まえぴょんさんの映画レビュー・感想・評価

まえぴょん

まえぴょん

その日見たものを、そのときのテンションで

映画(559)
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.3

 男女の友情成立しない説を描いた『あと1センチの恋』である。まず友人同士のくせに常に顔が1センチの距離でどうする。日本でいったらすでに恋人同士じゃなきゃありえない距離感と関係性だし、「何でも相談できる>>続きを読む

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 シュールなコントが売りで、一部のお笑いファンに熱狂的な支持を得ている、ライブを中心に活躍するお笑い芸人が作った映像作品、ような作品。

 主演のおっさん、顔がまず怖い(都市伝説にある「夢に出てくる男
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 序盤のコメディ的展開に大いに期待を膨らませていたのだが……的一作。

 ボリウッドの名作「きっと、うまくいく」に寄せに行きすぎた副題「きっと、つよくなる」。ちょっと強引ではないだろうか? あんだけ無
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.3

『上の句』『下の句』からの、完結編『結び』というわけだが、、、こりゃもう3つ合わせて1つの傑作としか言いようがない。
 まず何がいいかって、スポットライトが当たるのは広瀬すずや真剣佑、松岡茉優といった
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 始まって早々、「私のことはレディ・バードと呼んでくれ」というヤバいお願い(親に対してまで)をしている時点で、こいつが相当ヤバい奴だということを一発で解らせる設定がまずヤバい。

 気になってレディ・
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

 当時、本作の劇場予告をみたときに「う〜ん、まぁ、これはスルーでもいいかな……」と感じたあの日の自分を褒めてやりたい。というのも、もし周りに他の観客がいたら「こいつ気でも触れたんじゃないか」と疑われる>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.1

「Netflixからアカデミー作品賞が出る!? それほどの大傑作」という半端ない触れ込み(日経エンターテイメントより)とともに、最大級の期待をもって鑑賞。

結論を先に申しますと、「オープニング100
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 迷子になってからの引き込まれ方が尋常じゃない。こりゃ絶対に最後まで見届けよう──となること必至の一作。

 子供時代に迷子になった経験は誰にでもあるだろうが、どうせでデパートで迷子になって大泣きした
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 七つの会議ねぇ……。あれ? 七つも会議あったっけ? ん? てかむしろ七つしか会議なかったんだっけ? 

 見せ方が上手く、スルスルと流れるように話が進みすぎて、いくつの会議だか忘れてしまう。別にいく
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.3

まず、謝りたいことがある。レディ・ガガさん、これまであなたのことをただの〝コスプレおばさん〟だと思っていました、すいません。

というのも、自分が中高生くらいのころ初めて『めざましテレビ』でレデ
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.5

 おおぅ!続きが楽しみだわぃ! 的な前編のテンションのまま続けざまにみると、ちょっと失速した感が否めないのが前半のくだり。いじめのエピソードや、実父のシーンとか正直、観ていて「いつになったら対局するけ>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.9

 あの原作を実写化するなら、桐山零役はビジュアル・キャラ的にも神木くんしかいない!! 
キャスティング会議で神木くんの名前があがったとき、全員が「見えるわぁ〜」「浮かぶわぁ〜」と声が上がった違いないだ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

とにかくただ一言、「優しいでやんの!!」

すごく穏やかに、静かな凪のようかつ、ゆっくり溶けていく春の雪のごとく(しつこい)明かされるダニエル・ブレイクの過去。その話運びのテンポがすごくかれの雰囲
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 特に考える意味がないので何も考えずに見れる作品。もしくは、観ている間は夢中でハラハラしてたけど、エンドロールが流れて落ち着いた瞬間に「色々とおかしくない?」と後で気づく作品。

〝権力者が隠滅したい
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

 物語の舞台(土台)があまりにも完璧すぎるじゃん? な一作。

 イタリアン・オシャレをここまでの音楽と映像美で見せつけられるとは! 西洋へのミーハー意識が強いジャパニーズなら卒倒モノの世界観。
 い
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早春(1970年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「好きか嫌いかは別として、名作感はプンプン伝わってきますわい」的オシャ映画。

 何がおしゃれかって、童貞主人公が高校を退学して『大衆浴場』で働き始めることからはじまるんだけど、まずもって仕事の概要が
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

4.0

あぁ、今回も(やっぱりどう考えても)こんな結末だったかぃぃ〜。

こういう邦画のヤンキーノワール系の映画はこれまでも見てきたし、ストーリーを追えば追うほどあのクズなふたりに愛着がわくのも知っていたし、
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

お得意の「金と薬に溺れるギャング興亡史」はなりを潜め、今回は宗教にまつわる〝考えさせられる〟お話を描いたスコセッシ。
〝没落ギャング〟ではなく〝転ぶキリシタン〟とな。パターンは同じでも、まるでトーン
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.4

