歓迎される変な映画ジャンルとなっている。

かくしてZ級サメ
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日本の夜と霧(1960年製作の映画)

3.5

緊張感溢れる映画。
演者のセリフとちりが反映画的で新鮮。

日本の左翼の歴史を知らないとわからない部分が多いが、同時代の若者や活動家が見たら忸怩たる思いが爆発したことだろう。公開4日で打ち切られてるけ
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