塩辛亭ショッパイさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

塩辛亭ショッパイ

塩辛亭ショッパイ

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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

「事情により、音楽全部禁止!!!」な家庭をみたことがあるだろうか? みたことがないなら本作を観ればいい。

1000歩譲って「(教育上良くないので)デスメタル禁止!」とかならまだわかる(よくわからんけ
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.8


不倫・AV・枕営業・デリヘル・ワリキリetc… このラブホテルを訪れるのは、人には言えない秘密を持つ奴ばかり。
そんなホテルを回す若き店長役は、きっと染谷くん以外務まらなかったと思う。憂いを纏った
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

はっきりいって、音楽が良すぎる!!せこい!!笑
マルーン5にちなんでこの映画に星5をつけそうになるくらい、最後のライブ演出が最高だった。互いにパートナーの裏切りにあったグレタとダン。やり直すか別れるか
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.4

電気、ガス、水道、全てのライフラインがある日突然止まって大混乱! なはずなのだが、別にマッドマックスな物資の奪い合いが起きるわけでもなく(一応あったけど)、物々交換あたりに落ち着くのが良くも悪くも日本>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.4

窓の外は凍てつく氷河期、わずかな人類の生き残りを乗せて地球を回り続ける列車、「スノーピアサー」なかで生まれた格差ありすぎ社会のいざこざ話。
これって、ポンジュノが寝てるあいだに見た夢が原案? いつも枕
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

主演4人が全員とにかくハマり役。世間からのイメージとか、得意なキャラクターとかいった要素を全部引っくるめて、ビターーッ!! と役にマッチしている。
新井浩文に関してはもはやこの手の役が多すぎて、どの映
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羊の木(2018年製作の映画)

2.3

原作通りなのか何なのかは知らんが、絶対に6人もいらない殺人犯たち。無駄にいっぱいいるせいで個々のストーリーが薄っすい。しかもそれぞれ微妙に絡んでいるようで、そうでもなかったりするから尚更かなぁ。キャス>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ビジュアル・演技ともに「ド」がつくほど原作通りのパーフェクトな山田くんと吉川さんに比べ、ハルナを演じる二階堂ふみの見た目から〝ゆとり世代臭〟を感じてしまうのは僕だけだろうか。…俺だけ? 少なくともあの>>続きを読む

フィルス(2013年製作の映画)

3.4

出世のためなら手段を選びません! 他人を引きずり落とすことも厭わずなクライムコメディ!!……なんだけど、これ舞台が警察組織っていうのがなんだかなぁ〜、な点かと。便所に落書きで悪口書いたり、自宅にイタズ>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ある1日をずっと永遠に繰り返し続ける人生。突然そんなことが自分の身に降りかかったら、きっと発狂すると思う。3日でおかしくなったビル・マーレイはさすがに判断早いんじゃないかとも感じたけど(笑)
カフ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何より前半の海の男とのエピソードあったからこそ、植物男・森山未來と出会ったときの〝相性イイのはこの人感〟がより強く出たんじゃないか。ベランダネギキッスが最高。あと、全編通してめちゃくちゃ部屋のディティ>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

父と中学生の息子とJKのベビーシッターの三角関係って今まで見たことないパターンで面白い。マセガキすぎる中学生が何かとカッコよくて可愛く、キュンキュンした。

ただ、ライアン・ゴズリングとエマストーンの
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2


終始ハラハラに包まれた展開にドキドキが止まらないし、不謹慎かもしれないけど、それぞれの主人公毎にグッとくる見せ場がありすぎる。
まさかこんな事になるとは、、予想できなぃー!!な緊張感をラストまでずっ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

特に大きなヤマやオチがあるわけでもない、そのかわり綺麗事一切なしの〝過去を乗り越えられない物語〟がズシンと重く響く。

フツーの映画ならアノ火事について首を突っ込んでくるヤツが出てきそうなものだが、誰
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.4

3人の外国人監督がそれぞれの視点で〝東京〟を切り取った短編作品集。監督も俳優もめっちゃ豪華!
ただ、こういう洒落っ気とシュールっ気と皮肉っ気が効いた作品を見た後は基本的に、「おお、、イケてるじゃん
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

物語の骨格がしっかりしてるから無茶苦茶なコント仕立てのストーリーでも全然話に入っていけるし、楽しめた。

唯一、マイムマイムの不思議なメロディで仲間が増えていくってくだりはさすがにどうかと思ったけど、
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.7

本作の許せない奴ランキングベスト3

3位 最後の最後までとことん自分のことしか考えない最低野郎、バス会社の常務のおっさん、に加勢した奴ら

2位 最後の最後までとことん自分のことしか考えない最低野
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