 ホームパーティのテラスでさほど親しくもない人たちが、互いに気を遣いながらも徐々にこじれた展開になっていくというワンスチュエーションの、気まじぃ系コメディー。
〝来客がほとんど帰ったホームパーティーの
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

3.8

 放送20年後も経ってもなおファンイベントが盛況のギャラクシー・クエスト。そんだけ経っているのにファンの熱狂ぶりもすごい。
あんなペースでイベント開催されたら演者たちも「もうええわ」ってなるだろうけど
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.3

 はじめの20分くらいですでに限界だった……。これ劇場で見た人は、どんな100分間を過ごしたんだろう。自分だったら一回外出てラーメンでも食べてから(外国人観光客が行列をなす『一蘭』にあえて並んで)ラス>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 数年前に原作を読んだはずなのだが、ほかの本谷有希子作品とごっちゃになって、戯曲の『幸せ最高ありがとうマジで!』の映画化だと思って観にいっていた。なので、誠に勝手ながら、あれ? そんな話だっけ? と勝>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

 ラストのライブがやばいことは知っていたけど、、、おおおぉぉぉおい、予想を200パーセント超えてくんじゃねぇよ。
音響がすごい方のチケット取ったのもあってか、ライブ感が半端ないって!!
周りが合唱
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

いやぁ、全然いい作品なんだけど、どうもタイトルのイメージと内容とのギャップが半端ないので、納得のいかないモヤモヤ感がつきまとう。

蕎麦屋で「天ざる」を注文したのに「天丼、お待ちどおさまぁ~」って
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

4.1

このエモさの正体は一体何なんだろう。

冒頭に出てきたラブホテルの内装があまりにも昭和っぽいからだろうか、秋吉久美子が今はなきトルコ嬢というのもあってだろうか。とにかくエモい。その時代を生きた人でな
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

逆によくやったなこんなド王道!!
食でいったら素うどん。
世界の老若男女誰もが話の行方を読めてしまうはずなのだが、こんなにも感動するのは、やはりそれこそ王道ゆえだからでしょうか。

王道ゆえに対
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

笑いあり!涙あり!
……を謳っている作品はよくあるけど、、「ある日突然、家族の一員が自殺したら」という、ギガマック級に重いテーマでそれやる!?
かと思えば、まさかの笑いと泣きを両立させるという結果で
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砂の器(1974年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

たった一つの手がかりから、足で稼ぐ地道な捜査。事件の発生から解決までの一挙一動をここまでこと細かに描いた作品も、そうないだろう。

ただ、いくら丁寧に描こうと、謎解きそれ自体に納得いくかは別の話。
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


神経質なほどに整頓された洗面台の備品たち。シャワーを浴びる男の引き締まった肉体と、シェービングからフェイスパック(知らんがな)までに至る、美への異常なこだわり。
それでいて表面的には社会に溶け込めて
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5

愛くるしく光る目、味わいのあるくたびれた造形、もそもそとした動き……。人呼んで、くまのプー。ああ! クオリティの高さがすごい。
〝あの〟プーさんを満を持して実写化というだけあってさすが、の一言である
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銀魂(2017年製作の映画)

3.4

『2』の公開記念に先駆けて、テレビ放送されたものを録画して鑑賞。

映画館で見たらきっと、「う〜ん」な感想で終わったのかもしれないが、『めっちゃお金のかかったコント番組』としてみたら、それなりに満足
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 縮んだり戻ったりの緩急溢れるバトルが見ものだった1と比べて2は逆にウルトラマン化! あんな細か〜いユニークな戦闘がウリだったにも関わらず、今度は海にザバーンって。なんだその予想の裏切り方……おもろい>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.7

 今回のMVY(Most Valuable Yakuza)は西田敏行に決まり! 何かとストーリーを動かしているのは彼演じる西野だし、前作までと比べて寡黙ぎみなビートたけし(かつ声量も小さめ……)に代わ>>続きを読む

(2016年製作の映画)

2.8

 前から気になっていた邦画、そのタイトルは『光』。TSUTAYAで早速レンタルして帰宅したところ、気づいた。これ、『光』違いだわ、と。つまりタイトルが丸かぶりの別の作品を間違えて借りてしまいショック!>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

予備知識なし、予告編未見の厳戒態勢での鑑賞。37分ワンカットのシーンを見て、こう思った。
「ははーん…まぁ確かにすごい挑戦だし緊張感もあるけど、、そんなに騒ぐほどかねぇ~ 若干、粗っぽいのも目立ちます
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第9地区(2009年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

あまりこのジャンルの映画に対し大した知識もないので何とも言えないけど、いわゆる〝エイリアンもの〟において、ここまで正義感もへったくれもない利己的な主人公は見たことがない。
でも、もし同じ状況に陥っ
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