なんでベイビーこんな運転上手いの? なんならドライブはトラウマじゃないの? ところで君、編曲センスもすごいけど、車と音楽どっちの方が好き?
目まぐるしいベイビー・ドライビングの最中、そんな疑問と質問
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

まったく内容を下調べしないままに観た結果、、、、「エエェ〜ッ。怖いわァ〜」となってしまった。普通、被害者家族たちを復讐に呼び出したりするかねぇ。親切の押し売りにもほどがあるクムジャさん。

エグさ極ま
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自虐の詩(2007年製作の映画)

2.5

原作は大号泣したけれど、映画版はちょっとなぁ〜。
マンガ版の素晴らしさはあのヘタウマ(?)な絵によるところが大きいと思う。幸江とイサオの、不幸なんだけど幸せそうなあの感じ。何とも絶妙なあの画風。原作の
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.3

〝親友みたいな関係〟のセレステとジェシーの離婚を巡るお話。「下ネタ上等」なアート系カップルのふたりが泣いたり怒ったりと豊かな表情をみせるなか、最高の〝顔〟を画面いっぱいに映し出したのはジェシーの新妻・>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

主人公は24歳処女の地味でさえないヨシカ。同僚の「二」から受けた人生で初めての告白に浮かれるなか、中学から絶賛片想い中の同級生「イチ」と10年ぶりの再会! 物語は奇妙な三角関係へと発展し……!?

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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テンガロンハットに穴あきグローブ姿でナンパする武田鉄矢。カニ食って下痢になり車を降りる武田鉄矢。チンピラの車を蹴っ飛ばして殴られる武田鉄矢。
なぜか物語は必ず鉄矢の珍プレーから次の展開へと動き出す。
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン。ふたつの車がすれ違うのではなく、二手に逸れていくっていう演出が最高!!
大人なふたりだから、熟慮の末に決めたそれぞれの道。時間は決して戻らないといわんばかりに、まっすぐ進むか、脇に逸れ
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Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

2.0

あの天才的頭脳をもつ名探偵Lが
ピストル片手に全力疾走でライトを追っかける衝撃に2点。

Lay'sポテトチップスの袋にワンセグ隠すくだりがあったら4億点だったのにぃ!!!

息もできない(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


ユニの父親が、飯に猫だまし入れたな!? とちゃぶ台を返すシーンに、「よくカメラに汁飛ばなかったな!!」
覆面のサンフンと子供たちがじゃれてプロレスごっこするシーンに、「棒が目に当たって痛いんじ
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FAKE(2016年製作の映画)

3.8

夕飯時に暗がりのリビングでコップにパック入りの無調整豆乳を注いでは飲み干し、また注いでは飲み干す男、サムラゴーチ。とうとうパックが丸々一本空になったが、これは決して罰ゲームではない。
なぜ飲むのか。本
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

《最高にクールなクライム・ムービー》
《一攫千金の強奪マネーで逃げ切る》

公式ホームページでみた宣伝文句だけを頼りに鑑賞。結果、「思ってたのと全然違う!!」
と、いい意味で裏切られた。
超無計画アホ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

あんなにピエロが歯をむき出しにして怖がらせてくれたのに、目に焼き付いているのは青春恋愛? シーンの映像ばかり。
濡れ服の女子を直視できなかったり、お互いを意識している男女がチラチラ見あったりする。そん
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

キャスト全員最高!!!

あしたのジョーが大好きな自分としては、山田裕貴のウルフ金串感に燃えた。そしてラスト、菅田とヤンの一秒も瞬きできぬ戦いにドライアイ。そして多量の涙がそれをビチャビチャに濡らすほ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

蒼井優のあえぎ声はプライベート級の超絶演技。これ聞くために1800円払う価値ある。
逆に阿部サダヲのビジュアル的〝汚れ〟はちょっとオーバーすぎかな? とも。演技は最高だったけど。
松坂桃李は最高のハマ
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

1.0

過去の展開、トリックを全て未調理のままぶち込んでドロドロに煮込んだ乱作。
ノート6冊は多すぎ。ドラゴンボールじゃないんだからさぁ。
絶対に出てくると思った「計画通り」が失笑ものなのも予想通り。

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.3

ここまで「マスコミっぽい顔」の俳優たちを集められたことに、あっぱれ! めっちゃ粘り強く取材しそうだし、物書けそうだし。

編集部のチームワーク良くみえるのは、キャスト陣の人相が「ジャーリズム剥き出し顔
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